インターネットはスマホで足りるから、パソコンは必要ない、という人が増えています。ビジネスシーンでも、パソコンを使うのはデスクワークだけで、オフィスの外ではタブレットがメイン、という人もいます。

でも、出先で長文のメールや報告書を作成する必要に迫られると「やっぱりキーボードはほしいな」と思ってしまうのも事実です。そんなとき役に立つのが、軽量コンパクトなBluetoothのワイヤレスキーボードです。

ここではモバイルに最適なマウス不要のタッチパッド付きBluetoothキーボードについて解説します。

そもそもタッチパッドとはなにか?

パソコン用のタッチパッドは、ノートパソコンのキーボードに内蔵されているフラットなタッチセンサーのことで、マウスの代用となる入力装置です。

一般的なノートパソコンは付属のキーボードで文字やデータを入力しますが、マウスカーソルはマウスではなくタッチパッドで操作するのが基本です。

というのも、ノートパソコンは持ち運ぶアイテムなので、マウスは荷物になりますし、出先で使えるスペースがないことも多いからです。ノートパソコンのタッチパッドはタッチパネルのようなディスプレイではありません。

単に指が触れたことを感知するだけの平たいセンサーにすぎません。ユーザーはタッチパッドに触れた指先の動きで、ディスプレイ上のマウスカーソルを操作します。

それに対して、スマホやタブレットの場合はディスプレイ自体がタッチパネル式なので、キーボードやマウスは必要ないのがふつうです。そのためスマホやタブレットのディスプレイには、パソコンで使う矢印型のマウスカーソルは表示されません。

そこでマウスやタッチパッドつきのキーボードを接続すると、パソコンと同様のマウスカーソルが表示されるようになります。

bluetoothキーボードとタッチパッド

BluetoothキーボードはBluetoothという無線通信技術を採用した、ケーブル不要のワイヤレスキーボードです。

タッチパッド付のBluetoothキーボードは、モバイル機器との接続を想定した小型軽量のモデルが多く、タブレットやスマホを立てられるスタンド機能を備えたモデルもあります。

そこにタブレットを立てると、ほとんどノートパソコンのような感覚でタイピングすることができます。しかもタッチパッドがあればマウスは不要。使い終えたらキーボードとタブレットをバッグに収めて、スマートに持ち運ぶことができます。

デスクトップパソコンの場合でも、キーボードをBluetoothタイプに交換すればケーブルがなくなって、作業スペースがすっきりします。パソコンを使わないときはキーボードを引き出しに収めてしまえばますます机が広くなり、仕事に集中することができます。

タッチパッド付Bluetoothキーボードの選び方

タッチパッド付Bluetoothキーボードはモバイル端末向けのワイヤレス機器ですが、接続するデバイスによっては対応できない場合があります。またキーボードの配列もサイズによってちがいますので、ご自分の目的に合った製品を選んでください。

選び方①:デバイス

タッチパッド付Bluetoothキーボードは、Bluetooth対応のパソコンやモバイル端末にワイヤレスで接続する入力機器です。

パソコンで利用する場合は、パソコン側がBluetoothに対応している必要があります。スマホやタブレットなどのモバイルデバイスはほぼ全てBluetoothに対応しています。

ただし「モバイル」とひとことでいっても、Android、Windows、AppleなどさまざまなタイプのOSがあります。機種によっては正常に動作しなかったり、文字入力が思うようにできないことがあります。

Bluetoothキーボードを選ぶときには、ご自分のモバイル端末に対応しているかどうかを確認しましょう。

選び方②:キーボードの配列

Bluetoothキーボードはサイズによって文字配列が変わる場合があります。特にコンパクト性を重視したモデルではテンキーがないのはあたりまえで、日本語配列ではなく英語配列になっていたりします。

キーボードにひらがな印字がないものも多く、あっても最上段のキーが小さい場合もあります。

ローマ字入力の人にとって最上段のキーは使用頻度の低い数字キーですが、ひらがな変換派にとっては「ぬふあうえおやゆよわほへ」などの「かな入力」キーになるため、最上段のキーが小さいとタイピングに苦労することになります。

キーボードを購入するときは、ご自分の利用法にマッチするかどうかをしっかり確認したうえで選ぶようにしましょう。

選び方③:キーの位置

モバイル性重視のBluetoothキーボードを選ぶポイントは、文字配列だけではありません。

小型キーボードは、限られたサイズのボディにキーを配置するため、キーとキーの間隔(キーピッチ)がせますぎたり、キーの大きさが不ぞろいだったり、EnterキーやShiftキーなどの位置がちがっていたりします。

キーの配置やピッチがちがうと、タイピングしにくいキーボードになります。キーピッチはキーボードの仕様表に記載されている場合もありますが、実物に触れてみないとタイピングのしやすさはわかりません。キーボードは通販に頼らず、ショップでタイピングしやすい製品を選びましょう。

おすすめのタッチパッド付Bluetoothキーボード

エレコムTK-FLP01PBK

エレコムTK-FLP01PBKは本を閉じるように折りたたむことができる、モバイル用のワイヤレスBluetoothキーボードです。

たためばポケットに入るコンパクトサイズですが、キー配列は6列の本格的な日本語配置で、キーピッチ19mm、キーストローク2mmを確保。キー方式にはノートパソコンと同じパンタグラフ式を採用しています。

モバイル用とは思えないしっかりした打鍵感が楽しめます。キー配列はWindowsとAndroid、iOS用にボタンで切り替えて対応するので、どのOSでもキーの印字通りの入力が可能です。

ただしタッチパッドはiOSには対応していません。専用の保護ケースはしっかりしたプラスチック製で、開くとタブレットスタンドになります。マルチペアリングは3台まで。ボタンで切り替えて対応できます。

Ewin 8-8.9インチタブレット汎用 キーボードケース

Ewin 8-8.9インチタブレット汎用 キーボードケースは、型番どおり8から8.9インチのタブレットに対応するブックケース型のBluetoothキーボードです。

対応OSはAndroidとWindows。こちらもパンタグラフ式のキーを採用しており、打鍵感の良さと耐久性の高さがメリットです。さらにマウス操作が指先でできるマルチタッチパッドを搭載しており。キーボードは脱着可能で、取りはずしてパソコンの外付けキーボードとしても活用できます。

タッチパッド付きBluetoothについてのまとめ

  • スマホやタブレットにタッチパッド付きBluetoothキーボードを接続すると長文入力が楽にできるようなります。
  • モバイル製を重視したコンパクトサイズのBluetoothキーボードは、キーの配置や配列が通常とはちがう場合があります。
  • Bluetoothキーボードはデバイスによって使用できない場合があります。