腕時計ブランド モリッツ グロスマンとは
MoritzGrossmann(以下 モリッツ グロスマン)は1854年にグラスヒュッテという町にモリッツ・グロスマン時計製造会社を設立され、現在も多くの方々に愛用されております。
MoritzGrossmannの由来は設立者のカール・モリッツ・グロスマンからきており、1866年には自由アンクル式脱進機の論文がロンドンの英国時計協会主催のコンテストで最優秀賞も受賞しています。
会社を設立したグラスヒュッテはドイツにおかる原点だけではなく自らの故郷でもあり、地域プロジェクトを支えて1866年から1878年まで市参事委員を務め、ザクセン王国議会の議員にも選ばれる程の実力者でした。
MoritzGrossmannでは手作りという概念を守り続け、どんなに精密で微細であっても全て人の手によって仕上げられております。
各工程はすべてグラスヒュッテのマニュファクチュール内で行われ高度な仕上がりを保ち、守り続けたノウハウの結晶となります。また、ムーブメントの設計技師は3次元設計ソフトを用いて精巧に改良が可能になっております。
時計はプロトタイプが作られますが、すべて手で作られており、スムーズに動くか検証されスタッフの意見を交えながら作業が行われております。
グロスマンの針は美しい彫刻を思わせるもので、その美しい針には秘密がありダイヤモンド製のやすりを使った研磨や直火にかざして発色させる焼き戻し等の加工技術が使われて仕上げられています。手間暇を惜しまない姿勢が格別の針を生み出しております。
モリッツ グロスマンのつくる時計の特徴
モリッツ グロスマンの主な代表シリーズはベヌーシリーズ、アトゥムシリーズ、テフヌートシリーズとなっております。
ベヌーシリーズはマニュファクチュールにおいて再生のシンボルになっており、200個に及ぶ手作りの部品がかみ合っていて、ダイヤルの上部にロゴが入っており、スモールセコンドのサブダイアルが6時の位置に置かれています。
反射防止コーティングを施したサファイアクリスタルのシースルーバック越しに精密な部品が眺められるようになっているのも特徴です。
アトゥムシリーズは純粋な美しさにこだわりがありシンプルですが、手作りの高品質でディテールが気品あるもので惹きつけられます。またテフヌートモデルはメンズ向けのシリーズとなっております。
アトゥムシリーズはスリムなシルエットで馴染みやすく、先端は繊細な に研ぎ澄まされた木の葉型の針をしているのも特徴です。すべての製品のエッジは木製の回転盤もしくは手で45度に面取りされており、耐久性も備えてあります。
モリッツ グロスマンの腕時計のおおまかな価格帯
MORITZ GROSSMANN(モリッツ グロスマン)の腕時計 価格帯
\1,000,000~\5,000,000
モリッツ グロスマンの代表モデルの価格帯が安いもので100万程で、高いもので500万前後となっております。
アトゥム・パワーリザーブは421万前後となっておりマニュファクチュールキャリバー100.2のムーブメントであり、色合いがブラウンとなっております。
テフヌート・ピュアは135万前後でマニュファクチュールキャリバー202.0のムーブメントでステンレス製のインデックスでスチール針となっております。
ベヌー・パワーリザーブは421万前後であり、シルバー無垢のダイヤル、自社製のスチール針となっております。
全て日常生活防水かつ手巻きとなっております。
また、日本限定モデルであるアトゥム・エナメルジャパンリミテッドも発売され400万前後となっており、各7本の限定製品で懐中電灯を彷彿させる雰囲気の時計となっています。シンプルでお洒落なものが多いので年齢問わずおススメです。