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腕時計ブランド SWATCH(スウォッチ) とは
SWATCHの創業は1983年と時計メーカーとしては、新しい企業です。
しかし、SWATCHがメインとなる「SWATCHグループ」は世界最大の時計製造グループであり、2010年の売上高は約7,110億円(61億8千万円スイスフラン)という超巨大企業です。
新しい企業であるSWATCHがこれだけの規模に成長できたのは、グループ傘下に世界的高級腕時計メーカーを数多く抱えているためです。ブレゲ、ハリー・ウィンストン、オメガなど、時計好きでなくとも一度は名前を聞いたことのあるメーカーが揃っています。
1960~70年代、世界の時計業界に大きな波がありました。それは日本の時計メーカー「セイコー」の躍進です。セイコーは日本製のクオーツ時計特有の、低価格と正確さを武器にマーケットを一気に広げ、時計の名産地であるスイスメーカーを圧倒しました。スイスの時計メーカー各社は、セイコーに対抗すべくSWATCHを中心に「SWATCHグループ」を創業します。
グループの中心ブランドであるSWATCHは、これまでのスイス時計には無かった独自のスタイルを展開しています。それまで一般的だった機械式では数百のパーツが必要だった中で、「システム51」と呼ばれる51個のパーツだけで作られるクオーツ時計を発表します。
さらに、スイス時計=手作りで生産コストが高いという常識を覆し、生産を完全に自動化するという革命を起こしました。
SWATCH(スウォッチ)は、スイスの伝統的な時計作りに革命を起こしながらも、SWATCHグループとして老舗メーカーを守る親分的な存在です。
SWATCH(スウォッチ)のつくる時計の特徴
SWATCH(スウォッチ)は、春夏と秋冬の年2回のコレクションで新作を発表し、同じモデルは2度と出さないという販売スタイルをとっています。そのため、市場には膨大な種類のSWATCHシリーズが流通しています。今回はこれまで発表されたSWATCHの中でも、特徴的なデザインを持ったモデルを2つ紹介します。
スウォッチのTIME TO SWATCHモデルの特徴
「IME TO SWATCH」はSWATCHの原点とも言えるシンプルさを徹底的に追求した2017年春夏のモデルです。
ベルトや盤面の配色はカラフルなデザインが多いですが、盤面に書かれる時刻は1から12までの数字というシンプルで普遍的な仕様になっています。
スウォッチのIRONYモデルの特徴
「IRONY」は名前の通り金属製のケースを採用したモデルになります。
SWATCHと言えば、プラスチック製でカジュアルな印象が強いという印象を持っていると思いますが、IRONYはエレガントなスタイルにも合わせられる有能さが特徴です。
SWATCH(スウォッチ)の腕時計のおおまかな価格帯
SWATCH(スウォッチ)
¥6,500~¥35,000
SWATCH(スウォッチ)の腕時計の価格帯は、基本的に低めで6,500円~35,000円程度になっています。どのデザインでもほとんど価格が変わらないので、気に入ったモデルがあったら気兼ねなくチェックしてみましょう。
TIME TO SWATCHは6,500円~35,000円前後になります。カジュアルな服装にフィットする現代的なデザインから、スーツスタイルに合わせても問題無いちょっと真面目なデザインまで、豊富に取り揃えています。
IRONYは13,000~23,000円前後になります。マッチョな男性の腕にあっても見劣りしないゴツ目のデザインから、女性のエレガントなドレススタイルにもマッチする華やかなデザインまで22種類のラインナップが存在します。