こちらの記事は2019年2月15日の記事を2020年10月11日に加筆修正いたしました。

加筆修正箇所
・テンキーレスキーボードがおすすめな人を追記いたしました。
・以下の項目を加筆修正いたしました。
テンキーレスキーボードのおすすめ
ゲーミングテンキーレスキーボードのおすすめ

この記事では、テンキーレスキーボードとはなにかや、選び方、おすすめのメーカー・モデルを解説します。

パソコン作業をする机の上は 書類・筆記用具に加えて、機器のケーブルなどがあるため、なにかとゴチャゴチャしやすいです。

物で溢れた卓上にキーボードを置くとなると更にスペースも狭まるため、窮屈な中での作業を強いられてしまうでしょう。

しかし、テンキーレスキーボードであれば通常のキーボードよりコンパクトであるため、狭い空間でも作業を行いやすくする事が出来ます。

この記事を読むことで、自分に合ったテンキーレスキーボード購入の検討が出来ます。

テンキーレスキーボードとはなにか?

テンキーレスキーボードとは、一般的なキーボードの右側に配置されているテンキー(数字キー)が省略されたキーボードの事です。

一般的なキーボードは100以上のキーがあるのに対して、テンキーレスキーボードは90前後のキー数であるため、中には横幅が10センチ以上短くなるモデルも少なくありません。

数字入力が必要な場合は、キーボード上段のキーでも十分代用できるため、テンキーをあまり使わない方や、コンパクトなキーボードを探してる方におすすめです。

テンキーレスキーボードがおすすめな人

テンキーをあまり使わず、デスクが狭いと普段感じている人にはテンキーレスキーボードがおすすめです。

テンキーレスキーボードにするだけでも、マウスを最低限動かせるほどのスペースを確保することができるでしょう。

また、パソコンを色々な場所に持ち運んで使いたい方にもテンキーレスキーボードはおすすめです。

最近は、タブレット端末で仕事をする場合を想定した、よりポータブルなデザインのテンキーレスキーボードも増えています。

持ち運びやすい上、机のスペースが狭くても使用できるため、カフェなどの外出先で仕事をしているという人にもテンキーレスキーボードはおすすめです。

テンキーレスキーボードの選び方

接続方式で選ぶ

テンキーレスキーボードは、まず接続方式で選ぶのがポイントです。

テンキーレスキーボードの接続方式には、一般的なキーボードと同じように、有線タイプ・無線タイプ・両方に対応しているタイプの3つがあります。

有線タイプのほとんどは「usbType-A」を使用しています。

ワイヤレス接続方式よりもリーズナブルなものが多く、遅延の心配がないため、有線は人気の接続方式です。

ワイヤレスタイプは大きく2種類に分けることができます。

1つはパソコンにレシーバーを挿して使用する「usbレシーバー」タイプで、2つ目はBluetooth機能を利用して接続する「Bluetooth接続」タイプです。

Bluetooth接続タイプはレシーバーが不要ですが、Bluetooth対応端末でないと接続できない事に注意が必要です。

サイズで選ぶサイズで選ぶ

テンキーレスキーボードはサイズで選ぶのもポイントです。

一般的なキーボードと比べて、テンキーが省略されている分コンパクトな事が特徴ですが、同じメーカーのものでもモデルによっては微妙にサイズ感や重さが異なります。

持ち運びに特化したモバイル端末として使用するなら、200グラム前後の軽量モデルがおすすめです。

キーボードのサイズは、キーピッチ(キーの中心から隣のキーの中心までの長さや距離のこと。)や、キーの配列によっても左右されます。

カフェなどの外出先での作業が多い人は、できるだけコンパクトで軽量サイズがおすすめです。

決まった場所での使用では、サイズにこだわらず、打鍵感など含めタイピングしやすいサイズのキーボードがおすすめです。

キー配列で選ぶ

自分に合ったキー配列で選ぶのもテンキーレスキーボード選びのポイントです。

テンキーレスキーボードのキー配列は、大きく2種類に分けられます。

日本語配列の場合、キーボード右側のEnterキーが大きめの仕様になっており、キートップの文字プリントはアルファベットの他にひらがなが表記されています。

英語配列の場合は、カタカナ/ひらがなや、半角/全角・変換・無変換などのキーがなく、Enterキーも小さめであることに注意が必要です。

プログラミングなどの作業であれば英語配列が便利ですが、通常の文字入力であれば日本語配列の方が使いやすいでしょう。

テンキーレスキーボードのおすすめメーカー

東プレ

東プレ株式会社はRealforceシリーズが有名なメーカーで、種類が多く、モデルはどれを選べばよいのか迷ってしまうほど多岐に渡ります。

Realforceが採用している静電容量無接点方式スイッチは、物理的に電気接点が無いため接触による劣化・摩耗の心配がありません。

耐久性が高いモデルが多いことも魅力でしょう。

そしてタイピングに重要な打鍵感には、「ソフトタクタイルフィーリング」と呼ばれるソフトなタッチ感があるのが魅力です。

カチっとした感触がありながら、底まで押し込む必要のないスイッチであるため、指が疲れにくいのが特徴です。

ロジクール

ロジクールはラインナップが豊富であるため、様々な用途に合わせてモデルを選ぶ際におすすめのメーカーです。

パソコン周辺機器を数多くリリースしているメーカーでもあるため、ヘッドセット〜マウスパッドまでロジクール社製で全て統一することもでき、すぐにゲーミング環境を整えたいという人にもおすすめです。

価格帯もリーズナブルで購入しやすいものから、ゲーミングに使われるハイスペックな高額商品まであります。

ロジクール独自の「Unifying」という通信規格を使用することで、対応しているマウスとキーボードを一つのレシーバーでの接続できるのも便利でしょう。

テンキーレスキーボードのおすすめ

Vortexgear Tab75は有線・無線どちらでも使える

Vortexgear Tab75は、有線・無線の両方に対応するテンキーレスキーボードです。

無線接続モードは、PCやタブレットなど4台の機器とペアリングできる「マルチペアリング機能」を搭載しています。

有線接続の際はUSB-Cケーブルを使い、ケーブルは着脱式であるため無線使いをする場合も気になりません。

一般的なテンキーレスキーボードに比べて、占有面積が約15%削減されている本体デザインも特徴で、デスクトップ上のスペースを更に有効利用することが出来ます。

テンキーレスの省スペース性を更に高めたい方におすすめです。

Razer BlackWidow Liteはコンパクトでも機能が多彩

Razer BlackWidow Liteは、コンパクトなデザインに多彩な機能性が備わっていることが特徴です。

Razer独自のメカニカルスイッチは、タッチ触感がありながら、静音性を高める「Oリング」が採用されているため、押した感触がありながら静かに作業する事ができます。

キーには個別で明るさを制御できるバックライト機能が付いているなど、カスタマイズ性能があるのも魅力です。

ゲーミングテンキーレスキーボードのおすすめ

Razer Huntsman Tournament Editionは反応速度が速い

Razer Huntsman Tournament Editionは、従来のメカニカルスイッチよりも15~30%も入力距離を短縮した「アクチュエーションポイント」により、素早い反応速度を実現しています。

速いキー入力ができるため、コンマ数秒で勝負が決まる対戦ゲームでも優位に立つことが出来るでしょう。

エレコム TK-ARMA30は装甲を思わせるデザインが特徴

エレコム TK-ARMA30は、イタリア語で「武装」を意味する「ARMA」の名を持つモデルで、装甲感を感じさせる本体デザインが特徴です。

FPSゲームの操作中に誤入力の原因になりやすい、変換や無変換ボタンをなくし、ゲームで多用されるスペースキーを可能な限り伸ばして入力しやすくしたオリジナルの配列を採用しています。

キーそれぞれに赤色LEDが搭載されており、専用ソフトウェアによって光り方や、明るさなどを調整可能です。

テンキーレスキーボードについてのまとめ

  • 作業スペースを広く使いたいという人にはテンキーレスキーボードがおすすめです。
  • テンキーレスキーボードを選ぶ際のポイントは、接続・サイズ・配列の3つです。
  • レシーバーを挿して使用する「usbレシーバー」タイプと レシーバー不要の「Bluetooth接続」タイプがあります。
  • モバイル端末として使用するなら200グラム前後の軽量モデルがおすすめです。
  • キー配列はプログラミングなどの作業なら英語配列が便利ですが 通常の文字入力であれば日本語配列の方が使いやすいでしょう。