こちらの記事は2019年10月8日の記事を2020年5月25日に加筆修正いたしました。
加筆修正箇所
・おすすめの指マウスを2020年5月25日の情報に更新いたしました。
この記事では、指マウスの特徴や選び方、おすすめのモデルについて解説します。
この記事を読むことで指マウス購入の検討ができます。
目次
指マウスとはなにか?
指マウスとは、「リングマウス」とも呼ばれ、PCのカーソル操作を手指に装着した本体で行うことのできる入力デバイスです。
通常のマウスは卓上での操作が必要ですが、指マウスは指にはめて使い、設置面が無くとも操作を行う事ができます。
指マウスのメリット
指マウスは、離れた場所からでも場所を選ばずにPCの操作ができるのがメリットです。
通常のマウスは卓上に置いて操作をする必要がありますが、指マウスは指に装着したリングが無線でPCと繋がるため、リングを指でなぞったり、内臓のトラックボールを操作したりすることでカーソル操作を行えます。
指マウスにはボタンが付属しているため、通常のクリック操作なども可能です。
また、通常のマウスの場合、長時間使用すると手首や腕の痛みや肩こりなどの原因になる場合もあるでしょう。
指マウスは指のみで操作できるため、長時間の使用でも肩こりなどの原因になりにくいというメリットもあります。
指マウスの選び方
指マウスにはいろいろな種類の商品があります。
種類によって、操作形式やPCとの接続方式などに違いがあり、使い勝手も商品によって異なるため、以下のポイントに注意が必要です。
操作形式で選ぶ
指マウスは操作形式で選ぶのがポイントです。
指マウスの操作形式には、大きく分けてカーソルセンサー、トラックボール、オプティカルの3種類があります。
カーソルセンサー方式は、指マウスに設置されたセンサーパネルを指でなぞればカーソル操作ができる方式です。
カーソルセンサー方式の指マウスは、小型なモデルが多いため、指に装着したままキーボードの操作を行う事ができます。
トラックボール方式は、指マウスに内蔵されたボールをくるくると親指で操作する方式で、安定して操作しやすい事が特徴です。
オプティカル方式は通常のマウスと同じ操作方式で、光の反射により、操作表面上の凹凸に基づいて動作を感知します。
オプティカル方式は価格が安いですが、本体が大きいため、指に装着したままのキーボード操作するのには向いていません。
接続方式で選ぶ
接続方式で選ぶのも、指マウス選びのポイントです。
指マウスとPCの接続方式には、無線接続と有線接続の2つのタイプがあります。
それぞれの接続方式にはメリット、デメリットがあるため、自分の使用方法をよく吟味して、自身にあった接続方式の指マウスを選ぶことがおすすめです。
無線接続タイプは、PCとの無線通信で接続することでケーブルなどの煩わしさから開放されることがメリットですが、指マウス自体の電源が必要なため、電池が必要であったり、充電が必要であったりすることがデメリットです。
電池式の場合は電池の分重量も重くなるため、無線接続タイプを選ぶ場合は、電池を含んだ総重量にも注意が必要でしょう。
有線接続タイプは、USBケーブルでPCと接続して電源を確保するため、電池切れの心配がありません。
しかし、有線接続タイプは常にケーブルが繋がっているため、自由な操作の邪魔になってしまう場合があります。
おすすめの指マウス
UNIQ MAT001GBはPowerPointに便利
UNIQ MAT001GBは、PowerPointに対応しており、スクロール操作でページ移動を簡単に行えるのが魅力です。
また、2.4GHzのワイヤレス接続により、最大10m圏内で自由に操作できるため、プレゼンの際や、広いリビングでの使用などで、PCから離れても安心して使えます。
本体に備えられたトリガーボタンとトップボタンには、左右クリックや「戻る」「進む」の操作ボタンを簡単に設定できるのも魅力でしょう。
自分にとって使いやすい操作感を実現することができます。
ELECOM M-MT2BRSBKは静音性が高い
ELECOM M-MT2BRSBKは、静音スイッチを採用しているため、クリック操作時に音が鳴らず、静かな場所でも使う事ができます。
一般的なマウス操作以外にも、ネット検索の際に便利な「進む」「戻る」操作を行えるボタンが付いているのも魅力です。
操作用のボール部分は手軽に取出すことができるため、内部に溜まったごみを定期的に掃除する際もストレスが少なくすみます。
Groovy GM-OPTB02Wはトリガー式のボタンが便利
Groovy GM-OPTB02Wは、トリガー式の操作ボタンにより、引き金を引くように操作できるのが特徴です。
左クリックはトリガーボタンで行い、親指を置く部分には右クリックの操作ができるボタンが配置されています。
本体デザインはコンパクトかつ握りやすい形状であるため、好きな場所や好きな姿勢でネット閲覧を行うことができます。
JustSystems YEP-034は超小型で軽量
JustSystems YEP-034は、小型軽量であるため、指に装着したままキーボード操作などもできる指マウスです。
Bluetooth接続であるため邪魔なコードが無く、フル充電で約5時間もの連続使用できます。
超小型ながらも、本体には5つものボタンが付いており、右クリック、ホイールボタン、上ボタン、下ボタン、センサーボタンなどが割り当てられています。
センサーボタンは、ボタン上で指を動かすだけでカーソル移動の操作が可能です。
サンワダイレクト 400-MA077は機能性の高い品
サンワダイレクト 400-MA077は、重量がわずか12グラムであるため、手指への負担がほとんどありません。
超小型ながらもボタンが5つもあるため、寝っ転がってブラウザを操作する場合や、プレゼンの際に使用するのにも便利です。
好みに応じてボタン機能の割り当てをカスタマイズできるため、自分の使用感に合わせて利用することができます。
充電式であるため、煩わしいケーブルからも開放され、快適に利用することが可能です。
設定によりマウスカーソルのスピードなども調節でき、充電の状況もLED表示によってひと目で確認できるなど、使い勝手のよさも持ち合わせています。
指マウスについてのまとめ
- 指マウスはマウスを指に装着してパソコンから離れたところからでも操作できます。
- 指マウスは手や肩などへの負担も少ないことがメリットです。
- 指マウスにはカーソルセンサー、トラックボール、オプティカルの3つの操作形式があります。
- 指マウスは有線接続と無線接続の2種類の接続方式があります。