プリンターの中でも、サイズが小型なタイプのものを「小型プリンター(コンパクトプリンター)」と言います。

プリンターと言えば大型で重く、持ち運びや移動させることが大変といったイメージを持つ方も多いでしょう。

また、自宅などそれほど広くないスペースで利用する時は、専用の設置場所を確保するのも一苦労です。

そのようなお悩みを抱えている方におすすめなのが小型プリンターです。

この記事では、小型プリンターの解説や商品選びのポイントや、おすすめ商品の解説をします。

小型プリンターとはなにか

小型プリンターとは、持ち運び可能な小型・軽量のプリンターのことです

通常のプリンターと比べ、小型・軽量でポータビリティが高いため、持ち運びが容易にできます。

また、省スペースで設置できるので狭い場所でも設置可能です。

用紙サイズは大きく分けて2種類あり、旅行先などで鮮明な写真を印刷するのに便利な小さなフォトプリンターと、ビジネスシーンで便利な最大A4サイズまでを印刷できるタイプの小型プリンターです。

モバイルプリンターとの違い

小型プリンターの中でも持ち運びに特化した、より小型・軽量のタイプをモバイルプリンターと呼びます。

モバイルプリンターの中にはビジネスバッグに入るほどサイズの小さいものもあり、カバンに入れたまま手軽に出張先や営業先へ持ち込むことも可能です。

また、電源がバッテリー式のモバイルプリンターも多く、バッテリー内蔵式のモバイルプリンターはこまめに充電する手間はあるものの、電源の確保が必要ないため、より手軽に持ち運ぶことができます。

小型でのデメリット

便利な小型プリンターですが、小型ならではのデメリットもあります。

用紙サイズが固定である

小型プリンターは大きさが限られているので、多様なサイズの用紙をセットすることができません。

最大でもA4サイズの製品がほとんどですので、大判の印刷をすることはできません。

インクも小型になってしまう

フルカラーを印刷できるインクジェットタイプのプリンターでは、インクカードリッジをプリンターにセットして使用します。

多くの小型プリンターは大容量のインクカートリッジに対応していないため、比較的早くインクが無くなってしまいます。

プリンターの純正のインクは値段が高く、頻繁にインクの交換が必要な小型プリンターでは、ラインニングコストが高くなってしまうといったデメリットもあります。

小型プリンターとモバイルプリンターの選び方

用途でプリンターを選ぶ

商品選びのコツは、用途によってサイズや機能を絞る事です。

現在では様々な小型プリンター・モバイルプリンターが発売されていますので、用途によって自分の欲しい製品を絞っていくことが重要です。

例えば、資料の印刷を主とする目的なのであれば、A4の印刷が可能であることに加え印刷スピードを重要視したプリンターが良いでしょう。

一方、写真の印刷が主な目的である場合は、写真の印刷に特化した鮮やかな色彩を印刷できる小型フォトプリンターがおすすめです。

また、Wi-FiやBluetoothが搭載されているプリンターであれば、タブレットやスマートフォンから無線で印刷することができるので、フットワークの軽い印刷が可能です。

他にも、屋外や訪問先での使用が多い場合には、コンセントでの電源供給が不要な、バッテリー稼働タイプがおすすめです。

更に持ち運びに特化させるなら、後述する感熱式タイプのプリンターを選ぶなど、用途にあった製品を選ぶことが重要です。

対応インク・印刷方法で選ぶ

小型プリンターの印刷方法は大きく分けて、現在主流の「インクジェットタイプ」と、専用の感熱紙を使った「感熱式タイプ」の2種類あります。

インクジェットタイプがフルカラーの印刷が可能なのに対し、感熱式タイプは特殊な製品を除き、基本的にはモノクロ印刷です。

現在の主流はインクジェットタイプですので、オフィスでの設置や家庭用など多様な用途で使用する場合には、インクジェットタイプをおすすめします。

一方、感熱式タイプとは、「感熱紙」と呼ばれる熱で発色する特殊な紙を利用して印刷する方式です。

身近な例で言うと、レジスターから出るレシートやFAXなどに使われている印刷方式が感熱式タイプです。

感熱式タイプはインクのセットが不要であるなど、構造上でもインクジェットタイプよりシンプルであるため、非常に小型化できることが特徴です。

ビジネスシーンで、営業先での説明資料や契約書に使用するなど、持ち運びのし易さが重視され、印刷物もモノクロ印刷で十分といった用途には、感熱式タイプがおすすめです。

モバイルプリンターのおすすめ

エプソン モバイルプリンター A4 インクジェット スマホプリント PX-S05B

エプソン製で1.6kgと非常に軽量なモバイルプリンターです。

印刷スピードがそれほど早くない分、バッテリーが標準で内蔵されておりUSBでの給電も可能などモバイル性が非常に高く、持ち運びに向いています。

また、液晶パネルでの操作が可能なので、外出先でのWi-Fi接続の設定に手間取ったりする心配も少なくなるでしょう。

brother A4モバイルプリンター PocketJet PJ-623

モノクロ印刷の感熱式タイプの人気モバイルプリンターです。手差しとロール紙に対応しています。

非常にコンパクトで持ち運びしやすいく、印刷速度も早いので出張先や営業先での資料印刷などに活躍してくれます。

FUJIFILM instax SHARE SP-2

スマートフォン用のフォトプリンターの2019年3月現在のAmazonベストセラー商品です。スマートフォンで撮った写真をその場で、プリントアウトすることができます。

プリンターというよりもインスタントカメラの写真といったイメージで、用途は限られていますが、旅行先やパーティなどのシーンでの使用におすすめです。

家庭で使える小型プリンター

Canon インクジェットプリンター PIXUS iP110 モバイルコンパクト

Canon製の、A4サイズの印刷にも対応したモバイルプリンターです。小型の割に多機能で、Wi-Fiに対応しているので、タブレットやスマートフォンからワイヤレスで印刷ができます。

また、標準ではAC電源のみですが、別売りでモバイルバッテリーにも対応しています。

HP OfficeJet 250 Mobile AiO

ヒューレットパッカード製の人気商品で、モバイルプリンターの中では大き目の部類ですが、タッチパネル式のディスプレイがついているので、直感的な操作が可能なのが特徴です。

印刷スピードも速く、全体的に高性能にまとまっていて、家庭での据え置き機としても活躍してくれます。

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小型プリンターのまとめ

  • プリンターの中でも、小型・軽量で持ち運びが容易で、省スペースでも設置可能なタイプを小型プリンターといいます。
  • 小型プリンターはその小ささから、大判の印刷ができない事や、インクによるランニングコストが高くなる傾向がある。といったデメリットがあります。
  • 現在では様々な機能がついた小型プリンター・モバイルプリンターが販売されていますので、用途に応じた製品を選ぶ事が重要です。