スマホやタブレットの普及とともに、モバイルプリンターの需要が高まっています。

若年層には、スマホ用のフォトプリンターが大人気ですが、ビジネス用途では、A4サイズに対応できるポータブルプリンターの販売が好調です。
そこで、ここではビジネス向けのモバイルプリンターを中心に解説していきます。

モバイルプリンターとは

まず、ノウハウ・初心者向けの情報をご紹介いたします。商品の紹介を先に知りたい方はこちらをクリックしてください。

A4対応モバイルプリンターのおすすめ

モバイルプリンターとは、好きな場所に移動して印刷できる軽量コンパクトなプリンターのことをいいます。

対応用紙や本体サイズの決まりはありませんが、用紙は最大A4サイズまで、重量はプリントヘッドやインクを含めて2kg以下のモデルが中心です。

モバイルプリンターは小型軽量で耐振動性が高く、バッテリー駆動も可能で、無線LANやモバイル専用アプリに対応していて、スマートフォンやタブレットとワイヤレス接続でプリントできる、といったメリットがあります。

一方で、本体を軽量小型化するために給紙トレイを省略したり、両面印刷にも対応できない仕様だったり、印刷速度が遅いなど、機能性では据え置き型に及ばないことも特徴のひとつです。

モバイルプリンターの選び方

コンパクトで持ち運びに適したモバイルプリンターは、デスクに置いても場所を取らないというメリットもあります。購入する際は、以下の選択ポイントを参考にして、皆さんの用途に合ったモデルを選びましょう。

用途で選ぶ

業務用のモバイルプリンターは、おもにレストランや小売店のレシートをその場で客に発行したり、保守点検サービスや営業などでクライアントを訪問した際に、見積書や伝票をその場でプリントアウトするために用いられます。

また、ふだんはプリンターを持ち歩かない人でも、職場で複合プリンターを共有している環境で、たまにプライベートなプリンターが必要になる場合は、コンパクトなモバイルプリンタを購入して、使わないときは引き出しに入れておけば、必要なときに役立ちますし、机のスペースが無駄になりません。

このように、モバイルプリンタは手軽に持ち運びができることと、サイズがコンパクトで場所を取らないという2つのメリットを備えています。
その特徴を生かして、さまざまな用途で利用することが可能です。

印刷方式

ビジネス向けのモバイルプリンターはインクジェット式と感熱式に大別できます。

インクジェット式

インクジェット式はカラープリンターでは最も一般的なタイプで、液体インクをノズルから紙に吹き付けて印刷します。
高品質のカラー印刷が可能で、本体価格も安く、種類も豊富です。

ただし純正の交換インクは価格が高いモデルが多く、安価な互換インクは動作保証ができません。
そのためランニングコストは比較的高い傾向にあります。

購入の際は本体価格だけでなく、純正インクの価格もチェックすることをおすすめします。

感熱式

感熱式は熱で黒く発色する感熱紙を使って、ヒーターで印刷するプリンターで、サーマル式とも呼ばれます。

インクが不要で構造が簡単なため、インクジェットプリンターよりもコンパクトで、ランニングコストも低く抑えることができます。
デメリットはZINK方式のプリンター以外はカラー印刷できないことと、感熱紙が色あせしやすい点があげられます。
「カラー印刷は必要ないので、なるべく小さなプリンタがほしい」という方は、感熱式のモバイルプリンターがおすすめです。

電源方法

ビジネス用のA4対応プリンターはACアダプタを使用するAC100V電源のモデルが多く、バッテリー駆動に対応した製品もありますが、バッテリーは高価で重いため、オプション扱いの場合もあります。

AC電源のプリンターはコンセントから電源を供給すれば、バッテリーの残量を気にせずにプリントを継続できるので、印刷量が比較的多い方におすすめです。

AC電源タイプのデメリットは、使用したい場所にコンセントがなければ使えないことです。
屋外でプリントする機会が多い方や、出先でコンセントを借りることに抵抗がある方は、バッテリーを搭載したモデルを選びましょう。

接続方法

モバイルプリンターをスマホやタブレットと接続して使用する場合、有線接続はできません。したがってWi-Fi接続に対応したプリンターは必須です。
スマホとプリンターをワイヤレスで接続できれば、専用アプリを使って印刷のレイアウトを変更したり、インク残量を確認したりすることができます。

ワイヤレス接続のデメリットとしては、通信速度が遅く、印刷に時間がかかることがあげられます。
したがってプリンターをノートパソコンに接続する場合は、ワイヤレス接続が可能だとしても、USBケーブルで有線接続したほうが早く印刷できます。

A4対応モバイルプリンターのおすすめ

キヤノン インクジェットプリンター PIXUS iP110

PIXUS iP110はA4サイズのモバイルプリンターです。

幅約32cm、重量約2.0kgと軽量コンパクトですが、写真印刷にも対応できる5色ハイブリッドインクを搭載しています。

Wi-Fi接続にも対応していて、スマホやデジカメで撮った撮った写真をその場でプリントアウトすることも可能です。
電源はAC電源タイプ。バッテリーは別売りです。

エプソン ビジネスプリンター PX-S05B

PX-S05Bはインクジェット式の軽くてコンパクトなモバイルプリンターです。
バッテリー内蔵で本体重量は1.6kgと軽量で、持ち運ぶのも苦になりません。

インクは4色で、ぬれても安心の耐水仕様。

Wi-Fi対応でワイヤレスのデータ転送も簡単です。

ブラザー工業 PocketJet PJ-773

PJ-773は感熱方式ならではの超コンパクトなモバイルプリンターです。
重量は充電池込みでわずか600g。長細い独特の形状は一見するとハンディスキャナーのようですが、れっきとしたビジネスプリンターで、A4サイズ1枚を約7.5秒で印刷できます。

感熱式なのでインクは不要ですが、専用紙のモノクロ印刷に限られることと、業務用で高価なことがデメリットです。

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モバイルプリンターのおすすめ

ブラザー工業 スタイリッシュモバイルプリンタ MW-120 TypeF

MW-120 TypeFはカードケースのような超薄型軽量の業務用感熱式プリンターです。
伝票印刷専用機ですので、印刷サイズはA7に限られますが、重量は300gと超軽量。
サイズも文庫本なみでポケットにすっきり収まります。

充電式で、満充電にすると約100枚の連続印刷が可能。

Bluetoothのワイヤレス接続でスマホから印刷することも可能です

キヤノン SELPHY CP1300

最後にフォトプリンターのベストセラーモデルもご紹介します。

キヤノンのCP1300は、美しい写真をプリントできる昇華型熱転写方式のフォトプリンターです。

Wi-Fi対応なので、スマホやデジカメの写真をワイヤレスで取り込んで印刷できます。
さらにUSB接続やメモリーカードやUSBにも対応。

直付けバッテリーで操作も簡単。好きな場所に持ち運んで、その場で写真印刷を楽しめます。
本体色は白とピンクの2色から選べます。

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モバイルプリンターのまとめ

モバイルプリンターとは小型軽量で持ち運びが可能なプリンターのことを言います。

ビジネス用途ではA4用紙に印刷できるモバイルプリンターが人気です。

A4サイズ対応のモバイルプリンターは、インクジェット式と感熱式の2つに大別できます。