こちらの記事は2019年5月17日の記事を2020年3月25日に加筆修正いたしました。
加筆修正箇所
・ゲーミングマウスの選び方にレポートレートで選ぶの項目を追記いたしました。
・以下の項目を2020年3月25日の情報に更新いたしました。
おすすめの有線・無線両方に対応するゲーミングマウス
おすすめの有線のゲーミングマウス
おすすめの無線のゲーミングマウス
こちらの記事は2020年5月17日の記事を2020年3月25日に加筆修正いたしました。
加筆修正箇所
・以下の項目を2020年8月7日の情報に更新いたしました。
おすすめの有線・無線両方に対応するゲーミングマウス
おすすめの有線のゲーミングマウス
おすすめの無線のゲーミングマウス
この記事では、ゲーミングマウスのおすすめと選び方を解説します。
ゲーミングマウスを有効活用するためには、用途に合わせて機能を選ぶことが重要です。
この記事を通して、ご自身の用途にあったゲーミングマウス購入の検討が出来ます。
目次
ゲーミングマウスと普通のマウスの違い
ゲーミングマウスは、普通のマウスと比べて、操作性やカスタマイズ性を向上させたマウスです。
パソコンでオンラインゲームを遊ぶ場合、ゲームキャラクターの操作の多くをマウスで操作するため、マウス操作がオンラインゲームでの勝敗を決めると言っても過言ではありません。
ゲーミングマウスは普通のマウスよりも持ちやすく設計されており、操作性にこだわっていることが特徴です。
ゲームで使用するコマンドをショートカットで呼び出せるように、クリックとホイール以外にも複数のボタンが設けられているものも少なくありません。
用意されたボタンにゲームで使用するコマンドを割り当てる事によって、マウスからでも特定の機能を呼び出すことができます。
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FPSでマウスにこだわるべき理由
FPS(First-Person Shooter)におけるマウス操作は、キャラクターの視線移動や、相手キャラクターを射撃するために使用します。
マウスポインタを狙った位置へ素早く・正確に移動できることで、FPSでのプレイで他人と差をつけることが出来ます。
DPIやレポートレートなど、マウスポインタの移動に大きく影響する性能にこだわる事が、FPSをより上手くプレイするために大切です。
ゲーミングマウスの選び方
もちやすさで選ぶ
ゲーミングマウス選びでは、マウスの持ち方によっておすすめのサイズや重量が異なります。
マウスの持ち方には「かぶせ持ち」「つかみ持ち」「つまみ持ち」の3種類があります。
「かぶせ持ち」では、全体を覆いかぶせる一般的な持ち方で、自分の手の大きさに合ったマウスを選ぶのがおすすめです。
「つかみ持ち」では、クリックがしやすいように指を立てる持ち方で、大きいマウスだと安定感が増し、クリックしやすくなります。
「つまみ持ち」では、指だけでマウスを支える持ち方です。軽くて小さいマウスにすると、動かしやすくなります。
DPIで選ぶ
ゲームに合わせてDPIを調整できるマウスを選ぶと、とっさの手の動きに対して臨機応変に対応できます。
DPIとは、マウスを1インチ(2.54mm)動かした際、パソコン上でマウスポインタが何ドット動くのかを表した数値のことです。
DPIの数値が高いほど、少しの操作でマウスポインタが大きく動かせるため、キャラクターや視線移動を素早く動かしたい場合はDPIを高く設定できるマウスを選ぶとよいでしょう。
DPIの数値を低く設定すれば、細かい操作を慎重に行う事が可能です。
DPIの数値が高い場合よりも、小さな範囲での動きを行いやすくなるため、FPSで精密射撃をしたい場合などでも対応できるように、DPIを低く設定できる機能があるマウスもおすすめです。
レポートレートで選ぶ
1秒間にPCに何回情報を送るかを表すのが「レポートレート」で、数値が高いほど、操作を素早くPC側に反映させることが出来ます。
動きの激しいゲームでは、操作の速さが勝負を決める場面も少なくありません。
有線・無線で選ぶ
ゲーミングマウスの「有線」タイプは、動作が安定させられるのが特徴です。
有線マウスであれば、電池切れの心配がないのも魅力でしょう。
無線マウスはコードが邪魔にならないのが魅力です。
しかし、遅延が発生しないように、ゲーム用で選ぶ際は、レポートレートが高いモデルの無線マウスを選ぶのが大切です。
サイドボタンの有無で選ぶ
サイドボタンの有無は、ゲームの種類に応じて必要かどうかが決まります。
頻繁に武器やアイテムを切り替えるなど、よく使用するコマンドが決まっている場合は、キー操作をマウスのボタンに設定できるサイドボタンがあると便利でしょう。
マウスのチャタリングとはなにかと対策方法
マウスのチャタリングとは、短時間のうちにボタンの信号がONとOFFを繰り返す状態です。
ONとOFFが意図せず繰り返されることにより、実際にはシングルクリックしかしていないにもかかわらず、PCはマウスがダブルクリックされたと認識してしまいます。
チャタリングの状態が頻発するようになった場合は、以下のチャタリング対策を行うのがよいでしょう。
専用のソフトウェアを使う
チャタリング対策ソフトウェアは、ごく短い間にONとOFFが繰り返された場合、入力を無視するようにするソフトウェアです。
マウスを長い間使用していると、内部に溜まった静電気やスイッチの劣化などによる影響から、シングルクリックのはずがダブルクリックされたと認識されるようになります。
チャタリング対策ソフトウェアを実行する事で、ごく僅かの間にONとOFFが繰り返された場合には、ダブルクリックではなく、シングルクリックとしてPC側へ認識させる事が可能です。
接点復活剤を使用する
チャタリング対策として、接点復活剤を使用するという方法もあります。
接点復活剤は、内部スイッチの電気接点の機能を回復してくれる物で、コンタクトスプレーとも呼ばれます。
マウスを分解する必要がありますが、チャタリングが発生してしまうスイッチに接点復活材を吹き付けることで、接点不良が回復し、チャタリングを改善することが可能です。
有線・無線両方に対応するおすすめのゲーミングマウス
ALIENWARE AW610M
ALIENWARE AW610Mは、7個の設定可能なボタンを備えており、有線/無線の両方に対応するゲーミングマウスです。
最新世代のAlienwareネイティブセンサーにより、16,000DPIですばやくカーソルを動かすことができます。
充電することにより、最長350時間連続使用が行えるリチウムイオンバッテリーが搭載されているのも魅力の1つです。
Razer Mamba Wireless
Razer Mamba Wirelessは、付属のUSBケーブルを使えば有線マウスにもなるモデルです。
プログラム可能な7つのボタンが操作の幅を広げる機能や、16,000DPIにより高度なトラッキング精度を実現しています。
1回の充電で、50時間もの連続使用可能な長寿命バッテリーも魅力でしょう。
おすすめの有線のゲーミングマウス
Razer Basilisk V2
Razer Basilisk V2は、手にフィットしやすいデザインと、11個のカスタマイズ可能なボタンにより、様々なゲームで便利に使える有線マウスです。
ケーブルは、低摩擦が特徴の「Speedflex(スピードフレックス)ケーブル」を採用しており、ワイヤレスのような滑らかな操作を行うことが出来ます。
新型オプティカルセンサーである「Razer Focus+」により、最大20,000DPIによる素早い操作を行うことが出来ます。
エレコム M-ARMA50WH
エレコム M-ARMA50WHは、FPSのプレイに最適な設計がされた有線マウスです。
日本人の標準的な手の大きさを元にした小型設計と、16000dpiもの高精度センサーと、カスタマイズできる8ボタンを備えたゲーミングマウスです。
手の骨格に沿って作られたエルゴノミクスデザインにより高いグリップ感が生まれ、素早いマウス捌きにも対応してくれます。
おすすめの無線のゲーミングマウス
Razer Basilisk X HyperSpeed
Razer Basilisk X HyperSpeedは、従来のワイヤレス通信より25%も高速の「Razer HyperSpeed」接続を採用した無線マウスです。
周りの周波数よりも高速な周波数を利用することで、ラグや途切れがないワイヤレス接続が実現されています。
長く使えるバッテリー性能も魅力で、普通のBluetooth接続では450時間、HyperSpeedワイヤレス接続での使用では285時間の使用が可能です。
ROCCAT Kain 202
ROCCAT Kain 202は、次世代マウスクリック構造である「Titan クリック」が特徴の無線マウスです。
改良されたスイッチメカニズムにより、他のマウスより16msも速いクリックを行うことが出来ます。
マウスホイールもこだわっており、クリック感と軽快なスクロール性能があるのが魅力です。
ゲーミングマウスについてのまとめ
- ゲーミングマウスは通常のマウスと比べて、操作性やカスタマイズ性を向上させたマウスです。
- ゲーミングマウスを使用する事により、FPSで重要なマウスポイントを狙った位置へ素早く・正確に移動させる事が可能です。
- ご自身の持ち方によって、マウスの選び方が変わります。スタイルに合わせたマウスを選ぶことが大切です。
- FPSにおいては、速く動かしたいときと正確に細かく狙いたいときがあるため、DPIの切り替えが出来るマウスが便利です。
- 有線マウスならば、動作が安定している事と充電が不要です。無線マウスは遅延が少ないマウスを選ぶ事で、有線マウスに劣らないスペックを引き出すことができます。
- サイドボタンはゲームによって必要数が異なります。プレイするゲームに合わせてボタン数を選ぶとよいでしょう。
- チャタリングソフトウェアを使用する事で、古くなったマウスのチャタリングを防止する事が可能です。
- 接点復活剤を使用する事で、電気的接点の機能が回復し、チャタリングが改善されます。