こちらの記事は2018年12月11日の記事を2020年4月8日に加筆修正いたしました。

加筆修正箇所
・おすすめのウルトラブックを2020年4月8日の情報に加筆修正いたしました。

ここでは、ウルトラブックの定義から選び方のポイントを解説します。

この記事を読むことで、自分に合ったウルトラブック購入の検討が出来ます。

そもそもウルトラブックとはなにか?

ウルトラブックとは、CPUで定評があるインテル社の決めた定義に当てはまるノートパソコンのことをさします。

定義の内容は、「現在のノートブックPCとタブレット機器の性能や機能を持っている・薄型軽量で洗練されたデザイン・高い応答性とセキュリティー機能を実現している」というものです。

詳しくは、「CPUがインテル社のCore iシリーズとなるU・Yシリーズを搭載」「厚さ23mm以下」「駆動時間6時間以上」である事を意味しています。

CPUの性能やバッテリーの駆動可能時間など、様々な面でハイスペックな事がウルトラブックの特徴です。

ウルトラブックの選び方

重量で選ぶ

ウルトラブックを持ち歩く際は、重量を確認することが大切です。

頻繁に外出先で仕事を行う場合は、なるべく1kg以下のウルトラブックを選ぶとよいでしょう。

1kg以下のウルトラブックであれば、持ち運びの頻度が多い方にも使いやすいように軽量・薄型で作られている場合がほとんどです。

カバンなどに入れても持ち運びがしやいですが、重量が軽いウルトラブックには欠点もあります。

薄型・軽量に加えてバッテリー駆動時間も長くなっているハイスペックなウルトラブックは、初期費用がかかることや、USB端子が少ない事が少なくありません。

自分がウルトラブックをどれくらい持ち運んで使うかを考えて選ぶのが大切です。

拡張性能で選ぶ

ウルトラブックは拡張性能で選ぶのも大切です。

ウルトラブックは、通常のノートパソコンより拡張性能が劣るモデルが少なくありません。

マルチディスプレイを行うなら「HDMI端子」が付いているか確認したり、外部記憶機器を使う場合はUSBポートの数が足りているかをチェックしたりする必要があります。

CPUで選ぶ

ウルトラブックのCPUは、自分の用途によって選ぶことが大切です。

予算を多めに出してオーバースペックの製品を購入しても、多機能なのに使わないままになる可能性があります。

自分の利用用途に合っている適切なスペックを持つウルトラブックを選択する事が大切です。

例として、ネットサーフィン・文章作成など、比較的どのウルトラブックでもできるような作業をすることが目的であれば、Core i5の第七世代のCPUで充分動作させることができます。

ゲームや画像編集など負荷のかかる作業を頻繁に行う場合は、Core i7の第八世代を採用しているモデルがおすすめです。

自分のパソコンの使用目的と予算の両方を踏まえて、過不足の無いスペックのモデルを選ぶのがポイントです。

おすすめのウルトラブック

HP 17-by1061stは大画面による迫力が魅力

HP 17-by1061stは、デスクトップPCの代わりにもなる、大画面による迫力が魅力のモデルです。

17.3インチのワイドな画面を搭載しているため、ノートパソコンでありながら、文字を大きく見やすく表示させる事が出来ます。

また、DVDを読み込み・書き込みが可能なDVDライターが搭載されているため、映画の視聴やデータの保存を行う事も出来ます。

サウンドには音響の自然な立体を体験できる「dts Sound+」が採用されているため、映画などの映像をより楽しむことが出来るのも魅力でしょう。

HP 17-by1061st 17.3インチ ノートパソコン Intel 第8世代 8145U 8GB DDR4 メモリ 1TB HDD Win 10 Home (更新済み)
ヒューレット・パッカード(HP)

Dell XPS 13はカスタマイズ可能なパワフルな性能が魅力

Dell XPS 13は、第8世代のインテルクアッドコアプロセッサーを搭載しており、複数のアプリケーションを同時に実行しても十分に動作できるパワフルな性能が魅力のモデルです。

ノートパソコンのファン速度や温度、パフォーマンスを手軽にカスタマイズできるのも魅力です。

細かい調整を自分で行い、パフォーマンスとパソコンへの負荷のバランスを調整できるだけではなく、用意されている「超パフォーマンスモード」や、「クールモード」を使い分けることで、パフォーマンス重視か静音性重視かを簡単に変更することが出来ます。

LG gram 13Z990-GA54Jは持ち運びやすくバッテリーが大容量

LG gram 13Z990-GA54Jは、持ち運びの楽さと長時間駆動の大容量バッテリーが魅力のモデルです。

徹底的な軽量化がされており、コンパクトであるため、外での使用が多くてもストレスなく持ち運ぶことが出来ます。

72Whの大容量バッテリーにより、最大28時間の使用が可能なのも特徴です。

バッテリーは急速充電対応であるため充電もスピーディに行う事ができます。

DellInspiron 14 5490はスマホとの連携が魅力

DellInspiron 14 5490は、スマホの操作をPC上で便利に行えるのが魅力のモデルです。

スマホと接続する事により、通話やSMS(ショートメッセージサービス)の応答・発信を、AndroidでもiPhoneでも機種関係なく行うことが出来ます。

Androidをお使いの方は、ファイルの転送が行いやすい点も魅力です。

Androidは、PCに接続して目的のファイルを探す際、すべてのファイルがジャンルの区切りなく表示されてしまうため、PC上でファイルを探す場合に手間がかかりやすいのがデメリットです。

しかし、DellInspiron 14 5490では、接続したAndroidのファイルを「写真」「動画」「音楽」などの区切りをつけて表示する、AndroidとPCのファイル移動を簡単に行えるのが魅力でしょう。

薄さは2cm未満で、軽さ1.5kg弱とコンパクトで軽量であるため、バッグに入れて気軽に出かけられるのも魅力です。

ウルトラブックについてのまとめ

  • ウルトラブックとは、インテル社が決めた定義に沿ったノートパソコンのことです。全体的に軽量・薄型なうえにハイスペックな事が特徴です。
  • ウルトラブックを選ぶ際は、「画面サイズ」「重量」「拡張性能」「CPU」を確認しましょう。特に接続する機器が多い方は、拡張性能を重視する必要があります。
  • ウルトラブックの最適な画面サイズは、13インチ前後と言われています。
  • オーバースペックの製品を選ぶより、自分の利用目的に合ったCPUのウルトラブックを選ぶのがおすすめです。