ご自宅やオフィスでパソコンを使用する場合、ルーターからパソコンやプリンターなどの周辺機器にLANケーブルを繋ぐ必要がありますが、ルーターについているLANポートの数だけでは足らない場合がありますが、そのような時に役に立つのがスイッチングハブです。

ここでは、そんなご自宅やオフィスでの不備を解消してくれる、スイッチングハブの選び方や、おすすめ商品を紹介していきます。

スイッチングハブとは何か?

まず、ノウハウ・初心者向けの情報をご紹介いたします。商品の紹介を先に知りたい方はこちらをクリックしてください。

家庭向けのおすすめスイッチングハブ

スイッチングハブ(ネットワークハブ)とは、ルーターに備わったLANポートを拡張する装置です。

例えば、パソコンからプリンターで印刷を行う場合、パソコンのデータをプリンターに送信し、そのデータをプリンターで印刷するのですが、データの送受信はネットワーク接続に必要となるルーターを通じて行う必要があります。

この一連の経由はLANケーブルをつなぐことにより可能になるのですが、ルーターにはLANケーブルをつなぐのに必要な「LANポート」が基本的には4つほどしかないため、「複数のパソコンでプリンターを共有する」「複数の周辺機器を共有する」これらを行う場合に数が限られてきます。

例えばオフィスにて、パソコン5台とプリンター1台使用する場合、ルーターに必要な欄ポートの数は6つとなり数が足りなくなってしまいますが、そのような時にスイッチングハブを使用すれば、LANポートを拡張することができるので、オフィスでの不備を解消することができます。

一般家電にも対応

オフィスなどのビジネスシーンで活躍することが多いスイッチングハブですが、インターネットの普及や、TVやレコーダーのLAN対応などによって、近年では一般家庭でもスイッチングハブは活躍しています。

TVやレコーダーなどのデータもルーターを通じてやり取りができるため、スイッチングハブはオフィスだけではなく、一般家庭も活躍できる装置と言えます。

 スイッチングハブの選び方

ここからは、スイッチングハブの選び方を、項目別に解説していきます。

ポート数と接続する機器の数で選ぶ

備わっているLANポートの数によって共有できる機器の数も決まってくるため、ポート数と接続する機器の数はスイッチングハブを選ぶ上で一番のポイントと言えます。

メーカーから発売されているスイッチングハブのポート数は、少ないもので「3ポート」多い物で「24ポート」とラインナップも多いです。

基本的にはポート数は接続する機器の数に合わせて選びますが、「ルーターとスイッチングハブの接続」「スイッチングハブ同士の接続」これらの際はポートを1つ使用するので、こちらを計算に入れて商品を選びましょう。

転送速度で選ぶ

スイッチングハブは商品によって通信速度が異なり、10~100Mbpsまでに対応したものと、10~1000Mbpsまでに対応したものの、さらに大きいタイプで言えば10000 Mbpsに対応したものまであります。

ここでおすすめなのは、ギガビットスイッチングハブと呼ばれる1000Mbpsに対応したもので、現在販売中のパソコンなどの機器の多くが1000Mbpsに対応していて、こちらは高速通信にも対応できます。

100Mbpsや1000Mbpsなどは最大転送速度のことを表し、最大転送速度が大きければ大きいほど価格帯は上がります。1000Mbpsは高速通信対応ですが、TVやレコーダーなどの家電は100Mbpsが主流であったり、使用する機器の最大転送速度に合わせるのが目安とされています。

しかし、スイッチングハブの転送速度は下位互換性が優れているため、1000Mbpsに対応したものに転送速度が遅い端末を接続した場合でも使用できるので、選ぶ際は1000Mbps以上に対応したスイッチングハブを選ぶのが、やはりおすすめと言えます。

耐熱性と静音性で選ぶ

スイッチングハブにはCPUなどの電子機器が使用されているため、熱を放出します。そのためスイッチングハブ自体の温度が上昇し過ぎると、正常に動作しないことがあり、最悪故障や破損をする可能性もあります。

ですので、スイッチングハブを選ぶ際は、静音性と耐熱性に優れたものを選ぶことも重要になります。

耐熱性

スイッチングハブに使わるケース素材によって、耐熱性は大きく異なります。使用されているケース素材は大きく分けて、スチール・メタルなどの金属製とプラスチックの2種類があります。

金属製は排熱性や耐久性に優れ、プラスチック製は価格帯が安いなど、それぞれにメリットがありますが、長く使うことを考えた場合、ここは排熱性と耐久性に優れた金属性がおすすめと言えます。

静音性

スイッチングハブは基本的には常時稼働しているため、ご自宅で使用する際は特に音の静かなものを選びたいところです。

音の原因となるのが排熱を促すファンによるのですが、近年では耐熱性が高く冷却ファンを搭載していないモデルも多く発売されています。

家庭向けのおすすめスイッチングハブ

ここからは、家庭向けのおすすめスイッチングハブをいくつか紹介します。

エレコム スイッチングハブ ギガビット  EHC-G08MN2A-HJB

パソコン周辺機器メーカーの大手であるエレコムから発売されたスイッチングハブで、接続していないポートや、機器とリンクしていないポートを自動で判別し、最大で76%もの節電を可能にしてくれます。

排熱性に優れたメタルケースを使用し、それに加え動作時環境温度を50℃に設計されているので、高温になりやすい環境でも安心して使用することができます。

BUFFALO Giga対応 8ポート スイッチングハブ LSW5-GT-8NS/BK

こちらもパソコン周辺機器メーカーの大手であるバッファローから発売されたスイッチングハブで、リビングに馴染むシンプルでスタイリッシュなデザイン、狭いスペースにも収まるコンパクトサイズなど、ご家庭で使いやすい設計が施されています。

機能性も高く、「おまかせ節電機能」では使用中のポートのみに電力供給し、またケーブルの長さに応じた供給電力を自動で調整し、かしこく省エネしてくれます。

NETGEAR:スイッチングハブ ギガ 8ポートゲーミング専用 GS808E-100JPS

ゲーム専用にチューニングされた8ポート仕様のゲーミングスイッチングハブで、ゲーム使用時以外に、動画視聴を優先処理する設定も可能です。

ゲーム用とストリーミング用の2種類が基本設定されていて、設定の切り替えはスマートフォンからでも楽に行うことができます。

法人向けのおすすめスイッチングハブ

次に、法人向けのおすすめスイッチングハブをいくつか紹介していきます。

NETGEAR スイッチングハブ ギガビット8ポート GS108-400JPS

ギガビットポートを8個搭載したスイッチングハブで、ファンレス設計が施されているのでデスクトップでの使用に最適です。

各ポートの速度を自動認識する「オートネゴシエーション」採用されており、それによりストレートケーブルとクロスケーブルを区別なく接続することができます。

コンパクトサイズで丈夫なメタルケースが使用されているので、邪魔にならず業務を妨げることもありません。

NETGEAR レイヤー2+スマートスイッチ ギガビット18ポート GS716T-300AJS

16ポートのギガビットスイッチングハブで、ポート数・最大転送速度は共に業務用におすすめです。

「GS716T」と呼ばれる環境に配慮した省エネ設計が施されていて、パソコンや通信機器などに有害な化学物質の使用を禁止する「RoHS指令」に準拠している点も、法人におすすめと言えます。

スイッチングハブ まとめ 

  • スイッチングハブとは、プリンターなどの周辺機器などをつなぐために必要なルーターに備わったLANポートを、拡張する装置です。
  • スイッチングハブに備わったポート数と、接続する機器の数に合わせて選ぶのが一般的ですが、今後の拡張を考えた場合機器よりも多いポート数の商品を選ぶのもポイントです。
  • 通信速度は100 Mbps・1000 Mbps・10000 Mbpsこれらの最大転送速度が目安となりますが、価格帯や下位互換などを踏まえた際は、1000 Mbpsに対応した商品を選ぶのがバランスが良くておすすめです。