この記事では、旅や通勤に欠かせないノイズキャンセリングイヤホンについて解説します。

飛行機や電車、バスなどの交通機関に乗って長時間、耳ざわりな騒音にさらされていると、猛烈に欲しくなってくるのが、ノイズキャンセリング機能付きのイヤホンです。

うるさいノイズをカットしてくれるノイズキャンセリングイヤホンがあれば、スマホや携帯音楽プレーヤーのボリュームを上げなくても、音声が聴きとりやすくなります。

また音楽を聴かないときでもノイズキャンセリング機能だけを利用することで、場所を問わず静かな環境で読書や仕事や瞑想に没入することができるでしょう。

ノイズキャンセリングイヤホンとは

ノイズキャンセリングイヤホンとは、周囲の騒音を逆位相の音波で打ち消して、音声を聴き取りやすくするイヤホンのことです。

具体的には、イヤホンに装備したマイクで周囲の騒音をとらえて、その音と波形が真逆の音を合成すると「1+(-1)=0」という計算で騒音を打ち消すことができるという原理を応用したものです。

実際のノイズキャンセリング機能は、イヤホンのスピーカーに送られる音源の信号に、マイクが拾った騒音の波形と逆位相の信号を加えて、音源の信号といっしょに再生することで、外から聞こえる騒音を打ち消しています。

かつては一部の高級ヘッドホンにのみ搭載された機能でしたが、最近はデジタル信号処理の技術が進み、モバイル用イヤホンには不可欠の機能になりつつあります。

ノイズキャンセリングイヤホンの選び方

ノイズキャンセリングイヤホンを選ぶ際には価格やデザインはもちろんですが、以下のポイントも忘れずにチェックしてください。

騒音低減能力でえらぶ

ノイズキャンセリングイヤホンの理想は、よけいなノイズを完全にキャンセルしつつ、必要な音源の信号を高音質で再生することです。
しかし現実には、電車や飛行機の騒音や振動は耳だけでなく体全体から伝わってくるので、本当の無音になるわけではありません。
ノイズを消去する性能や効果もメーカーやモデルによってまちまちです。

カタログには「98%ノイズを除去」などと騒音低減能力を数値化している場合もありますが、イヤホンが耳に合うかどうかも重要なポイントですので、実際の効果は試聴してご自分の耳で確かめることをおすすめします。

バッテリーでえらぶ

高性能のノイズキャンセリングイヤホンは、デジタル信号の変換に電力を消費するため、有線のイヤホンでも、バッテリーで駆動するのが基本です。
一般的にはノイズキャンセリングをオンにすると連続再生時間は2割程度減少します。

ワイヤレスモデルの場合、通信にもバッテリーを消費するので、再生可能時間は有線モデルよりも短くなります。

ノイズキャンセリング機能を長時間使用したい方は、なるべくバッテリーの持続時間が長いモデルを選びましょう。
なお、有線のイヤホンでは、バッテリーが切れるとノイズキャンセリング機能は停止しますが、イヤホンとしての音声再生は可能です。

音質でえらぶ

ノイズキャンセリング機能は音楽や音声を聞き取りやすくするための機能ですので、音質も良いに越したことはありません。
最近はワイヤレスでもハイレゾ音質を再生できるイヤホンが増えています。
購入する際は、ハイレゾ対応をひとつの目安にすると良いでしょう。

室内でつかうのか屋外でつかうのか

ノイズキャンセリングイヤホンを屋外で利用したい方には、軽量コンパクトワイヤレスモデルがおすすめです。

ジョギングしながら使用したい人は、汗に強い防水性で、外音を取り込む機能があるモデルを選びましょう。

通常のノイズキャンセラーでは、緊急車両のサイレンなどの重要な警告音まで縮小してしまう可能性があります。
外音取り込み機能は重要な音を聞き取りやすくする機能です。事故予防のためにも選ぶ価値はあります。

ソニーのノイズキャンセリングイヤホンの特徴

ソニーは1979年にウォークマンを発売し、今日に続く携帯音楽プレーヤーブームの基礎を作り上げました。
現代のポータブルオーディオ市場においても、ソニーは重要な地位を占めています。

ノイズキャンセリングイヤホンにも定評があり、独自開発の「高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN1」をはじめ、ユーザーに合わせてノイズキャンセリング機能を最適化する「NCオプティマイザー」、ノイズ集音用のマイクを2個装備した「デュアルノイズセンサーテクノロジー」など独自の技術で業界最高レベルのノイズキャンセリング性能を達成しています。

イヤホンとしての装着感や音質も優秀で、オーバーヘッド型ヘッドホンやイヤホン型、完全ワイヤレスモデルなど豊富なラインナップも魅力です。

ソニーでおすすめノイズキャンセリングイヤホン

ソニーはイヤホンのワイヤレス化を推進しています。
ノイズキャンセリングイヤホンも最新モデルのほぼ全機種がワイヤレスモデルです。

ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット WI-C600N

WI-C600NはネックバンドタイプのBluetooth対応ワイヤレスイヤホンです。
電車などの騒々しいノイズを打ち消して、音楽に集中できる「AIノイズキャンセリング」を搭載し、環境に合わせてノイズを効果的に低減します。
バッテリーはノイズキャンセリングON時に最大6.5時間という大容量タイプ。
専用アプリを使って、外音取り込みモードや音質の調整などの操作ができるなど、機能も充実しています。

ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット WF-SP700N

WF-SP700Nは左右独立型のイヤホンとしては世界で初めてデジタルノイズキャンセリング機能を搭載したモデルです。
汗や雨などからイヤホンを守る防滴対応ハウジングと、耳にしっかり装着できるアークサポートにより、スポーツしながら快適に利用することが可能です。

ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット WH-1000XM3

WH-1000XM3はソニーの最新最高のノイズキャンセリングヘッドホンです。
小型イヤホンとは次元のちがう音質とノイズキャンセリング性能を実現しています。

おすすめノイズキャンセリングイヤホン

TaoTronics アクティブ ノイズキャンセリング イヤホン TT-BH043
TT-BH043はBluetooth接続の安価なワイヤレスノイズキャンセリングイヤホンです。
低消費電力技術の採用により、1回の満充電で9時間の連続再生を可能にしました。
バッテリーの残量はスマホの専用アプリでも確認できます。

BOSE(ボーズ) QuietControl 30 wireless headphones
QuietControl 30はBluetoothやNFC対応のネックバンド型ワイヤレスノイズキャンセリングイヤホンです。
ノイズキャンセリングはレベルの調整が可能です。
大容量のリチウムイオンバッテリーにより1回の充電で最大10時間、ワイヤレスで音楽を楽しむことができます。

created by Rinker
BOSE(ボーズ)
¥29,700(2019/04/22 19:21:52時点 Amazon調べ-詳細)

Pioneer(パイオニア) RAYZ Pro ノイズキャンセリングイヤホン ブラック SE-LTC7RB
RAYZ ProはiPhoneなどiOSデバイスにぴったりの優先接続式ノイズキャンセリングイヤホンです。接続方式はLightningとUSB Type-Cに対応。iPhoneとMacBookとデジタル接続が可能です。
しかも有線接続の強みを生かしてLightning接続では通話や充電も可能です。ハイレゾ48kHz/24bit対応で、音質にも定評があります。

created by Rinker
パイオニア(Pioneer)
¥17,978(2019/04/22 19:21:53時点 Amazon調べ-詳細)

ノイズキャンセリングイヤホンのまとめ

  • ノイズキャンセリングイヤホンは、周囲のノイズを逆位相の音波で打ち消して、音声を聴き取りやすくするイヤホンのことです。
  • ノイズキャンセリングイヤホンは、モバイル用のイヤホンに不可欠の機能になりつつあます。
  • 国内メーカーでは、ソニーのノイズキャンセリング製品に定評があります。