普段ボールペンは家にあって特にこだわっていないと言う人も多いと思います。しかし最近の文房具は種類も多く、いろいろな優れた機能が付いているものもあります。

この記事では、ブランドのボールペンを取り上げ、ボールペンの選び方やその特徴などについて紹介していきます。

普段使いからプレゼント用に!ボールペンの選び方とおすすめ品の紹介!

ボールペンを有名ブランドで選ぶ魅力

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ボールペンの人気ブランド

安いものであれば100円以下で買えるボールペンを、わざわざ高級ブランドにする理由があるのでしょうか。

ただの見張り?と感じる人もいるかもしれません。しかし、ボールペンを有名ブランドで選ぶには、様々な理由があるのです。

歴史が醸し出す技術とセンス

ブランドが皆の間で有名なのは、名前が先行しただけではなくきちんとその理由があります。一番は技術の高さです。

パーカーのリフィルやパイロット、ヴィスコンティなどのボールペンは書き心地がとても良く、誰が使ってもなめらかな書き味になります。

長年の歴史の間で改良に改良を重ね、その集大成が今のボールペンです。

グリップの握りやすさ、インクの出方、ペン先の形、書き心地の良さなどこれまでの歴史の中で今が一番良い状態と言うことです。もちろんこれからももっと良いものは出るかも知れませんが、これまで莫大な時間やコストが費やされ、開発改良されてきたボールペンたちなのです。

こだわり抜かれたデザイン

開発、改良されたのは書き心地の良さと言う技術面だけでなく、スタイリッシュで一つ一つ個性を持つデザインです。

ブランド品で高級だからといって、華美な装飾をしているわけではなく、普段に使いやすいスタイリッシュなフォルムが使用されています。

フォーマルな場面や、ビジネスなどで使うときもスタイリッシュに決められるようなデザインが施されています。

胸ポケットにさしたときの見え方が美しかったり、特別目立つわけではないけれど繊細な彫刻が刻まれていたり、見た目の美しさからも伝統と歴史が伝わってくるのです。

太さ、長さ、重さのバランスにそれぞれ特徴がある

最近では、日本製の安くても書き味の良いボールペンがたくさん出ています。

しかし、やはりブランドの高級ボールペンは持ちやすい太さ、長さ、重さのバランスが取れているものが圧倒的に多いです。

ボールペンは、ある程度の重さがあったほうが安定して書けるという利点があります。

太さも、万人受けするものではなく、女性ものと男性ものとに分かれています。手の大きさによって太さを選ぶことで、自分にフィットするボールペンを選ぶことができるのです。

使いやすさのよい機能性

ボールペンの一番の機能は「書くこと」です。

長い歴史を生き残ってきた高級ブランドは、書き味の良さを研究しつくされたものです。

ペン先の太さや回転具合、インクの出方、インクの種類、手へのフィット感など様々な観点から、書き心地の良さを追求しています。

文字がにじみにくい「高粘度インク」、サラサラした書き味の「低粘度インク」などがあり、ボールペンを使うシーンによって、使い分けることができます。

ボールペンの人気ブランド

モンブラン

筆記具の王道です。ドイツハンブルグの貿易商、銀行か、エンジニアの3人が集まって興したのが始まりです。

品質の高さとクラシカルな見た目を特徴とし、職人技に妥協許さないと言う姿勢が製品の中に現れています。

筆記具の最高峰として、また、ステータスシンボルとして、世界中で愛されています。

マイスターシュテュック 164/P164


数あるモンブランのボールペンの中でも圧倒的人気を誇る不動のモデルです。

長さは約140mmで、男女問わず人気があります。男女問わず人気があります。

2018年に新作「マイスターシュテュック ル・プティ・フランス」が出ました。「星の王子様」をモチーフにしており、ボディーはディープブルー、キャップには「星の王子さま」の話の中に登場するキツネのデザインが描かれています。

定番のブラックボディーとは異なり、上品で可愛らしいデザインです。

ラミー

ドイツのハイデルベルクで生まれたブランドです。1930年に設立されて以来、今もなお愛され続けており、ロングセラーの商品が数多くあります。

日本国内で人気が高いため、日本人デザイナーとコラボレーションしたり、日本限定の筆記具が出たりしています。

ラミー2000 L201 油性ボールペン


持ち手のボディーに区切りがなく、指にフィットしやすい膨らみが特徴のボールペンです。表面もマット加工で手になじみやすい素材でできています。

ノック式ボールペンで、今から40年以上も前に初代のデザインが作られています。

「西暦2000年になっても古さを感じさせないデザイン」をコンセプトに当時開発され、ラミーを代表するモデルの1つです。

PIROT パイロット

国内でパイロット製品を見たことがない人はまずいないでしょう。1918年に創業した日本メーカーです。

万年筆の市場シェアは国内でトップ、誰でも手にしやすい価格帯のものからオーダーメイドのものまで、幅広く取り扱っています。

日本独自の蒔絵をあしらった万年筆や日本語の文字特有の「とめ、はね、払い」を上手に表現できる万年筆、キャップがなく手軽に使えるキャップレス万年筆など面白い筆記具も作られています。

グランセ 500R


パイロットが作るボールペンの中で、モダンクラシックなデザインで人気の高いのがグランセシリーズのボールペンです。

見た目は上品さと高級感のあるデザイン、替芯の価格はリーズナブル、という点からビジネスシーンでも使い続けたくなるブランドです。

パイロット製品の特徴でもある「アクロインキ」が使用されているため、書き味は抜群です。書き始めからなめらかで、かすれず、インクづまりもありません。

CROSS クロス

1846年の創業以来アメリカで最も歴史のある筆記具メーカーです。

伝統的なデザインのほか、映画「スター・ウォーズ」や高級車「フェラーリ」とコラボレーションしたボールペン、中国の干支を23金ゴールドの彫刻であしらった万年筆やボールペンなどが特別に発売されています。

もちろんデザインだけでなく、使いやすさにも定評があります。

センチュリーII


ロングセラーのクラシックセンチュリーのデザインを受け継ぎながらも進化させた筆記具がセンチュリーIIです。

ボディーを一回り太くし、男女問わず使いやすい太さになっています。ルックスはシンプルでエレガント、女性が使いやすいようなパールホワイトカラーやメタルカラーも出ています。

PARKER パーカー

米国と英国でとても人気の高い筆記具メーカーです。現在はヨーロッパにおいて生産が続けられており、クラシックモデルの人気も根強く残っています。

パーカー インジェニュイティ


インジェニュイティシリーズは次世代のペンとして人気が高い商品です。

ペン先の見た目は万年筆に近いのですが、インクがかすれないように、ペン先がしなやかに動くようになっています。これはパーカー独自の5thテクノロジーと呼ばれています。

書き続けてもインクがかすれることはなく、なめらかな書き味が続きます。手にかかる負担も少ないため、ビジネスなどで使うのにも適しています。

WATERMAN ウォーターマン

フランスの筆記具ブランドです。1900年、パリ国際博覧会において最高の栄養である金賞を受賞しています。現在、ウォーターマンのペンはすべてフランスで作られています。

パリジャンスタイルそのものであるウォーターマンは美しさと革新を融合した筆記具です。

エキスパート エッセンシャルボールペン


丸みのあるボディーで、長時間使用しても疲れにくいのが特徴です。

書きやすさを追求したボールペンで、見た目はスタイリッシュですが、ボディーは握りやすく、指へのフィット感も期待できます。

SAILOR セ―ラー

明治時代に創業された日本の筆記具ブランドです。セーラー万年筆としてご存知の方も多いでしょう。

万年筆を中心に、現在では様々な文房具を開発し、高機能で高品質、洗練されたデザインのブランドとして国内だけでなく、世界中で評価されています。

洞爺湖サミットでは、各国首脳に有田焼万年筆が贈答されています。

現在のラインナップを見ると、100円以下の安価なものから、20万円以上する高価なものまで幅広く生産されています。

プロフィット21ボールペン 銀

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万年筆シリーズで人気のある「プロフィット21」のボールペン番です。万年筆の書き心地を損なわない構造を追求し、ペンの先端を重くした低重心設計となっています。

ペン自体が少し重いため、書いたときに安定し、はっきりとした文字を書くことができます。

Pelikanペリカン

万年筆の老舗ブランドとして知られていますが、もともとはインク工場が始まりでした。インクのトップメーカーとして世界中に知られるようになったのち、万年筆が誕生しています。

現在では万年筆の王道ブランドとして、万年筆はもちろん、ボールペンやシャープペンシルなども人気があります。

スーペレーン400


シンプルで飽きのこないデザインで愛されているシリーズの1つです。年齢や性別を問わず、使いやすいモデルとして長年人気があります。

もともとは万年筆だけでしたが、現在ではローラーボール、ボールペン、シャーペンシルも作られています。

はじめての1本、毎日の1本として使いやすく、ギフトとしても、自分が日常使うものとしても満足できる商品です。

SHEAFFER シェーファー

創設者はアメリカ・アイオワ州で宝石商を営んでいたウォルター・A・シェーファーです。万年筆の特許を1908年に取得し、本格的にシェーファー社が始まりました。

日本の吉田茂元首相が国連憲章調印式で、シェーファー社のペンを使用しています。その他にもニクソン、レーガンなどの歴代の米国大統領にも愛用されており、その歴史と品格で今も人気の高いブランドの1つです。

プレリュード


一般に人気のあるボールペンのシリーズはプレリュードです。どんなスタイルにもフィットする上品でシンプルなデザイン、男性、女性を意識した色使いなどが人気の理由です。

伝統的な雰囲気を崩さず、書き心地も良いため、プレゼントにも適しています。

CARAN d’ACHE カランダッシュ

スイスのジュネーブを拠点として1915年に創業されました。ロシア語でカランダッシュは鉛筆を意味しています。

元は、家族経営による鉛筆工場でした。他の高級ブランドとは異なり、ペンシルからボールペン、万年筆えと商品の幅を広げていきました。

エクリドール


カランダッシュの中でも特徴的な形をしているのがエクリドールシリーズです。

他のボールペンのイメージとは全く異なり、細く鉛筆のような六角形の形をしています。辺の長さも少し短めです。

見た目のシンプルさとは異なり、書き味に定評があります。シルバーを使用しているため、ペンの軸はしっかりとしており、ペン先がぶれる心配がありません。

インクも独自のものを使用しており、なめらかで、かすれず長時間書くことができます。

また、カランダッシュ商品には国際永久保証が付いています。保証期間や保証範囲は商品によって異なりますが、高級筆記用具の商品については、部材や部品を含め、生涯補償付きです。

ボールペンのまとめ

  • ボールペンをあえて有名ブランドで選ぶ理由は、その歴史と現代まで生き残ってきた技術の高さである
  • 歴史のある筆記具ブランドでは長年開発や改良がされているため、様々なデザインと書き心地の良さを追求した筆記具がある
  • ブランドの高級ボールペンは太さ、長さ、重さのバランスが取れており、持ちやすい構造になっている
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