こちらの記事は2019年8月13日の記事を2020年6月19日に加筆修正いたしました。
加筆修正箇所
・おすすめのノートブックを2020年6月19日の情報に更新いたしました。
この記事ではノートブックの選び方やおすすめ品についてご紹介します。
子供から年配の方までなじみのあるノートブック。
現代は「ノートブック」で検索するとノートパソコンが検索結果に出てくるくらいパソコンが普及し、昔ほど手に取ることが少なくなってきているかもしれません。
しかし、メモをとったり日記をつけたり、PCとは違い気軽に開いて使える為、まだまだ活躍してくれる場があります。
今回はそんなノートブックに焦点をあてて、ノートブックの選び方から、おすすめのノートブックまでご紹介いたします。
目次
ノートブックの選び方:サイズで選ぶ
ノートブックのサイズは皆さんがよく使うA4かA5をはじめとして、小さいものではA7クラスまでさまざまなものがあります。
尚、A判B判とは、それぞれ用紙の規格となり、A判が国際規格、B判が日本の国内規格となります。
どちらも縦横比率は1:√2(ルート2)です。この比率により、どこまで半分に切っても相似の長方形ができます。
A判の場合は一番大きいのがA0、A0を半分にしたものがA1と、半分の大きさにサイズダウンしていき、B判についても同じです。
一般的に1番使う頻度が多いのはA4やB5でしょう。手帳などになるとA6やA7サイズが多いかと思います。
A3サイズの大きいものになるとノートブックというよりもスケッチブックと
呼ばれることが多いようです。
持ち運びやすさや使う用途に合わせて使いやすいサイズを選びましょう。
ノートブックの選び方:行間と罫線の種類で選ぶ
ノートの行間や罫線の有無で選ぶのも1つの方法です。
一般的にノートは「無地」、「罫線」、「方眼」に分けられます。これらの特徴は次のとおりです。
無地
無地とはその名の通り罫線が引かれていないまっさらなノートをさします。
デッサンやスケッチに使う方、メモを取りながら挿絵などを入れたい方に向いているでしょう。絵を描くのにマーカーやマジックを使う方は厚手の紙を選ぶようにしましょう。薄手の紙だと裏に映りこんでしまう恐れがあります。
罫線
みなさんに一番なじみがあるのがこの罫線ではないでしょうか。
罫線が引かれていると文字をまっすぐに書くことができるので、学校の授業や論文、読書感想文を書いたりするのに重宝します。スピーチの原稿を書くときなどにもいいですね。
行間の幅も色々あるので、字のサイズに合ったものを選びましょう。
また、この罫線タイプは他のタイプに比べてノートのサイズ、デザインなどが多く展開されているのも魅力の1つです。
方眼
高校や大学で理系の学科を選択している方や、仕事で設計などの業務に携わっている方はこの方眼タイプをよく使うのではないでしょうか。
このタイプのノートは縦横に罫線が引かれており、数式や図を描く際にとても便利です。
方眼の幅も小さいものでは1mmからあるので、用途にあったものを選ぶと良いでしょう。
ノートブックの選び方:紙質で選ぶ
ノートブックの紙質は書きやすさに直結する部分なのでこだわって選ぶのも1つの方法です。
ノートブックに使われているのは主に上質紙というもので、大きく次の3つに分類されます。
上質紙
上質紙と書いてありますが、いわゆる普通紙のことを指します。
ボールペンやシャープペンシル、万年筆など、ほとんどの筆記用具と相性がよく、消しゴムで消した後の紙の状態も良好、なめらかで印刷にも適しているので、ノートブックで一番使われている紙質でもあります。
クリーム上質紙
その名の通り、淡いクリームがかった色合いをもつ上質紙です。
文字とのコントラストが低くなるので、長時間の使用でも比較的目に優しいのが特徴です。
再生上質紙
古紙パルプを原料とした上質紙です。
森林保護、木材調達理念にのっとり調達されたものを原料としており、環境にやさしい上質紙といえます。
エコマークやグリーン購入法に適合しているものも多数販売されており、特徴としては、少しグレーがかっており、透けにくいので、両面使用に適しているでしょう。
その他、スクラップブックにも使えるクラフト紙など特殊な用紙を使っているノートもあります。
ノートブックの選び方:綴じの種類
ノートの綴じにはリングノートと綴じノートと呼ばれるタイプがあります。
それぞれの特徴は次の通りです。
リングノート
綴じの部分がリング状になっている物をさします。
形状としては一本のワイヤーをスパイラル上にして紙に通したスパイラルタイプ、2つのリングを紙に通したダブルリングタイプなどがあります。
リングノートのメリットは紙が簡単に引きはがせること、2つ折りにできることです。
スケッチブックとしてつかったりするのに適しています。
反面、リング部分が厚くなるので、持ち運ぶ際にはややかさばる傾向があります。
綴じノート
いわゆる大学ノートなどがこの綴じノートになります。
リングノートに比べてかさばらないので持ち運びに便利です。また、見開きで書き込みやすいのもこちらのタイプになります。
おすすめのノートブック
コクヨ キャンパスノート ノ-30S10X5
コクヨ キャンパスノート ノ-30S10X5は、消しゴムで文字を綺麗に消しやすい紙を採用しているノートです。
消しゴムで消しやすいだけでなく、滑らかに筆記を行えるため、濃くしっかりとした力強い文字を書くことができます。
無線とじ製本を採用しており、ページを破ってもノートがバラバラになりにくい仕様になっています。
また、目への負担を減らしてくれる目にやさしい白色を採用しているため、ノートを見続けなければならない場面でも安心して使用可能です。
ミドリ MDノート 方眼罫
ミドリ MDノート 方眼罫は、日記などに使用されるMD用紙を使用しているため、書き心地がよく、インクが滲みにくい商品となっています。
糸かがり製本を採用しているため、折り目を付けることなくページをフラットに開くことが可能です。
また、方眼罫以外にも、横罫と無地の2種類があり、自分の目的に合わせて種類を選択できます。
日本製で品質にこだわっているため、高品質の商品を使用したい方にもおすすめです。
NANAMII スマートノートA5
NANAMII スマートノートA5は、石が原料の紙を使用し、フリクションなどの消えるペンで文字を書けば、濡れたタオルなどで簡単に消すことができます。
そのため、1度全てのページを使用してしまっても、文字を消すことで合計約500回使用可能です。
ドット入り罫線とドット方眼のページが用意されているため、ノートを綺麗に書きたい方やデッサンや図形を描きたい方にもおすすめです。
また、専用アプリなどのスキャン機能を使用すれば、カメラをかざすだけでページをデジタル化してCloudに保存することができます。
マルマン ノート N180A
マルマン ノート N180Aは、1枚1枚、綺麗に切り取ることができるミシン目が入っているため、ノートをページごとに切り取りたい方におすすめです。
用紙の上部にタイトルとナンバーを記入する欄があるため、切り取った後でも、ページの順番や内容の管理がしやすいでしょう。
A4とA5からサイズを選択することができ、横に長いため、ブレインマップなど広い面積が必要な内容でも問題なく使用できます。
また、国産の紙を使用しており、文字の滲みや、かすれなど記入する上で気になる点を防止してくれます。
中村印刷所 A5判 水平開きノート 4冊セット
中村印刷所 A5判 水平開きノート 4冊セットは、A5サイズのノートが4冊セットになっている商品で、180°水平に開いて使用できます。
裏写りがしにくいため、ボールペンや鉛筆での記入はもちろんのこと、万年筆の記入も安心して行えるでしょう。
表紙のデザインもシンプルなため、仕事や学校の授業などでも使用しやすいです。
また、横罫7.5mm仕様となっており、ノートを綺麗に記入したい方にもおすすめです。
デルフォニックス ロルバーン ポケット付メモ NRP08-RO
デルフォニックス ロルバーン ポケット付メモ NRP08-ROは、巻末にクリアポケットが付属しているため、書類などを保管しながら使用できます。
5mm方眼の上質紙を採用しているため、簡単な図形を記入したい場合や、文字を綺麗に均等間隔に並べて記入したい方におすすめです。
それぞれのページにミシン目が付いているため、ノートを破ることなく剥がし、綺麗な状態で相手に渡すこともできます。
レッドやブルー、ローズなど9色の中から好きな色を選択可能です。
ナカバヤシ ロジカルノート ノ-B510B-5P
ナカバヤシ ロジカルノート ノ-B510B-5Pは、B5サイズのノートが5冊セットになっているお得な商品です。
縦と横にガイドラインが入っているため、作図がしやすく、段落や文字の高さを揃えて記入することができます。
また、1行を3分割しやすい仕様となっており、行間の空いた読みやすいノート作りが可能です。
ページの分割を行えるメモリが各ページに付いているため、目的に合わせてページを3・4分割にできます。
ノートのまとめ
・ノートを選ぶ際は「サイズ」「行間と罫線の種類」「紙質」をポイントにすると良い。
・ノートの綴じ方には「リングノート」と「綴じノート」があり、それぞれ長所短所がある。