こちらの記事は2021年3月14日に加筆修正いたしました。
加筆修正箇所
・衣類スチーマーの選び方に使いやすさに関わる機能で選ぶ
・衣類スチーマーのおすすめ品の情報
ここでは、衣類スチーマーの特徴や、メリット・デメリット、おすすめの商品を紹介します。
洋服を着ようと思ったら、シワだらけでアイロンが間に合わなかった経験がある方もいるでしょう。
そんなときに、手軽にシワを伸ばすことができるのが衣類スチーマーです。
スーツやシャツも簡単に綺麗にできるためニーズが高く、多くのメーカーから販売されています。
この記事を読むことで、自分に合った衣類スチーマー購入の検討が出来ます。
衣類スチーマーとはそもそも何か
衣類スチーマーでは、鉄板を直接当ててシワを伸ばす通常のアイロンとは異なり、高温スチーム機能でシワを伸ばすことができます。
高温スチームを噴射することにより、シワだけでなくニオイを取り除いてくれるところもポイントです。
ハンガーに洋服を掛けたまま簡単にシワが伸ばすことができます。
衣類スチーマーの種類
衣類スチーマーは、大きく分けて「通常の衣類スチーマー」と「スチームアイロン」の2つに分かれます。
選ぶタイプによって、使い勝手やメリット・デメリットが変わってくるため、購入する前に必ず種類をチェックする必要があります。
スチームアイロン
スチームアイロンは、名前の通り「スチーム」と「アイロン」の2つの機能を取り入れた商品です。
基本的には敷いた生地を、上からプレスしてシワを伸ばします。
スチームでのシワ取りも可能ですが、アイロン機能に特化していることが特徴です。
スチームと鉄板による熱・圧力でシワを伸ばすため、ドライで綺麗な仕上がりにする事が出来ます。
ワイシャツやスラックスなどの衣類におすすめです。
衣類スチーマー
衣類スチーマーは、高温スチームを噴射してシワを伸ばすことに特化した商品です。
衣類をハンガーに掛けたまま、スチームができるのも魅力でしょう。
熱と水分でシワを伸ばすことができ、ブラウスやジャケット、ニットなどのアイロンがけが難しい衣類でも簡単にシワ伸ばしが可能です。
重量が軽いものが多く、手軽に使いやすいという特徴があります。
ドライアイロン
ドライアイロンは、スチーム機能がないシンプルなタイプのアイロンです。
昔ながらのアイロンですが、使い方もシンプルで、キレイに仕上げることができます。
衣類スチーマーの選び方
有線タイプかコードレスかで選ぶ
衣類スチーマーは高温を保たなければならないため、有線タイプが主流です。
数は少ないですが、コードレスタイプも販売されています。
有線タイプの場合、長時間でもパワーを保つことができますが、コードがあることが煩わしい時があるでしょう。
コードレスであれば、コードを気にせず楽に使うことが可能ですが、有線タイプに比べて価格が高い傾向があります。
使いやすさに関わる機能で選ぶ
スチームアイロンの使いやすさに関わる機能は、「立ち上がり時間」「スチームの持続時間」「水を入れたときの重さ」「かけ面の冷却時間」の4つです。
お出かけや出勤前、帰宅後に使う人の場合は、立ち上がり時間が60秒以内のモデルを目安に購入するとよいでしょう。
大量の衣類のシワを伸ばす人であれば、給水タンクいっぱいに水を入れても、無理なく片手で持てる重さであれば腕が疲れません。
しかし、軽すぎると給水タンクの容量が少なく、スチームの持続時間が短い恐れもあるため、スチームの持続時間もあわせてチェックするとよいでしょう。
かけ面の冷却時間もポイントです。
かけ面の温度が高いと棚の中に収納できず、家族が手を触れてしまう可能性がでてくるため、子供がいる家庭では注意が必要です。
高温にしておくために安定させる待機スタンドや、スイッチの消し忘れにも安心なオートオフ機能、自動停止機能なども便利でしょう。
サイズと重量で選ぶ
サイズや重量も商品選びで大切なポイントです。
出張や旅行が多い方には、携帯できるコンパクトサイズの衣類スチーマーが人気です。
家庭で日常的に使用する分には、小さすぎるとパワーが弱く、鉄板の面積も小さくなってしまうため、ある程度の大きさのものを選ぶとよいでしょう。
重量はハンディタイプであれば、軽量なものがおすすめです。
ハンガーにかけたままスチームを掛けることが多いため、重いと疲れて使い勝手が悪くなってしまいます。
しかし、軽くてコンパクトなものは水のタンクも少ないため、バランスを見て選ぶのが大切です。
衣類スチーマーのおすすめ品
アイリスオーヤマ SIR-04CL-Pは手軽に使える
アイリスオーヤマ SIR-04CL-Pは、立ち上がりが最短30秒と短く、軽量&コードレスであるため、アイロンがけを忘れていた朝にも活躍するコードレスアイロンです。
かけ面にはフッ素コートが採用されており、かけ心地が滑らかな事も魅力です。
2段階スチームにより、布の厚さを見てスチーム量を切り替えることが出来ます。
ドウシシャ HSU-101NVは強力スチームが特徴
ドウシシャ HSU-101NVは、パワフルスチームにより手早くにシワをのばしすことができます。
ゴムベラも付いているためシワが伸ばしやすく、取り外しが可能な大容量の水タンクも便利なポイントです。
衣類をハンガーに掛けておけば、シワに向けて強力スチームを当てれば簡単にシワ伸ばしが可能です。
搭載されている強力スチームのシワ伸ばし以外にも、汗や加齢臭、タバコ臭以外にも、花粉対策やダニ対策にも効果が認められています。
パナソニック NI-WL705-PNはWヘッドベースが便利
パナソニック NI-WL705-PNは、前後左右自由に動かすことができるWヘッドベースです。
ラクにかけられるWヘッドベースは、狭い所に入り込む「スリムヘッド」と、かけ面が広い「ワイドベース」により、手軽にかけることができます。
握りやすい指かけグリップは、人差し指にフィットする形状であるため、手になじみやすく扱いやすいのも魅力でしょう。
約160mLの大容量タンクにより、スチームを長続きさせることが出来ます。
タンクの注水量が約160mLであるため、1回の給水によりスチームを長く使うことが出来ます。
SteamOne S-Nomad SN506SBは置き場に困らない
SteamOne S-Nomad SN506SBは、自立型であるため置き場に困らず、スペースを取りません。
シンプルなデザインにより、インテリアとしての側面も持ち合わせています。
タンクが透明であるため、水の残量が見えやすいのも魅力でしょう。
パナソニック NI-FS550-PPは約24秒で立ち上がる
パナソニック NI-FS550-PPは、ハンガーにかけたまま簡単にシワと臭いをとり、衣類ケアできるベーシックな衣類アイロンです。
約24秒で立ち上がるため、忙しい朝にも簡単に使い始めることが出来ます。
360°のどの角度でもスチーム噴射が可能なため、使いやすいのも魅力でしょう
右手でも左手でも使えるのも特徴で、持ち替えるのも簡単です。
YKE 衣類スチーマー スチームアイロン 除菌 消臭 【JP-PSE認証済】
国際デザイン大賞受賞、世界のプロにも認められた外観
アイロンと掛けスチーマー両用、便利性を追求したのと同時にパワフルな性能、“デザイン界のアカデミー賞”と言われているドイツIFデザイン賞、ドイツレッドポイント賞を獲得
パワフルスチームの増圧ナミクラス水蒸気を瞬間的に噴射。
アイロン面がフラットだから、アイロンのようなプレス仕上げもできる。
Tenswall スチームアイロン 衣類スチーマー ハンディースチーマー
コンパクト・軽量な本体
ハンガーにかけたまま使える。PSE認証を取得済み、電気用品安全法に基づき、日本の定める安全基準の検査に合格した製品です。
自動遮断機能付きなので、水タンクに水がなくなった場合、自動的に運転を停止可能。
日立 CSI-307 XSは設定温度とかけ面温度が分かりやすい
日立 CSI-307 XSは、1,200Wというハイパワーによる高温・中温スチームで、布地に合わせたお手入れができます。
パワースチームに加えてハンガースチームにも対応しているモデルです。
設定温度とかけ面温度が分かる「温度表示液晶ディスプレイ」は、 見やすいバー表示であるため把握するのが簡単です。
通電時は給電台のランプが点灯するため、コンセントの抜き忘れにも役立ちます。
通電状態が分かるため、火傷の防止やコンセントの抜き忘れの防止にもすることが出来ます。
衣類スチーマーについてのまとめ
- しっかりとピシッとシワ伸ばしする場合と、手軽にシワ伸ばす場合とで選び方が大きく変わります。アイロンには複数の種類ががありますが、シワの伸ばし方や特徴もそれぞれです。
- 衣類スチーマー:鉄板を直接当てずに、高温スチームでシワを伸ばします。スチームでニオイも取り除き、ハンガーに洋服を掛けたままシワ伸ばしが可能です。
スチームアイロン:高温スチーム機能を搭載したアイロンです。上からプレスする方法と、スチームでシワを伸ばす1台2役の商品です。
ドライアイロン:スチーム機能のない、昔ながらのシンプルなタイプです。使い方がシンプルで、シワをキレイにしてくれます。 - コードの有り無しやサイズ、重量、安全性など、使いやすいポイントで選ぶと良いでしょう。