この記事では、ペンケースの種類や、おすすめな商品についての解説をします。
学校や職場を始め、ご家庭や習い事など、日常のあらゆるシーンで使われるペンケースは、デザイン性の高いオシャレなものから、実用性に特化した高機能なものまで、種類はさまざまです。
特徴や用途とあわせて、各メーカーから販売されているペンケースを種類別に解説するため、この記事を読むことで、自分に合った製品購入の検討が出来ます。
ペンケースの種類
まず、ノウハウ・初心者向けの情報をご紹介いたします。商品の紹介を先に知りたい方はこちらをクリックしてください。
スタンドタイプは狭いスペースに使いやすい
「スタンドタイプ」は自律型のペンケースです。
他のタイプと違い筆記用具を縦に収納するため、学校の机や職場のデスクなど、狭いスペースでも筆記用具の出し入れがしやすいことが特徴です。
スタンドタイプのペンケースの火付け役である、コクヨの「ネオクリッツ」に代表されるような両開きタイプは、ファスナーで開いた布部分を折り返して使います。
両開きタイプは収納部分が充実しており、出し入れもし易いため、ペンだけではなく日用品を入れる小物入れとしてもおすすめのペンケースです。
一方で、自室の机や会社のデスクなど、持ち運びせずに常設しておくペンケースとしては、底面積の大きい安定性の高いペンケースが人気です。
トレータイプは中身が出しやすい
入っている筆記用具がパッと見渡せるのが「トレータイプ」のペンケースの最大の特徴です。
ファスナーで見開くタイプや、スナップボタンやマグネットで開くタイプなどさまざまですが、いずれも上部が大きく開きます。
中身が一目瞭然であるため、目的の筆記用具をすぐに取り出せることがメリットで、蛍光ペンや色鉛筆など、多くの筆記用具を使用している方におすすめのペンケースとなっています。
ロールタイプはコンパクトにしまえる
ロールタイプはデザイン性が高く、ビジネスマンに人気なペンケースです。
他のタイプよりも収納力は劣るものの、丸めてコンパクトにしまうことができるので、持ち運びの際に場所を取りません。
スマートなスリムタイプや革素材の品など、見栄えを重視したデザインのものが多く、多くのビジネスマンに愛用されています。
高級万年筆やお気に入りのペンを収納する場合は、ペン同士がぶつかって傷つく心配のない、仕切りがあるタイプがおすすめです。
ハードタイプはコスパの高い品が多い
「ハードタイプ」は、プラスチックなど丈夫で固い素材でできていることが特徴です。
透明な素材を使用している場合は、収納している状態でも中身の確認がしやすく、学生向けに耐久性の高い商品も多いため、コスパの高い商品も多いです。
ペンケースの選び方
用途や目的で選ぶ
ペンケース選びの際は、ご自身の目的と用途を確認することが大切です。
持ち運ぶ機会が多い場合は、コンパクトに収納な可能なロールタイプやフラットな形状のものが便利です。
一方で、持ち運びが少なく、ペン以外にも道具箱として出来るだけ多くの文房具を収納したい場合には、スタンドタイプやトレータイプなど、ラージサイズのペンケースが活躍します。
現代では、化粧ポーチとしても使えるケースや、収納する場所が細かく区切られて、小さなシェルフのように使えるものなど、個性的なペンケースも販売されています。
事前に筆記用具を使う場面を確認し、ご自身の生活スタイルに合わせた商品選びが大切です。
容量で選ぶ
ペンケース選びの際は、ご自身の用途にあった容量を確認することも大切です。
基本的には、ペンケースの収納容量が大きければ大きいほどサイズも大きくなり、その分机やカバンに多くのスペースが必要になります。
小さな容量のペンケースに必要以上の筆記用具をしまうと、パンパンになって見栄えが悪いだけではなく、落としたりぶつけた際に筆記用具が壊れてしまう危険が高くなります。
購入後にこのようなトラブルを避けるためにも、事前にペンケースの容量を確認し、用途にあわせたサイズ選びが重要です。
素材で選ぶ
ペンケースに使われている素材はさまざまです。
プラスチックやシリコン、ビニール素材など水に強い素材であれば、鉛筆やインク、消しゴムのカスなどの汚れを水で洗い流し、いつでもピカピカに使うことができます。
布製のものはデザインが非常に豊富な事も魅力です。
高級感のある革素材は、ビジネスシーンはもちろん、大切な人へのギフトにもぴったりタイプです。
機能性で選ぶ
使い勝手の良いペンケースを選ぶためには、機能性にも注目が必要です。
多くの文房具を収納した際に整理のしやすさを重視する場合は、開閉がしやすいダブルファスナータイプのものがおすすめです。
中でも、内部の仕切りが分けられている2ウェイタイプの品は、消しゴムや定規などの小物を分けて整理することができる収納性の高い事が魅力でしょう。
ペンケースの中には、内側や外側にポケットが付いている品もあります。
ポケットが付いていれば、小物を種類別に整頓できることはもちろん、付箋など衝撃に弱いものでも、くしゃくしゃにならずに安全に収納することができます。
ペンケースおすすめ品
コクヨ F-VBF181-1はペンの収納量が多い
コクヨ F-VBF181-1は、スタンドタイプの火付け役となった人気のペンケースです。
ペンの収納量が約20本と、スタンドタイプとしては多めで、高さは18cm定規にも対応しています。
両開きであるため、バッグにしまったままでも中身を取り出すことができ、小物ポケットで整理もしやすい万能な品です。
リヒトラブ A7551-24は細かい仕分けが魅力
大阪に本社を置くリヒトラブのA7551-24は、細かい仕分けでたっぷりと収納ができる、ブックシェルフのようなペンケースです。
2019年9月時点でAmazonペンケース部門1位の商品で、収納力の高さとリーズナブルさが人気です。
ポケットがメッシュ状になっているため、中身の確認がしやすいのも魅力でしょう。
コクヨ F-VBF190-1は大量の文房具の収納が可能
コクヨのF-VBF190-1は、約35本と大量の文房具の収納が可能なトレー型のペンケースです。
シェル構造と呼ばれる口が大きく開くタイプで底面も大きいため、目的のものを見つけやすい使い勝手の良いペンケースです。
ステッドラー 900LC-NAは高級感が魅力
ドイツのブランド、ステッドラーの900LC-NAは、本革を使用した高級感溢れるロールタイプのペンケースです。
良質な牛革を使用しているため、革独特の経年変化が楽しめます。
自分用にはもちろん、オリジナルケース付きで大切な人へのギフトにも最適のペンケースとして人気を集めています。
Collasaro ペンケースはビジネスシーンにおすすめ
Collasaro ペンケースこちらのペンケースは、耐久性のあるクレイジーホースレザーを使用した高級感溢れるロールタイプのペンケースです。
アンティーク風のデザインで、ビジネスシーンにぴったりのペンケースとなっています。
コクヨ F-WBF116Dは取り回しの良さが魅力
コクヨのF-WBF116Dは、持ち運びに便利なスタンドタイプのペンケースです。
そのコンパクトさで、スーツの内ポケットに入れたり、バッグの空いた隙間におさめたりすることができます。
超スリムなスタンドタイプなため、会議室など狭いスペースのため場所を取らずに使用できる、取り回しの良いペンケースです。
コクヨ F-VBF231Tは小物入れとしてもおすすめ
コクヨのF-VBF231Tは、4つのカラーから選べるレトロでシンプルなペンケースです。
やらわかい素材でできているため、入れるものの量に左右されずに使いやすい仕様となっています。
シンプルデザインなため、ペンケースとしてだけではなく小物入れとしてもおすすめです。
Lee ミニポーチはカジュアルなデザインが魅力
人気のジーンズブランドLee(リー)から販売されたこのペンケースは、デニムでできたカジュアルなデザインが特徴のペンケースです。
シンプルなデザイン性の高さから、化粧ポーチやトラベルポーチなど、さまざまな用途で使用できるマルチポーチです。
レイメイ藤井 FSB150Sは実用性の高さが魅力
レイメイ藤井のFSB150Sは、軽くて丈夫で高機能な実用性の高いハードカバーのペンケースです。
機能性の高さとシンプルなデザインで、学生を中心に人気のペンケースとなっています。
持ち運びしやすい用に手さげ部分が付いており、ミニマムサイズの道具箱としても使うことができます。
クツワ SF015GRは学童に人気の品
クツワのSF015GRは、恐竜の意匠をあしらった、学童向けハードカバーペンケースです。
日本製の高機能なペンケースで、その品質の高さに加え、光沢のあるラメプックリ加工された野性的なデザインが、学童に人気のペンケースとなっています。
ペンケースについてのまとめ
- 日常のあらゆるシーンで使用するペンケースは、デザイン性の高いおしゃれなものから、実用性に特化した高機能なものまで、各メーカーからさまざまな種類が販売されています。
- ペンケースの種類は、スタンドタイプ・トレータイプ・ロールタイプ・ハードタイプなどにわけられ、それぞれ特徴が異なります。
- 商品選びの際は、それぞれの種類の特徴を理解するとともに、素材や収納力、機能性なども事前にチェックし、ご自身の目的や用途にあった商品選びをすることが大切です。