この記事では、団子の材料や作り方、おすすめの商品などを解説します。

日本らしさを感じる和菓子の代表格である「団子」には、色んな味の種類があり、楽しめる和菓子のひとつです。

古くから馴染みのある団子ですが、歴史や地域差も多くあります。

この記事を読むことで、ご自宅で自分好みのお団子を楽しむことができるようになります。

そもそも団子とはなにか?

まず、ノウハウ・初心者向けの情報をご紹介いたします。商品の紹介を先に知りたい方はこちらをクリックしてください。

市販の団子のおすすめ品

日本の歴史の中でも古くから伝わる食べ物である「団子」は、食べられ始めたのは縄文時代からであるといわれています。

クヌギやどんぐりなどを食べる際に、アクの強い実を食べやすくするため、粉状にして水にさらしてから団子にして食べ始めたのがきっかけです。

室町時代になると、中国の菓子である「団喜(だんき)」を串に刺して、現在のような団子の形状が作られました。

江戸時代に入ると、現代でもよく使われる「花より団子」という言葉が言われるようになり、定番の食べ物として人気を集めはじめました。

下鴨神社で行われる夏の神事「御手洗祭」から始まった「みたらし団子」が江戸時代では主流となりました。

みたらし団子は本来、夏の和菓子で、俳句の季語としても使われています。

団子が串にささっている数は、関東では4つ、関西では5つという傾向があります。

みたらし団子が現在のような甘辛味になる前は、醤油をつけて焼いただけの醤油団子でした。

砂糖は高価なものだったため、第二次世界大戦後に初めて現代ような味付けになっていきました。

その他にもピンク・緑・白の3色が並んだお花見団子にも深い歴史があります。

豊臣秀吉に名付けられた団子であり、ピンクは春の桜、緑は夏を表し白は冬を表した季節を感じるものとされました。

日本の歴史や文化と深いつながりがある事が団子の特徴です。

団子の材料と作り方

団子は穀物の粉を水やお湯を加えて丸い形状を作り、蒸すまたは茹でるものが一般的です。

主な材料は、うるち米を加工した上新粉が主流です。

うるち米ともち米を組み合わせた団子粉も、硬めでコシの強い食感がお好みの方に人気です。

柔らかい団子がお好みの場合には、小麦粉で作ることも可能であるため、好きな食感に合わせて、材料を選ぶと良いでしょう。

作り方はどの材料でも同じで、水またはお湯をゆっくりと混ぜてこねて丸い形状を作っていきます。

小麦粉を使用する場合には、水分が多いと柔らかくなり過ぎてしまうため注意が必要です。

そして丸く出来上がった団子を、沸騰したお湯に入れていきます。団子が沸騰の中から水面に上がってきたら完成の合図です。

ボウルに冷水を用意しておき、上がってきた団子をその中に入れます。冷え切ったら冷水から出して、水気を切れば団子の完成です。

定番のみたらし団子の味付けは、キビ砂糖50g、しょうゆ大さじ1、片栗粉小さじ1.5、水70mlの4つを中火で2分程度混ぜるだけで完成です。

その他には、あんこ・きな粉など、色々な味を簡単に楽しむことができます。

市販の団子のおすすめ品

お菓子工房幸ふく やわらか幸ふくだんごは選ぶのが楽しい品

お菓子工房幸ふく やわらか幸ふくだんご10種類10本は、みたらし・小倉・三色・生チョコ・きな粉・よもぎ・桜もち・ずんだ・紫いも・栗の10本セットです。

10種類の団子が詰まっているため、楽しみながら食べることが出来ます。

お菓子のたいよう コシヒカリ100%団子は食感が魅力の品

お菓子のたいよう コシヒカリ100%団子は、千葉県産コシヒカリ新米を100%使った贅沢な団子です。

モチモチ感としっとり感は、普通の団子とは違う絶品の食感で、実際の店舗で焼き上げている団子を、自宅で食べることができます。

米丸家 飛騨高山みたらし団子 醤油味はシンプルさが魅力

米丸家 飛騨高山みたらし団子 醤油味は、飛騨高山からお届けする米丸家の団子セットです。

お米の美味しさを実感できる、醤油味のみたらし団子で、シンプルでありながらも、お店の団子を味わえる品です。

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団子についてのまとめ

  • 日本の伝統と文化を感じる「団子」は、色んな味が楽しめる和菓子のひとつです。手軽に食べることができ、老若男女問わず人気のある食べ物で歴史が深く地域差もあります。
  • 歴史は長く始まりは縄文時代となり、室町時代に入ってから現在のような串に刺す団子の形になりました。江戸時代に入ると、下鴨神社で行われる夏の神事「御手洗祭」によって「みたらし団子」が誕生しました。
  • みたらし団子になる前は、醤油をつけて焼いただけの醤油団子が主流でした。当時は砂糖が高価だったためです。
  • その当時は、串にささっている数が関東では4つ、関西では5つという傾向があります。日本の歴史や文化と団子は深いつながりがあり、季節を楽しむ和菓子でもあります。
  • 団子の主な材料は、うるち米を加工した上新粉が主流です。または、うるち米ともち米を組み合わせた団子粉や小麦粉で作ることも可能です。
    好きな食感に合わせて、材料を使い分けると良いでしょう。
  • 作り方は、水またはお湯をゆっくり混ぜてこねて丸い形状を作っていきます。丸く出来上がった団子を沸騰したお湯に入れていき、団子が沸騰の中から水面に上がってきたら完成です。最後は冷水で団子を冷やし、水気を切れば団子の美味しい団子になります。
  • 定番のみたらし団子の材料は、キビ砂糖50g、しょうゆ大さじ1、片栗粉小さじ1.5、水70ml。中火で2分程度混ぜるだけで完成です。