スマホを頻繁に充電している人にとって、「もっと速く充電できればいいのに……」と思ったことはありませんか?
そんな時は、急速充電を行うのがおすすめです。
急速充電を行うことですぐに充電されるので利便性は高いですが、急速充電に必要なものを用意しなければなりません。
それでは、急速充電とは何か、iPhoneの対応機種や必要になるものについてご説明しましょう。

急速充電とは?

急速充電とは、その名の通りスマホを急速に充電する方法です。
一般的な充電は電圧や電流を流すことによって行われていますが、急速充電は通常よりも高い電圧と電流を流して充電時間を早めているのがポイントです。
それでは、充電時間の目安と充電が早くなるポイントについてご説明しましょう。

充電時間の目安

急速充電されるといっても、どのくらいの速さで充電されるのか気になる人も多いのではないでしょうか。
急速充電による充電時間の目安は、基本的に通常の充電の2倍~3倍だと言われています。
通常の充電で2時間ほど充電する必要性があった場合、半分以下の時間で充電されるので充電効率が非常に良くなると言えるでしょう。

A(アンペア)の数値が大きいほど充電速度が速い

充電時間を決めているのは、アンペアの数値です。
アンペアの数値が大きいほど充電速度が速くなりますが、ここで充電器の性能やスマホの性能を確認してみましょう。
そもそも充電される速度は充電器の性能によって違うため、充電器がスマホに送る電圧や電流のアンペアが大きいほど速く充電されます。
また、スマホの性能によってでも充電速度が違います。

急速充電する方法

スマホを急速充電する方法は、高速充電機能が搭載されているスマホに対応している電源アダプタとLightningケーブルを使用するだけです。
電源アダプタとLightningケーブルは別売りなのできちんとスマホの規格に合っているかどうかを確認して購入しなければなりません。

急速充電できるiPhone機種一覧

急速充電できるiPhone機種は、以下の通りです。

・iPhone SE(第2世代)

・iPhone 12 Pro Max

・iPhone 12 Pro

・iPhone 12

・iPhone 11 Pro Max

・iPhone 11 Pro

・iPhone 11

・iPhone XR

・iPhone X5 Max

・iPhone X5

・iPhone X

・iPhone 8 Plus

・iPhone 8

急速充電するために必要なもの

iPhoneを急速充電するためには、専用のものを揃える必要性があります。
別売りになっているので、きちんとスマホの規格に合っているかどうかを確認して購入しなければなりません。
それでは、急速充電する際に必要なものについてご説明しましょう。

USB PD対応急速充電器

まず、USB PD対応急速充電器を用意しましょう。
USB PDとは従来の充電器と比べて大きな電力供給に対応している規格であり、急速充電するのに必要不可欠なものです。


USB-C to Lightningケーブル

次に必要になるのが、USB-CtoLightningケーブルです。
こちらは上記のUSB PDとスマホを繋ぐ充電ケーブルであり、これがなければ急速充電ができません。
付属されていた従来のケーブルで代用することはできあにのかと思う人もいるかもしれませんが、付属のケーブルでは単純にパワーが足りません。
USB PDで電力を大幅に供給することができても、道が狭ければ一気にものを送れないように、ケーブルも急速充電に対応したものでないと充電速度が速くなりません。
したがって、必ずUSB-CtoLightningケーブルを購入しましょう。


MFI認証が安心

USB-CtoLightningケーブルを購入する時は、MFI認証を受けているものを購入しましょう。
MFI認証とはappleの審査基準をクリアしている製品のことで、一定の安心ができる製品だと言えます。
販売されているUSB-CtoLightningケーブルは1種類しかないわけではなく、様々なメーカーが販売しているのでどれを選べばいいのか分からない人も多いのではないでしょうか。
もしもMFI認証がないケーブルの場合、iPhoneがアップデートした時に反応しなくなったり充電できなくなったりする可能性があります。
安全に充電するためにも、MFI認証を受けているUSB-CtoLightningケーブルを選びましょう。

まとめ

スマホを使っている人なら充電時間を早くしたいと思ったことがあるのではないでしょうか?
iPhoneであれば急速充電に対応している可能性があるので、急速充電に対応しているのか確認して、必要なものを集めましょう。
急速充電によってバッテリーに負荷がかかるわけではありませんし、MFI認証を受けているケーブルであれば安心して使えるでしょう。

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