こちらの記事は2021年4月5日に加筆修正いたしました。

加筆修正箇所
・安全に使える急速充電器のおすすめ
・Anker PowerWave 10 PadはLED表示がガイドしてくれる

現代人にとってスマホは生活に必須のアイテムですが、使用頻度が高い人ほど不満を感じるのが、バッテリーの持ちの悪さと、充電にかかる時間です。
最近のスマホは、急速充電機能をアピールするものが増えていますが、「急速充電はバッテリーにダメージを与えるのではないか?」と考える人も少なくありません。
この記事では、最近のスマホに採用されている急速充電システムとはなにかと、安全に使える急速充電器のおすすめを解説します。

急速充電とはなにか?

電力が一般の充電器よりも高く充電が早い

急速充電とは、バッテリーに供給する電力を多くすることで、充電時間を短縮する技術です。

スマホの充電速度は機種によって違いますが、急速充電した場合の充電時間は、通常の1/2から1/4といわれています。
さらに、急速充電では最初の1時間で機器の8割前後まで充電できるため、急ぐときには重宝するでしょう。

急速充電のデメリットには、バッテリーに用いられるリチウムイオン電池が化学変化を起こしやすく、電力量を正確にコントロールしないと、発熱や発火などの事故をまねく可能性がある事があげられます。

しかし、最近のスマホには「パワーマネージメント」機能が付いており、充電器が急速充電に対応していない場合や、ケーブルの品質が悪いと判断した場合は自動で充電速度を抑えてくれるため安心です。

本体の性能によって充電スピードは大きく変わる

スマホの急速充電では、スマホ本体と充電器、充電ケーブルの3点が同じ急速充電規格に対応していなければなりません。

充電器やUSBケーブルが急速充電に必要な性能や規格を満たしていなければ、スマホ側で急速充電はできないと判断して、通常の速度で充電します。
また、充電器やケーブルが最新の急速充電規格を満たしていても、スマホ本体の性能が追いついていなければ急速充電はできません。
急速充電を実行するには、スマホと充電器の双方が同じ規格を満たしている必要がある事に注意が必要です。

急速充電の規格はメーカーによってまちまち

急速充電の仕組みや規格はメーカーによってまちまちで、統一された基準はありません。

例として、XperiaなどのAndoroidスマホの多くが、Qualcomm社が開発した「Quick Charge」の急速充電規格を採用しています。
しかし、同じAndoroid系でも、HUAWEI社はSuper Chargeという独自規格を採用しているなど、急速充電には様々な規格が存在しています。
また、iPhoneの急速充電規格には名称がなく、充電器の電流供給能力が高ければ、状況に合わせて充電量を増やす仕組みである事が特徴です。

急速充電のデメリット

満タンの充電は「熱」となりバッテリーにダメージを与える

スマホの充電量が満タンになったあとも充電しつづけていると、発熱してバッテリーにダメージを与えるといわれています。

しかし、最近のスマホは充電量が満タンになると、自動的に給電を停止する仕組みになっているため、過充電でバッテリーが劣化することはまずありません。

また、「スマホを充電しながら使用するとバッテリーに負荷がかかって熱くなり、バッテリーの劣化につながる。」という説もありますが、メーカーによって十分な対策が講じられています。

しかし、社外品の充電器や、質の悪い充電ケーブルで充電した場合、スマホを落としたり曲げたりしてバッテリーを物理的に傷つけてしまったような場合には、スマホが異常に熱くなるため注意が必要です。

スマホのバッテリーに多いリチウムイオン電池にとって、熱は劣化の要因になるばかりでなく、発火や爆発につながる危険があります。スマホがやけに熱いと感じたら、すぐ使用を中止する事が大切です。

急速充電が不安な場合の対処方法

普通の充電と寝る前の充電を使い分ける

どうしてもスマホの発熱が気になる場合は、なるべく急速充電を使わず、通常モードで一晩かけて充電すると安心でしょう。
しかし、急速充電を使っても、スマホがほんのり温かくなる程度なら問題はありません。

スマホ側にも対策は施されているので気にしすぎなくてよい

最新のスマホと純正の充電機器であれば、安全機能やパワーマネジメント機能などの発熱発火対策が施されています。
バッテリーの劣化も急速充電のほうが早いわけではないため、急速充電の使用を過度に不安がる必要はありません。

急速充電機器を買う際の注意点

急速充電器とケーブルはアンペア数にこだわる

スマホの急速充電システムは、メーカーや機種によってさまざまです。

充電器や充電ケーブルを購入するときは、メーカー純正品を選ぶと無難でしょう。
安価なケーブルは電気抵抗が大きく、電流や電圧が安定しないため、充電時間が長引いたり、故障の原因になる可能性もあるためです。
量販店などで社外品を選ぶときには、対応電流を示すアンペア数と、電圧を示すボルト数に注意が必要です。

スマホメーカー各社が採用している急速充電システムの仕様は公表されていませんが、充電器とケーブルが2.4A(アンペア)までの出力に対応していれば、ほとんどの機種で急速充電ができます。
しかし、Quick Charge対応のスマホには、「Quick Charge対応」と明記されたものを選ぶ必要がある事に注意が必要です。

安全に使える急速充電器のおすすめ

ELECOM 折畳式プラグ ホワイトフェイスはケーブル一体型

ELECOMのこのモデルは、USB Type-Cケーブルと一体型であるため、ケーブルのつけ忘れの心配なく使えるのが魅力です。

ケーブルは2.5mもの長さがあるため、コンセントから離れた位置からでも機器に接続することが可能です。
また、ケーブルはUSB協会指定の試験に合格しているという、信頼性が高いUSB Type-Cコネクタを採用しているため安心して使う事ができます。USB Type-Cケーブルは、Quick Charge (TM) 3.0対応であるため、急速充電にも対応しています。

Anker PowerPort III Nano

Ankerのこのモデルは、PD(USB Power Delivery)対応のUSB急速充電器の中で、最小・最軽量の本体を実現したモデルです。(2020年5月時点)

急速充電規格PowerIQ 3.0に対応しているため、素早く機器を充電できます。
安全機能には、落雷による大きな電圧などから機器を守る「サージ保護機能」や、電子回路のショート防止機能、温度管理などが備わっています。

Anker PowerWave 10 PadはLED表示がガイドしてくれる

Anker PowerWave 10 Padは、LED表示により、適切な接続状態へと導いてくれるQi(チー)充電器です。
LED表示による接続状態の通知には、以下の種類があります。

  • ブルーで点滅
    金属などによる妨害により、ワイヤレス充電が不可の状態です。
  • グリーンで点滅
    対応していない急速充電器やケーブルを利用しています。
  • ブルーが3秒表示されライトがOFFになる
    急速充電器に接続された状態です。
  • ブルーが表示
    ワイヤレス充電が正しく接続されている状態です。

また、充電したい機器を乗せる部分はゴム製であるため、多少の揺れでは機器が滑りづらいのもポイントです。
Quick Charge 2.0/3.0対応の急速充電器に接続する事で、急速充電モードを使用する事ができます。

BUFFALO BSMPB6718C2は安全装置が事故を防ぐ

BUFFALO BSMPB6718C2は、事故につながりやすい過電流・過電圧などの異常を検知し、自動で動作を停止してくれる安全装置が付いています。

急速充電規格に対応しており、素早い充電を安心して行うことが可能です。
USB Type-AポートとUSB Type-Cポートの2つが備わっているのも特徴です。
USB Type-Aポートにはオートパワーオフ機能が搭載されており、電源をつけっぱなしで放置してしまっても、自動で無駄な電力消費を防いでくれます。
USB Type-Cポートには急速充電規格QuickCharge3.0に対応しているため、機器を素早く充電できます。

SANWA SUPPLY ACA-IP25Wは折りたためるので持ち運びに便利

SANWA SUPPLY ACA-IP25WはUSBポートが2個

iPad、iPhone、iPod対応電源2個口付きUSB充電器。ホワイト。
家庭用のコンセントでiPad、iPhone、iPodなどが充電できます。

関連記事:スマホの充電器でダイソーなど100均で購入できる製品の種類と注意点の解説

急速充電のデメリット対策についてのまとめ

  • スマホの急速充電は、通常の充電モードより供給電力を増やすことで、充電時間を短縮しています。
  • リチウムイオン電池は化学変化を起こしやすく、充電中は電力量を正確にコントロールする必要があります。
  • 急速充電でバッテリーが劣化することはありません。
  • 急速充電はスマホ本体と充電器だけでなく、ケーブルも高性能でなければ実現できません。
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