外出前になってスマートフォンの充電を忘れていたことに気づいたことはありませんか?
そのようなときは短時間でスピーディーな充電を叶えてくれるのが急速充電です。
この記事では、急速充電のやり方や、対応機種、必要な充電器などをご紹介します。
いざというとき慌てなくてすむように、急速充電のやり方を確認しておきましょう。
目次
急速充電する方法
一般的な充電時間の目安
スマホの充電時間はバッテリーの劣化状態によっても異なりますが、フル充電の目安は一般的に2〜3時間といわれています。
スマホの充電時間に関係するのが、充電器のアンペアです。
アンペアとは電流の単位のことで、充電器やモバイルバッテリーのアンペアは、最大でどのくらいの電気をスマホに送れるか示しています。
そのため、できるだけ速く充電したいなら、充電器のアンペアの数字が大きいものを選ぶのがポイントです。
急速充電の手順
自分のスマホが急速充電に対応した機種であれば、急速充電対応のアダブターとケーブルを準備することで、急速充電が可能です。
たとえばiPhoneの場合、iPhone11以前の機種に付属していた充電器は5V/1Aです。
現在のiPhone用充電器には5V /1Aの他に、5V/2.1A、5V/2.4A、9V/2Aの組み合わせがあり、もっとも速く充電できるのは9V/2Aです。
iPhone11ProやiPhone11Pro Maxのほか、iPad Pro12.9インチ(第4世代)などには、18Wで9V/2Aの急速充電に対応した充電器がついています。
iPadを使っている方であれば、iPad用の急速充電器を使うことでもiPhoneの急速充電が可能です。
Apple社の公式サイトには、約30分でiPhone8を最大50%まで高速充電できると記載されています。
iPadの充電器がない場合は、急速充電器やケーブルを購入しましょう。
iPhone11 Pro/ Pro Max、iPhone12に付属しているUSB-C LightningケーブルとUSB-C充電器を使えば、急速充電可能です。
また、スマホの急速充電の規格は複数あり、androidの場合はメーカーによって対応している規格が異なるため、自分が使っているスマホがどの規格に対応しているか確認する必要があります。
規格には、アメリカのQualcomm社が開発した「Quick Charge」や、USB Type-Cに対応した「USB PD(USB Power Delivery)などがありますので、お持ちのスマホのスペックを確認して急速充電の規格をチェックしてください。
ご自分のandroidスマホの規格を確認したら、対応している規格に合い、2.4A以上で充電できるアダプターやケーブルを用意しましょう。
急速充電できるiPhone、android機種一覧
ここからは急速充電できるiPhoneとandroidの機種をご紹介します。
急速充電器を使っても、スマホ本体が急速充電の対応機種でなければ急速充電できません。
お使いのスマホが急速充電に対応しているか確認してください。
iPhoneは、iPhone8以降の機種が急速充電できます。
androidの急速充電できる機種は多数ありますので、ピックアップしてご紹介します。
iPhone | l iPhone12 Pro / Pro Max
l iPhone12 l iPhone SE(第二世代) l iPhone11 Pro / Pro Max l iPhone11 l iPhone XR l iPhone XS / XS Max l iPhone X l iPhone8 / 8 Plus |
android | l GALAXY S8
l GALAXY S9 l GALAXY Note10+ l GALAXY A20 l GALAXY S20 5G l GALAXY A52 5G l Xperia XZ1 l Xperia XZ3 l Xperia 1Ⅱ l Xperia 10Ⅲ l arrows 5G l arrows NX9 l AQUOS sense3 plus l AQUOS R5G l AQUOS sense4 l AQUOS sense5G l ZenFone 6 l Zenfone 7 など |
急速充電するために必要な充電器
iPhone対応充電ケーブル
急速充電するためには、充電器だけでなく、急速充電に対応したケーブルも必要です。
まずは、iPhoneの急速充電に対応するケーブルを2つご紹介します。
Ankerの「PowerLine II USB-C & ライトニングケーブル」は、USB PD(Power Delivery)に対応するUSB-C急速充電器と一緒に使用することで、iPhoneへの急速充電が可能です。
12,000回以上の折り曲げテストもクリアするほど耐久性が高く、Apple MFi認証なので安心して使えます。
2つ目はSyncwire のiPhone充電ケーブルです。
こちらもApple MFi認証なので、iPhoneやiPadの急速充電に安心して使えます。
耐久性が高く、断線に強い高密度配線ケーブルを採用し、柔軟であるのにからみくいので、持ち運びにも便利です。
どちらのケーブルもAppleの純正ケーブルより低価格なので、気軽に買いやすいでしょう。
android対応充電ケーブル
androidスマホの急速充電には複数の方法がありますので、お使いのスマホがどの規格に対応しているか確認する必要があります。
android対応の充電ケーブルも2つご紹介します。
Rampow 「USB Cケーブル」は、3.6V〜20V/3AまでのQuick Charge3.0急速充電に対応しています。
10,000回以上の曲折テストをクリアしているため、耐久性は抜群です。
編組ナイロンのケーブルなので、経年劣化によるべたつきがなく、快適に使えます。
2つ目のおすすめは、CIOの急速充電ケーブル 「QC3.0 android USB Type-C」で、Quick Charge3.0に対応しています。
充電のスピードは、最大35分で80%。
3,000回の折り曲げテストをクリアするほど耐久性が高く、ケーブルの表面はナイロンメッシュ素材で覆われているため、断線に強くて安心です。
まとめ
スマホを急速充電するには、スマホ本体と充電器、ケーブルの3つが急速充電に対応している必要があります。
長く機種交換をしていない方は、お使いの機種が急速充電に対応しているか確認してみましょう。
iPhoneの場合は、純正のUSB-C Lightningケーブルと18Wや20WのUSB-C電源アダプタを使えば、急速充電可能です。
純正でなくてもUSB PDに対応し、互換性のある他社のUSB-C電源アダプタで急速充電できます。
androidスマホをお使いの方は、ご自分がお使いのスマホが対応している急速充電の規格を確認して、2A以上に対応している充電器とケーブルを用意しましょう。
ビジネスにもプライベートにもスマホは必需品となりました。
充電し忘れて迎えた朝は焦ってしまいますが、急速充電器があれば安心です。