スマホの充電があまり持たない、充電が早くなくなるので急速充電ができれば便利と思うことは多いでしょう。
Androidを急速充電する方法についてご紹介します。急速充電の方法として、どのような充電器を使えばいいのかの参考にしてください。

急速充電とは?

急速充電を行うには何が必要なのかからご紹介します。
まず、充電時間の目安はどのくらいで、どの程度まで早くできることが可能なのでしょうか。
また、急速充電する方法についても具体的に役立ててみませんか。

充電時間の目安は?充電器やケーブルなどの使い方は?

通常、充電時間の目安はどのくらいが平均なのでしょうか。
スマホの充電時間は大体3時間程度かかると言われています。
急ぐ場合には、ワット数の高い充電器を使うことで急速充電することが可能です。
急速充電器を使うと、約1時間で8割の充電ができて便利です。

急速充電する方法は?

急速充電する方法ですが、Androidの場合には方法がいくつかあります。

  1. 充電ケーブルをアンペア数の高いものに対応したものに変更
  2. 電源アダプターを高出力にする
  3. Quick Chargeに対応しているAndoroid機種の場合には専用の充電器・ケーブルを使う
  4. USB TypeーCに対応しているAndoroid機種の場合には専用の充電器・ケーブルを活用

「Quick Charge」 を使う場合は、機種が限られています。
「Quick Charge」はQualcommが開発した充電器で、いくつかのバージョンがあり、適合する機種を選ぶ必要があります。
Quick Charge 3.0や2.0は、最大18Wで電流を流せるため、4倍程度に早くなるなど高速充電が可能です。
Quick Charge 3.0は、スマホのバッテリー残量が減少した状態から70~80%までを対応充電器から供給される多くの電力で急速充電します。そして80%位からは、スマホのバッテリーに負荷をかけないように少しずつ充電するという方法を取ります。
高速かつ安全に充電することを目指しています。

 

例えば、「Anker PowerPort Speed 4」は、Quick Charge3.0ポートが1つと、Power IQ対応のポートが3つあり、スマホと一緒とモバイルバッテリーを同時に充電可能です。ポートが1つでもいい場合は、cheero社のQuick Charge対応の充電器(CHE-315)はとてもコンパクトで携帯にも便利でしょう。

 

また、「USB TypeーC」に対応している機種は、最近のAndoroidスマートフォンでは多くなっていますので、充電器も使いやすくなっています。「Anker PowerPort I PD – 1 PD & 4 PowerIQ」は、ポートが5つあります。
最大30WのUSB PD対応のUSB Type-CポートとPowerIQに対応の最大2.4A出力のUSB Type-Aポート4つがあります。
スマホだけでなく、タブレットやモバイルバッテリーなど同時に充電可能です。
また、充電器にいくつかのポートがある場合は1ポート当たり何Aで充電できるかチェックしてみましょう。

急速充電できるandroid機種一覧

「Quick Charge」に対応しているのは、ソニー(Xperia XZ3、XZ1など)、富士通(arrowsシリーズなど)、HP(Elite x3など)、ASUS(ZenFone 3など)、Samsung(Galaxy S8+など)、LG(G6など)、Motorola(New Moto X by Motorolaなど)、HTC(HTC U11など)です。

「USB TypeーC」に対応しているAndoroid機種もご紹介します。ソニー(Xperia 5 IIなど)、シャープ(AQUOS R Compact、R2など)、富士通(arrows NX F-01K、arrows Tab F-02Kなど)、京セラ(Android One X3など)、Google(Google Pixel 5、Google Pixel 4(5G)、Google Pixel 4など)、HTC(Android One X2、HTC U11など)、HUAWEI(Mate9、Mate10、P10、P20など)、ASUS(ZenFone Max、ZenFone 7 Proなど)、Samsung(Galaxy A51 5G、Galaxy Note20 Ultra 5G、Galaxy S10など)です。

急速充電するためにAndroid用ケーブル選びも重要!

急速充電するためには、充電ケーブルもいろいろ選んでみるといいでしょう。

USB Type-Cケーブル

USB PD対応ケーブルの3A出力と5A出力がありますので、5Aは3Aの3倍程度の価格ですが、その分アンペアが大きくて急速となります。「Anker PowerLine III USB-C & USB-C 2.0 ケーブル」などが3A出力で PD対応です。
「Anker USB-C & USB-C Thunderbolt 3 ケーブル」などが5A出力 PD対応となっています。

Micro USBケーブル

USB Type-Cケーブルが登場するまでの多くのスマホに使われているのが、Micro USBケーブルです。
「Anker PowerLine Micro USBケーブル(A8132021など)」があります。
ケーブルの長さがいろいろありますので使い勝手のいい長さを選んでみるといいでしょう。

MFI認証が安心

急速充電のためのケーブル選びでは、安いものもありますが、品質的に心配なケーブルもあります。
MFI認証はApple公式認定品です。
iPhone Android両方に活用できるケーブルもあり、MFI認証がパッケージなどに付いているものは安心と言えるでしょう。
MFiロゴがついていないものは、非認証品と考えられますので、選ぶ基準にするのもいい方法です。

まとめ

Androidの急速充電をする方法についてご紹介しました。
3時間ほどかかっていた充電が1時間ほどで8割程度の充電ができる急速充電は便利です。
ワット数の高い充電器を使うことで短い時間で充電することが可能です。急速充電器を備えておくのもおすすめします。Androidのスマホだけに使うのか、他の充電も行うのかによってポート数も選んでください。
また、急速充電のためのケーブル選びもよく選ぶことが大切です。安価なものもありますが、安全で安心なものを選ぶようにするのがコツと言えるでしょう。

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