毎日持ち歩くスマートフォンだからこそ、それを保護するスマホケースもおしゃれなものを選びたいと考えている人は多いのではないでしょうか。
しかし、販売されているスマホケースでは満足できなくなった…。という人も増えてきています。
市販のスマホケースも可愛いけど、自分の個性をもっとアピールしたい!と考えている人におすすめなのがハンドメイドのスマホケースです。
特に、ハンドメイドのスマホケースで人気が高いのが押し花のスマホケースといわれています。色鮮やかで華やかな見た目になるので、おしゃれ好きな人にも注目されています。
もちろん、市販でも押し花で作られたスマホケースはありますが、手作りの方が自分の好みにカスタマイズしやすいです。また、市販のスマホケースより自作の方が安上がりとなります。材料さえそろっていれば、余ったもので違うものを作ることも可能です。
この記事では押し花スマホケースに関して詳しく紹介していきます。
目次
押し花スマホケースはハンドメイドで
押し花スマホケースは、上記でも述べたようにハンドメイドがおすすめです。
市販の押し花スマホケースより安くなるだけでなく、自分の好みの花を選ぶことができるので色とりどりの綺麗な花がスマホケースをさらに華やかにしてくれます。「でも、押し花のスマホケースって簡単に作ることができるの?」と疑問を抱く人もいますが、実は押し花スマホケースは簡単に作ることができます。
作り方は簡単で、UVレジン液をスマホケースに塗り広げて手やピンセットで押し花を好みの形に並べるだけです。こんなに簡単に、世界に1つだけのオリジナルスマホケースを作れます。
なので、市販のスマホケースを購入するよりも、自分の好きな花をスマホケースに並べるほうが安価で好みのスマホケースを作成しやすいです。そして、ハンドメイドだと材料を揃えれば何度も違うものを作ることができるので、市販よりもお得といえます。
人によっては、押し花以外にもラメパウダーをふりかけたりストーンをのせてゴージャスなスマホケースにすることもあります。
下記には、押し花スマホケースの具体的な作り方を記述します。
押し花スマホケースの作り方
UVレジン液は、自作のアクセサリーや雑貨などに使用されており使ったことがあると言う人もいるでしょう。UVレジン液は、押し花スマホケースを作る際にも大活躍します。
簡単にUVレジン液について説明すると、紫外線で硬化する樹脂のことです。UVライトを使えば、短時間で固められます。太陽光でも時間はかかりますが、作ることはできます。
作り方は、いたってシンプルでスマホケースにUVレジン液を塗り押し花を並べていきます。最後に再びUVレジン液を薄く塗って完成です。
UVレジン液に対して、難しそうと考えている人もいますが、慣れると押し花スマホケース以外にも色々と自作することができるので使い続けてまずはコツを掴んでいきましょう。
100均でも買うことは可能ですがUVレジン液を購入するときは、なるべく質のいいものがおすすめです。
100均のUVレジン液は、硬化具合や透明感が質のいいものと違ってあまり良くありません。完璧なハンドメイドを作りたいなら、100均はあくまでも練習用として考えるようにしましょう。
特に、初心者であればなおさら質のいいものを購入する方が押し花スマホケースもストレスなく簡単に作りやすいです。
質のいいものとして、おすすめのUVレジン液は、バジコ「太陽のしずく」や「清原のUVレジン液」です。
バジコの「太陽のしずく」は、硬化が速くしっかり固まります。そして「清原のUVレジン液」は、気泡が入りにくくむらなく仕上がるので、少しお高めですが初心者に向いているUVレジン液といえます。
押し花スマホケースをつくるために用意するもの
この章では、押し花スマホケースを作る際に必要なものを紹介します。
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- 押し花
- UVレジン液(押し花をくっつけるときに必須となります)
- UVライト(UVレジン液を硬化させるために必要です)
- クリアスマホハードケース(スマホケースに押し花を並べていく型のような役割)
- 平筆・木のへら(UVレジン液を塗るために準備しましょう)
- ピンセット(押し花を並べるときに使用します)
- つまようじ(気泡を取るために使います)
- クリアファイル(下に敷いておくと作業や硬化がしやすくなります)
これらを準備して、押し花スマホケースを作成していきましょう。人によっては、ラメパウダーやストーンなども用意する場合があります。
クリアスマホハードケースを準備するときは、自分のスマートフォンの大きさに合っているかもきちんと確認することが大切です。
せっかく作ったのに大きさがあわない…ということにならないように、気をつけましょう。
また、最初は失敗する可能性も考慮してすぐに作る前に練習してみるのもよいといえます。
押し花スマホケースはできあがりを考えてつくるとよい
手作りの押し花スマホケースは、何よりもできあがりのイメージを明確にすることが必須です。
デザインを考えて頭の中でしっかりイメージを固めると、必要な材料も揃えやすくなります。
例えば、クリアスマホケースに何もつけず押し花だけを並べてみたり紙にできあがりのイメージを描いたりすると、作っている最中に迷走する心配もせずにすみます。
ハンドメイドをする際に重要なのは、デザインをきちんと決めて迷走しないようにすることです。決めておかないと、無駄に時間がかかり終わった後に達成感よりも疲労が大きくなってしまう可能性も高いです。
なので、事前にできあがりのイメージはちゃんと決めておきましょう。
ケースに薄くレジン液を塗る
できあがりのイメージを明確にしたら、クリアスマホハードケースにUVレジン液を薄く塗っていきましょう。クリアスマホケースの下に、クリアファイルを敷いておくと作業しやすくなります。
また塗るときは、木のへらや平筆を使うとまんべんなく塗りやすいのでおすすめです。
背面や横に塗り終えたら、押し花をのせていきます。そして、配置が決まった後にUVライトを使って硬化します。
奥行きを出したい!と考えている人は、UVレジン液を何回か分けて薄く塗っていきましょう。
硬化させる前に、気泡が入っていないかを何度も確認することが必須です。もし、気泡が入っている場合は、つまようじなどを使用して気泡を取ると綺麗に仕上がります。
少し手間をかけることにより、より見た目が華やかで美しくなります。ハンドメイドだからこそ、気泡をそのままにしたりせずに妥協しないことが大切です。
押し花を置いてから再度レジン液
押し花を置いた後は、再度UVレジン液を使って硬化させ強度を高めましょう。
二回UVレジン液を使うことで、仕上がりが美しくなるだけでなく強度も高くなります。
UVレジン液を塗る際は、トップコートを薄く延ばす・花が出ないように注意するということを心がける必要があります。
特に、せっかく綺麗に並べた花が出てしまうとショックも大きくなるので慎重にUVレジン液を塗り重ねていきましょう。
押し花スマホケースをつくるUVレジン液の量は?
UVレジン液の量は、25ml入りがほとんどです。多いといえる量ではありませんが、普通の押し花スマホケースを作るときには途中で足りなくなることは基本的にはありません。
しかし、でこぼこのあるパーツはくっつきにくく塗りにくいので25mlのUVレジン液を購入する際は念のために2本用意するようにしましょう。
中には、25mlのUVレジン液をセット購入できたり大容量(100g)のUVレジン液もあるので、押し花スマホケース以外にも自作したいものがある人はそれらを購入するのもベストです。
しかし、ほとんどは25mlのUVレジン液が販売されているので少し多めに購入すると途中で足りなくなる心配もなくなります。
押し花スマホケースのまとめ
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- ハンドメイドの押し花スマホケースがおしゃれ好きから注目度が高くなっています。手作りだと、安価で自分好みの押し花スマホケースを作ることが可能です。
- 押し花スマホケースを手作りするときは、UVレジン液が必須になります。UVレジン液を購入する際は、100均よりも質のいいものを選びましょう。
- 必要な材料は、UVレジン液・押し花・UVライト・クリアハードスマホケース・木のへらなどです。さらに綺麗に仕上げたいなら、気泡を取るつまようじなども準備しましょう。
- できあがりのイメージはしっかり固めることが大切です。また、UVレジン液は重ね塗りすると強度が高くなり、綺麗に仕上がります。
- UVレジン液は、25ml入りがほとんどなのででこぼこのパーツがあるなら2本用意することを心がけましょう。