ここ数年、ハンドメイド好きのあいだで大人気のクラフト材料が、UVレジンです。レジンは液状の透明な樹脂ですが、紫外線を当てるすぐに硬くなるので、オリジナルのアクセサリーや、小物のデコレーション作りに使われています。

最近では、スマホケースをデコって自分だけのスマホに変身させる「デコスマホカバー」が、ひそかなブームになっています。ガラケー時代に流行した「デコ電」のスマホ版ともいえるでしょう。

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みなさんもUVレジンを使って、自分だけのオリジナルなスマホケース作りに挑戦してみませんか?

スマホケースをUVレジンでハンドメイド

スマホケースを手作りするというと、なんだかむずかしそうに感じてしまうかもしれません。でも作り方は意外と簡単です。まずスマホのハードケースに、アクセサリーやビーズなど好みのデコパーツをレイアウトします。

アレンジが決まったら、あとはレジンを塗って固めるだけ。そんな感じで簡単に作れます。

UVレジン液とは樹脂の事

「レジン (resin)」は英語で 「樹脂」 の意味です。厳密には「松ヤニ」のように樹木から取れる天然の油性物質のことですが、科学技術の進歩から生まれた合成樹脂もレジンと呼ぶようになりました。

そして「UV」といえば、みなさんもよくご存じのお肌の大敵、紫外線(ultraviolet)のことです。UVレジンは、ネイル用のクリアジェルのように透きとおった液状の合成樹脂で、紫外線を当てると短時間で硬くなる性質があります。

そのためレジンをクリアジェル代わりにネイルに使う方もいますが、クラフト用のUVレジンの材料は工業用に近く、デリケートなネイルに使うのはあまりおすすめできません。

UVレジンは決して有害ではありませんが、まれにアレルギーを起こすことがあります。敏感肌の方は、レジンが完全に固まるまでは素手で触れないように気をつけましょう。

レジンを使ったオリジナルスマホケースの作り方

ハンドクラフトに慣れた人の中には、スマホから型を取って土台のケースから自作するマニアックな人もいますが、初心者におすすめなのは、100均で手に入るスマホ用のハードケースをベースにすることです。

このベースには、ポリカーボネート製の透明なハードケースを選んでください。100均やクラフトショップではハードケースとそっくりの透明なソフトケースも売られています。

ソフトケースはTPUやシリコンなどの柔らかい素材で作られているので、レジンを使ったハンドクラフトのベースになりません。くれぐれもソフトケースとまちがえないように気をつけてください。

また100均には押し花やワッペン、カラフルなマスキングテープなど、デコパッチに使えるクラフトパーツも数多く用意されています。それらをスマホケースに貼ったり乗せたりしてデザインを決めると、レジンでコーティングしてUVライトで固めます。

作り方は決してむずかしくありませんが、最初のうちは、なかなか思うようにできないかもしれません。うまくできなくても、あきらめずに根気よく挑戦してみてください。

最初にスマホケースのデザインをきめる

最初にデザインを決めるときは、どんなものにしたいかをイメージしながら、絵に描いてみることがおすすめです。パソコンが使える方は、「ペイント」などのお絵かきソフトでデザインのラフスケッチを描いてみましょう。

イメージが固まってきたら、スケッチを印刷用の透明シールにプリントアウトして、ケースに貼りつけてみましょう。その上からデコって仕上げると簡単です。

名前や文字やイラストなどを入れたい場合もパソコンで描くと、きれいにできます。パソコンがない方や、そもそも絵心がない、という方も心配はご無用です。

まず最初にデコ用のシールやビーズ、ストーンなどのパーツのどれかをデコの主役にしてください。そして、それをどこにどう貼るかを検討します。

それが決まったら、次はどんなパーツをどんなふうに飾りつけるかを順番に考えていきましょう。そうすれば、スケッチやデザイン画を描かなくても、デザインやレイアウトを検討することができます。

最初はしっくりこなくても、何度かトライしているうちに、自分なりのアイディアやイメージが生まれてきます。うまくいかなくても焦ったり、あきらめたりする必要はありません。

クラフトショップにはさまざまなデコのデザイン集がありますし、ネットにも数多くの作例が公開されています。それらを参考にして、きれいにバランス良く飾るコツをつかんでください。

そうしてレイアウトが決まったら、スマホで写真に撮って、それをお手本にしながら、UVレジンでパーツをひとつひとつ固定しながら根気よく作っていきましょう。

スマホケースの材料を用意する

スマホケースのハンドメイドに必要なデコパーツとしては、まず土台になるスマホケースと、ハンドメイドクラフト定番のUVレジンが必要です。

次にスワロフスキーなどのラインストーン、ビーズ 、着色剤、リボン、押し花、デコ用シールやマスキングテープなどがあります。またクラフト用のツールとしては筆とヘラ、ピンセットや爪楊枝、使い捨て手袋などがあると便利です。

着色剤としてマニキュアを使ってもかまいません。どれも100均や通販サイトで手に入ります。初めての方には、UVレジンのクラフトに必要なパーツとツールがセットになったスターターキットがおすすめです。

UVレジンは日光でも固まりますが、専用のUVライトを使うと、早く確実に固まります。

レジンはパーツでデコる事が出来る

シールやラインストーン、押し花などのパーツでデコるなら、まずパーツを置くためのトレイと、それを取りつけるための爪楊枝とピンセット、UVレジンとそれを塗るヘラや筆などを用意しましょう。

まずスマホケースの表面にUVレジンを筆やヘラで薄く均等にのばします。次にピンセットや爪楊枝を使って、デコパーツをひとつずつていねいに配置しましょう。

並べ終えたら、もう一度UVレジンで全体を覆うように塗って仕上げます。あとはUVライトで固めると、きれいなスマホケースに仕上がります。

レジンをマニキュアで色付けする事もできる

UVレジンは無色透明の液体ですが、色素を混ぜて自由に着色することもできます。レジン専用の着色剤もありますが、身近にあるものではマニキュアで着色することができます。

マニュキュアはカラーバリエーションが豊富で、ラメやマット、ポリッシュなど、さまざまなタイプのものが市販されています。これらは使い方次第でおもしろい効果が得られるので、素材として無視できないアイテムです。

マニキュアはレジン液にまぜて着色しても良いですし、スマホカバーに直接塗ったり描いたりして、完全に乾いたらレジンを上塗りして固めるというやり方もできます。

なお、レジン液にマニキュアをまぜて着色する場合は、マニュキュアを入れすぎないように注意してください。マニキュアが多すぎるとレジン液が薄まってしまい、色も濃くなって紫外線が通りにくくなり、UVライトで固まるまで長い時間がかかるようになります。

レジンの色を濃くしたいときは、爪に塗るときと同じ要領で、根気よく重ね塗りをする必要があります。なお、レジン液は人によってアレルギー症状を起こすことがあります。マニュキュアの筆にレジン液がついてしまったら、その筆で爪に塗るのは避けてください。

スマホケースをレジンで作る方法のまとめ

  • スマホのハードケースにUVレジンでデコレーションする「デコスマホカバー」がブームになっています。
  • UVレジンは無色透明な液状の樹脂で、紫外線を当てると硬くなる性質があります。
  • UVレジンをはじめ、スマホカバーやデコパーツはクラフトショップや100均で手に入ります。
  • UVレジンの着色にはマニキュアを使うとおもしろい効果がえられます。