加筆修正箇所
・パンもトーストも焼けるおすすめのオーブンレンジを2020年4月24日の情報に更新いたしました。
食材の解凍から、料理をチンして温める・グリル料理にも対応できる等、私たちの食卓シーンをサポートしてくれる、とても便利な白物家電が「オーブンレンジ」です。
忙しい現代人は せっかくオーブン機能つきのレンジを持っていても、温める機能しか使っていない人が多いのではないでしょうか。
しかし昨今のオーブンレンジは「焼く」「蒸す」「煮る」「揚げる」等これ一台で様々な調理ができるよう改良が重ねられています。
焼きたてパンが作れるベーカリー機能や 油を使用せずに素材が持つ脂だけで揚げ物ができる機能もあります。
今までは食材を温めるだけだった人も、オートメニュー機能を使えば幅広い料理が作れる「オーブンレンジ」を もっと活用してみてはいかがでしょうか。
ここでは そんな便利な食卓の救世主「オーブンレンジ」にスポットを当ててご紹介致します。
「温め機能」だけが付いているのが 単機能タイプの電子レンジです。「とにかく料理をチンして温められればOK」と言う人向けです。
それに対し、温め機能に加え ヒーターなどの熱源を使ったグリル・オーブン調理も可能な高機能製品が「オーブンレンジ」と呼ばれているものです。最近ではスチームや過熱水蒸気を使って調理をする ヘルシーさを売りにした製品もリリースされています。
目次
オーブンレンジにはパンをトーストする機能がある
オーブンレンジの中には パンを焼く機能が付いているものやトースター機能搭載の製品もあります。そのオーブンレンジでも 「ガスオーブン」はガスの燃焼により熱した空気で食品を蒸し焼き状態にして調理します。
電気オーブンと比較して 火力が大幅に強いため、こんがりと焼きたいピザやパン、ケーキを調理するのに向いています。
コンベクションオーブン(コンベクションは対流を意味し、内部のヒーターから発せられた熱をファンにより対流させるオーブン)の特徴は、庫内オーブンに対流を起こすことにより 内部を均一な温度に保つことが可能です。
仕上がりの焼き具合にムラが生じやすいという弱点を解消したオーブンで、庫内の容量が大きい大型のものほど 均一に焼きやすいと言われています。
パンを焼くために必要なオーブンレンジ
ハードパンを焼くときは容量の大きいオーブンがよい
ハードパン(フランスパンなど)を焼くときは 容量の大きなオーブンをオススメします。
小さめのパンを一度にたくさん焼きたい時や、食パンなどある程度高さのあるパンにも ハードパンと同じく容量が大きなオーブンが適しています。
パンを焼くならできるだけ高温になるものがよい
オーブンレンジでパンを焼くのなら、できるだけ高温になるモデルをオススメします。高温だと 一気に焼き上げるパワーのあるため、パンが膨らみやすいからです。
最近では350℃にまで上がるハイパワーモデルも出ています。最低でも250℃にまでは温度の上がるものがいいでしょう。
「オーブン機能」は冬場に活躍する機能
何かと人が集まる事の多いウィンターシーズンのお料理に便利なのが「オーブン機能」です。
例えばクリスマスなら、塩・胡椒で下味をつけた鶏肉2枚を お好みの野菜と一緒に天板にぎゅうぎゅうに敷き詰めます。
上からたっぷりのオリーブオイルをかけて粗塩をふり、ハーブをのせて200℃のオーブンで約30分。たったこれだけでフォトジェニックなお料理が、オーブンレンジひとつで1品出来上がります。
また 発酵機能があれば メインディッシュに添えるパンも自分でタネから作って焼けます。
パンもトーストも焼けるおすすめのオーブンレンジ
パナソニック NE-BS2700
パナソニック NE-BS2700は、2段コンベクションオーブンとなっているため、熱風を庫内全体に出し、一般的なバターロールであれば1度に24個まで焼くことができます。
パンを焼く際の余熱時間を表示してくれるため、パンの下ごしらえや準備をスムーズに行うことが可能です。
また、カフェ・スイーツコースを使用すれば、パン以外にも本格的なスイーツを簡単に作ることができます。
パン作りやお菓子作りが好きな方に必要な機能が揃っているため、少々高価な商品ではありますがおすすめです。
東芝 ER-T60
東芝 ER-T60は、通常4時間程度かかるフランスパンなどの本格的なパンを約1時間で作ることが可能です。
生地をこねる必要もないため、非常に簡単に手間いらずで作ることができるでしょう。
また、パン以外にもノンフライ調理に対応しているため、揚げ物などもヘルシーに仕上げることができます。
間口寸法39cmと広々とした設計で、レンジ内への出し入れも楽でしょう。
SHARP RE-WF18A
SHARP RE-WF18Aは、トーストを約6分で、中はふっくら、外はカリカリに焼き上げることができます。
トースト以外の揚げ物もすばやく揚げずに作ることができるため、夕飯の献立作りにも役立つでしょう。
絶対湿度センサーを搭載しているため、過熱時間などの細かい設定をせずに温めることが可能です。
キッチンのインテリアにも馴染みすいデザインをしており、設置しやすいでしょう。
パンを焼くオーブンレンジについてのまとめ
- いかがでしたでしょうか。今まで”チン”する温め機能しか使っていなかった人も オーブンレンジをフル活用してみてください。
- 調理の楽しさはもちろんの事、毎日の食生活をヘルシーにシフトチェンジが可能です。
- パンやお菓子を焼くには、250℃以上の高火力のもの、庫内が2段仕様のものがオススメです。
- 高さのあるパン、ハードパン を焼くなら 容量の大きな製品を選びましょう。
- 発酵機能の付いたものなら パンのタネから作れて便利です。