加筆修正箇所
・電子レンジの選び方にお手入れのしやすさで選ぶを追記いたしました。
・一人暮らしにおすすめの電子レンジを2020年5月22日の情報に更新いたしました。
お弁当に入れる冷凍食品を解凍する際に使ったり簡単な調理の下ごしらえに利用したりなど、様々な用途で大活躍するのが電子レンジです。
電子レンジの機能はどんどん進化しているため、現在では多人数の家庭から一人暮らしまで幅広く活用されています。
使い勝手が良いため生活必需品と言っても過言ではない電子レンジですが、単機能のシンプルな電子レンジから本格的な調理ができる電子レンジまで多種多様な製品があります。
ですから、電子レンジを選ぶ際にどのポイントを押さえておくべきか分からない…と言う人も少なくありません。また、一人暮らしに電子レンジは不要なのでは?と疑問を抱く人もいます。
しかし、電子レンジは一台あると調理の幅が広がるので一人暮らしでも購入しておくと後々便利です。
そして電子レンジの選び方のポイントを押さえることは意外と難しくないため、持っていない人は購入することがおすすめと言えます。
そこで今回は、一人暮らしにおすすめの電子レンジの選び方などを紹介します。
目次
一人暮らしで電子レンジがあるメリット
一人暮らしで電子レンジがあるメリットは、数多くあります。
その中でも大きなメリットと言えるのは、使い方次第で簡単な調理や下ごしらえが可能なことです。
食べ物を温める役割だけではなく、温野菜を作ったりカレーを作ったりなど電子レンジを上手に活用することで美味しい料理が簡単にできます。
初めての一人暮らしであるほど、予算を抑えようとする人が多いです。
しかし、予算を抑えるにしても電子レンジを購入しないと言う選択肢をするよりは、単機能の電子レンジを購入したほうが生活がしやすくなります。
購入した惣菜やお弁当など、電子レンジで温めなおすことが前提の食品が多いため電子レンジはあったほうが良いです。
また、1人分の簡単ランチなども電子レンジを利用することで洗うお皿を減らしたり、手間が少なくしたりすることができます。
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電子レンジの選び方
一人暮らしで電子レンジを購入する際は、電子レンジで何を作るかを重視する必要があります。
色んな種類の電子レンジがあるので、自分の作りたいものを確認した後選び方のポイントを知っておくとより自分に合った電子レンジを選ぶことが可能です。
一人暮らし向けの電子レンジを選ぶ際は、「種類」「大きさと容量」「テーブル」「機能」「扉の開く方向」を必ず確認しましょう。
種類で選ぶ
電子レンジには、大きく分けて「温めのみの単機能電子レンジ」「オーブンレンジ」「スチームオーブンレンジ」の3種類があります。
それぞれの特徴を紹介します。
温めのみ行いたい場合は単機能電子レンジがおすすめ
お惣菜、冷凍食品などを温めて解凍する際に用いることができる低価格な電子レンジです。
また、白湯を作ったりホットミルクを作ったりなど飲み物を温めることもできます。
基本的にオーブン・トースターの機能が搭載されておらず、食品を温めることだけに特化したタイプです。
例えば、一人暮らしでお惣菜を購入することが多い人・安い電子レンジが欲しい人は、単機能電子レンジがおすすめと言えます。
オーブン機能を使用したい場合はオーブンレンジがおすすめ
単機能電子レンジの基本的な機能に加えて、トースター・グリル・オーブンの機能が搭載されています。
表面をパリッと仕上げることができるため、パンを焼いたりドリアや焼き魚を焼いたりすることも可能です。
また、クッキーやホットチョコレートなどのスイーツも手軽に作ることができます。
自炊を頻繁にする人やお菓子を作ることがある人は、オーブンレンジがおすすめです。
スチーム調理を行いたい場合はスチームオーブンレンジがおすすめ
オーブンレンジの機能に、スチームでの調理機能が加わっているタイプです。
焼くなどの調理方法だけではなく、蒸すと言う調理方法も簡単にできます。
使い方は、本体内にあるタンクや付属の小皿に水を入れて設置するだけです。ラップなし、脂を落とす調理が可能なので料理の幅がさらに広がるでしょう。
食材の水分を落とさず美味しく食べたい人、ヘルシー志向の人などにおすすめです。価格は、他の電子レンジに比べると高い傾向となっています。
このように、それぞれの種類によって調理方法や料理の幅が異なるため自分の生活スタイルを考えて適切な電子レンジを選びましょう。
大きさと容量で選ぶ
一人暮らしのキッチンスペースは狭いことが多いです。
コンロは一口、部屋の広さはワンルームな人も少なくないため電子レンジを選ぶ際は大きさ・容量もチェックしましょう。
電子レンジは設置するときに、左右上下と背面をあけて放熱スペースを確保する必要があります。ですから、なるべく余裕のあるスペースを確保することが大切です。
また一人暮らしにちょうどよいと言われている容量は、20L前後とされています。
しかし、人によって小さめに感じるサイズなので調理を頻繁にする人は、23L程度を選ぶのがベストです。
容量などが大きいとその分価格も高くなるため、予算と折り合いをつけながら電子レンジを購入することが必須となります。
テーブルの種類で選ぶ
電子レンジには、ターンテーブルとフラットテーブルの2種類があります。
かつてはターンテーブルが主流でしたが、最近発売されているのはお皿がないフラットテーブルが多いです。
ターンテーブルの最大の特徴は、庫内の皿が回ることだと言えます。それに対してフラットテーブルは、庫内にお皿がありません。
ですから、庫内のスペースを最大限活用できるうえに掃除もフラットテーブルのほうが簡単です。ターンテーブルのように、大きなお皿に引っかかることもほぼありません。
注意する点としては、フラットテーブルのほうが便利な分価格も高いことです。予算をきちんと確認することを怠らないようにしましょう。
機能性で選ぶ
電子レンジの機能は、日々進化しています。ですから、自分の必要とする機能と不要な機能の兼ね合いが必要です。
便利な機能として、「ワンタッチだけで食べ頃に温める機能」「冷凍されている刺身を半解凍する機能」などがあります。
普段料理をしない人には不要とも言える機能ですが、料理をする人から見ると必要な機能だと考えられます。
電子レンジは頻繁に使うことが多数なので、自分が良く使う機能をしっかり吟味することが重要です。
扉の開く方向で選ぶ
意外と見落としがちになるのが、扉の開閉方向です。
電子レンジの開閉方向の種類は、「上から下に開くタイプ」と「左右に開くタイプ」の2つがあります。
置き場所によって扉を開いた先に物がある場合があるため、ストレスフリーで電子レンジを使用するうえで開閉方向は重要です。
左右に開くタイプなら、手前に扉が開くスペースがあることをきちんと確認しましょう。
扉が開きにくい、中の物が取り出しにくい状態だと熱いものを取り出す際に火傷をする可能性があるため、気をつける必要があります。
お手入れのしやすさで選ぶ
電子レンジは、ほとんど毎日使用するため、お手入れのしやすいものを選ぶのがおすすめです。
例えば、自動お手入れ機能がついているものなら、庫内に付いた油汚れなどを高温のスチームを出すことで汚れが浮き上がるため簡単に掃除できます。
お手入れの時間を短縮できるのはもちろんのこと、常に清潔な状態を保てるため、頻繁に使用する方におすすめです。
また、脱臭機能が付いているものは、匂いの強い食材を調理した後でも自動で匂いを除去できるため、匂い残りを気にすることなく次の調理ができます。
電子レンジを清潔に使いたい方や、お手入れに時間をかけたくない方は購入前にお手入れ機能が付いているかどうかをチェックするのがおすすめです。
一人暮らしにおすすめの電子レンジ
日立 HMR-FT183
日立 HMR-FT183は、最大800Wの出力ができる単機能電子レンジで、すばやく食材を温めることができます。
庫内の横幅が29.5cmと広々としており、ターンテーブルがないフラット仕様なため、大きめの料理を温めたり、お手入れも楽に行えるでしょう。
また、あたため・解凍あたため・飲み物・牛乳のよく使用する温め方3種類をボタン1つで簡単に行えます。
ヘルツフリータイプなため、全国どこでも使用可能です。
SHARP RE-WF18A
SHARP RE-WF18Aは、少し狭い場所でも設置しやすいコンパクトなサイズ感でありながら、コンビニ弁当も楽に出し入れができるほど間口が広く、庫内もフラット仕様のオーブンレンジです。
ボタンは左から右に流れるように操作ができるため、複雑な操作が必要なくわかりやすいでしょう。
また、油を使わずに揚げ物を調理できるノンフライ調理や、トーストを約6分で焼けるなどオーブン機能も充実しています。
絶対温度センサーを搭載しているため、冷凍パスタなどを調理する際に温度や時間を設定することなく、自動加熱が可能です。
東芝 ER-T16
東芝 ER-T16は、庫内よごれプロテクトを採用しているため、油などの汚れが庫内に付きにくくなっています。
庫内はフラット仕様なため、拭き掃除がしやすく、食材の出し入れも楽に行えるでしょう。
時間が表示される液晶はオレンジバックライトを使用しているため、設定した時間が見やすくなっています。
シンプルなデザインと設計をしているため、どの世代の方でも使用しやすいでしょう。
一人暮らしにおすすめな電子レンジのまとめ
- 一人暮らしでも電子レンジがあると、温め機能や簡単な調理ができるなど生活がより便利になるメリットがあります。
- 電子レンジを選ぶ際は、「種類」「大きさと容量」「テーブル」「機能」「扉の開く方向」を要チェックです。
- 電子レンジの種類は3つあり、「温めのみの単機能電子レンジ」「オーブンレンジ」「スチームオーブンレンジ」があります。それぞれにメリットがあるため、予算や調理の頻度を考慮して電子レンジを選びましょう。
- 電子レンジには、お皿が回るターンテーブルと、庫内のスペースを広くとることができるフラットテーブルがあります。
- 扉の開閉方向は、見落としがちになりますがしっかりチェックすることでより安全に電子レンジが活用することが可能です。