こちらの記事は2022年8月14日に加筆修正いたしました。

この記事では、ハンディスキャナーとはなにか、おすすめのハンディスキャナーを解説します。
ビジネスシーンで膨大な資料や冊子を何冊も持ち歩くのは大変な労力です。
ハンディスキャナーがあれば、タブレットやパソコンに必要な箇所を取り込むことができるため、いつでもその時欲しい情報をチェックする事ができます。
この記事を読むことで、自分に合うハンディスキャナー購入の検討が出来ます。

目次

ハンディスキャナーとはなにか?

ハンディスキャナーには、特別明確な定義があるわけではありません。一般的には手に握って使用するタイプの小型スキャナーをさします。

通常のスキャナーは、紙を本体にセットしてからオートマティックで読み取るタイプです。
コンビニエンスストアやスーパーマーケットのレジ横に設置されている、バーコードを読み取る機械が最もよく目にするハンディスキャナーでしょう。
ご家庭で使用するスキャナーとしては FAX読み取り装置の一部としてや、ノート型パソコン利用者が手軽に持つスキャナとして、またペンタイプの電子辞書の入力ガジェットとしてなど身近に使われています。

ハンディスキャナーの特徴は、携帯に便利で持ち運び可能な上、手動で原稿を読み取れることです。
別名「モバイルスキャナー」とも呼ばれています。
ハンディスキャナーの多くはバッテリーや乾電池で作動するため、周囲にコンセントがないシーンでも使用可能です。
通常のスキャナーと異なり、紙を裁断して単体にせずともスキャンできるため、分厚い書籍などを電子化してスキャンできるのも魅力でしょう。壁などにかかっている写真や絵画なども、そのままスキャンできます。
どんなシーンでも手軽にスキャンできるハンディスキャナーは、セカンドスキャナーとしてもおすすめです。

ハンディスキャナーの種類と特徴

書類・名刺用ハンディスキャナー

書類や名刺用のハンディスキャナーは、名刺や書類などの紙の上を、滑らせるように動かすことでスキャンすることが出来ます。

趣味やビジネスの場面で、書籍や写真なども手軽にデータ化することが可能です。

バーコード用ハンディスキャナー

バーコード用ハンディスキャナーでは、バーコード情報を、データとして取り込むことが可能です。

身近なものには、スーパーマーケットやコンビニのレジの横にある読み取り用の機械があげられます。
キーボードで情報を入力する手間を省き、誤入力なども防止する事ができます。

(※バーコード用ハンディスキャナーは業務用であるため、この記事では紹介いたしません。)

4つのデメリット

  1. 手で動かす必要がある。
  2. 小さい紙をスキャンする時、手が邪魔になる。
  3. 紙の段差で引っかかりやすい
  4. 折り目のある紙は、ずれやすい。

ハンディスキャナーの選び方

ハンディスキャナーを選ぶポイントとして大切なのは、スキャナ本体をパソコンに繋いで使用するのかや、スキャナ単体で使用したいかなど、シーンに応じた使用方法で選ぶことです。

ハンディスキャナーの選び方 
用途で選ぶオフィスや自宅など、屋内でパソコンに直接繋いでの使用とは別に、取引先や屋外など出先へ持って行きたい場合はハンディスキャナー単体でも使用可能なタイプを選ぶとよいでしょう。

単体でも使用できるハンディスキャナーは、電池を動力源としたり読み込んだデータを記録したりすれば、パソコンと繋げなくても単独で使用可能です。
サイズや軽さで選ぶセカンドスキャナーとしてハンディスキャナーを購入する場合、ハンディスキャナーならではの携帯のしやすさという面から、なるべく軽い製品がおすすめです。

スティックタイプやボックス型など、製品によってフォルムが違うため一概に比較できませんが、基本的に小さいハンディスキャナーの方が軽いため持ち運びに適しています。
解像度で選ぶ解像度とは1インチ幅でのドットの密度を表したもので 単位にはdpi(ドットパーインチ)が用いられている事に注意が必要です。

300dpiの場合、”1インチの中に300ドットの表現が可能”という意味があります。

リーズナブルな価格帯のモデルであれば、300dpiや600dpi、少し高価なもので900dpiに対応しています。

カラー写真の焼きましなどをする際には1200dpi程度が望ましいですが、書類などのデータ化であれば300dpiで汚い印象は感じづらいでしょう。

しかし、dpiが高ければよいと言うわけではありません。

カラー写真の焼き増しなどをする場合は1200 dpi程度は欲しいところですが、白黒の書類などをデータ化する場合は300dpiでも十分です。
機能で選ぶハンディスキャナーには、Wi-Fiによるワイヤレス接続対応機種もリリースされています。

スキャンしたデータを パソコンを介さずにスマートフォンやタブレットPCでの閲覧が可能です。

スキャンミスを防げるのも ハンディスキャナーの魅力の一つでしょう。

データ共有はモバイル端末からクラウドストレージへ保存したり、メールなどに添付することで速やかに行ったりすることが出来ます。

煩わしいケーブルの持ち運び不要で、荷物のミニマム化にも繋がるため、出先でのご使用が多い人におすすめです。

ハンディスキャナーは、メーカーごとに特徴が異なる製品が多数出されています。

液晶ディスプレイを搭載したモデルであれば、パソコンを介さずともスキャンしてから読み取ったデータをすぐ確認できるため便利でしょう。

設置型シートフィードタイプとハイブリッド使用のハンディスキャナーも発売されています。

普段は設置型として使いながら、必要な時にはハンディスキャナー部分を分離してスキャンするといった使い方ができます。

おすすめのハンディスキャナー

富士通 PFU ドキュメントスキャナー ScanSnap iX100

USBとWi-Fi接続(2.4GHz/5GHz帯)に対応

軽量コンパクトボディーにモバイルバッテリーとWi-Fiを搭載し、パソコンはもちろんスマートフォンやタブレットにコードレスで接続できるモバイルスキャナー。

サンワサプライ ポータブルハンディスキャナ PSC-HS2BK

ダブルローラーで安定した操作が可能です。

300/600/1200dpiの解像度に対応。
スキャンデータはmicroSDに保存できます。

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エプソン スキャナー ES-50 (モバイル/A4/USB対応/ブラック)

PCとの接続に電源コードは不要

場所をとらないコンパクト設計で、 外出先へ持ち歩いたり、病院や店舗のカウンター、ショールームのデスクなど、限られたスペースでも快適に使用。

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参考動画 スキャン時にブレにくい!ポータブルハンディスキャナ。カラー液晶画面搭載。ケーブルレスでどこでも手軽に使用可能。

ハンディスキャナーについてのまとめ

  • ハンディスキャナーを選ぶポイントはスキャナ本体をパソコンに繋いで使用するのか、それともスキャナ単体で使用したいかのシーンに応じた使用方法で選ぶとよいでしょう。
  • 取引先や屋外など出先へ持って行きたい場合は、ハンディスキャナー単体でも使用可能なタイプを選ぶのがおすすめです。
  • 持ち運びにはできるだけ小さいハンディスキャナーが軽くておすすめです。
  • カラー写真の焼き増しなどをする場合は1200 dpi程度がおすすめです。
  • 書類などをデータ化する場合は300dpiで十分です。dpiが高ければよいというわけではありません。
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