こちらの記事は2019年3月1日の記事を2020年4月22日に加筆修正いたしました。
加筆修正箇所
・おすすめの完全独立型イヤホンを2020年4月22日の情報に更新いたしました。
この記事では、完全独立型イヤホンとはなにかや、おすすめのモデルを解説します。
完全独立型イヤホンは、新しい技術を惜しみなく活かしたイヤホンです。
ケーブル不要で音楽を楽しめるため、完全独立型イヤホンをランニングなどで使用する方も少なくありません。
この記事を読むことで、自分に合った完全独立型イヤホン購入の検討ができます。
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そもそも完全独立型イヤホンとはなにか?
完全独立型イヤホンは、別名「トゥルーワイヤレスイヤホン」や「完全分離型イヤホン」「完全ワイヤレスイヤホン」などと呼ばれています。
完全独立型イヤホンの最大の特徴は、左右のイヤホンを繋ぐケーブルがないことです。
Bluetoothで接続するため、邪魔になるケーブルに気をとられずに音楽を楽しめます。
また、最近の完全独立型イヤホンは、連続再生時間が長く防水性能もある製品が多く、ランニングなどのスポーツ時にも使用されることも少なくありません。
注意点として、完全独立型イヤホンが対応している音声コーデックは、「SBC」「AAC」「aptX」の3つであり、ハイレゾ相当の音源に対応していない事があげられます。
完全独立型イヤホンの選び方
バッテリーで選ぶ
完全独立型イヤホンを購入する際に重視すべきポイントとして、バッテリーがあげられます。
バッテリーは、連続再生時間の長さに関わる重要なポイントです。外で使う際に、連続再生時間が少ないと途中で使用を断念しなくてはならなくなってしまいます。
しかし、連続再生時間が短くても、充電ケースがついていれば、コンセントが無くても複数回充電して使う事も可能です。
自分の使用目的や用途に合わせ、どの程度連続で使用できるかを考慮して選ぶとよいでしょう。
サイズで選ぶ
完全独立型イヤホンは、ケーブルなしで音楽を再生できる手軽さが魅力です。
快適性に関わってくるサイズや重さも、購入するうえで重視すべきポイントでしょう。
完全独立型イヤホンは、大きめサイズの製品からコンパクトサイズで軽い製品まで、幅広く取り揃えられています。
スポーツ時で使用する場合は、大きく重いモデルだと耳から外れやすいため、軽量でコンパクトサイズのモデルがおすすめです。
防水性能で選ぶ
完全独立型イヤホンは、使用用途にあわせた防水性能で選ぶのも重要です。
水や湿気からの保護、水場での使用が多い方は、防水性能が備わっている完全独立型イヤホンがおすすめです。
防水性能は、”IPX”で表されています。
IPXの数値は、0~8までで示され数値が高いほど防水性能も高いです。
防水性能の基準は以下の通りです。
IPX3~4 |
生活防水レベルです。
少しの湿気や水滴に耐えられます。 スポーツをする場合、数値が4以上のほうがよいでしょう。 |
IPX5~6 |
完全防水レベルです。
水洗いや突然の激しい雨でも、故障しません。 水洗いができるため、常に清潔な状態を保ちやすいです。 スポーツ時は、IPX5~6以上あると安心です。 |
IPX7~8 |
こちらも完全防水レベルですが、5~6よりもさらに高い防水性能です。
シャワーやお風呂場で使用しても、耐えるため、浸水した場合でも安心です。 雨天などでの使用時に少しでもリスクを避けたい方におすすめです。 |
機能で選ぶ
搭載されている便利な機能で完全独立型イヤホンを選ぶのもポイントです。
マイクが内蔵されている完全独立型イヤホンは、ハンズフリー通話機能が搭載されています。
スマホを使用せずに両手が空いた状態での通話が可能であるため、他の作業を平行して行うことができます。
仕事での使用を想定している場合は、ハンズフリー通話機能が搭載されている完全独立型イヤホンがおすすめです。
また、ノイズキャンセリング機能も備わっていると、より通話が快適になります。
接続の安定性で選ぶ
完全独立型イヤホンは、無線接続であるため接続の安定性も重要です。
なるべく新しいBluetoothに対応している製品のほうが、安定した接続ができます。
Bluetoothのバージョンは、1.1~5.0まであります。
数値が高いほど接続の安定性が高いため、購入する際はバージョン4.0以降に対応している製品がおすすめです。
おすすめの完全独立型イヤホン
SONY WF-H800は音源を高音質に変換して聴ける
SONY WF-H800では、DSEE HXにより、CDやMP3などの圧縮音源であっても、ハイレゾ級の高音質に変換して聴けるのが特徴です。
最長8時間の連続再生が可能な上、充電ケース内で充電できるため、コンセントが無い外出時でも合計16時間音楽を再生することができます。
10分の充電で70分の再生ができるクイック充電により、突然の外出時でも安心でしょう。
人間工学に基づいたデザインも特徴で、耳の3点で軽いボディを支えるため、耳にしっかりフィットさせることができます。
JBL REFLECT FLOWはスポーツで使いやすい機能が魅力
JBL REFLECT FLOWは、ロングライフバッテリーと防水(IPX7)対応の完全ワイヤレスイヤホンです。
天候や汗を気にせず使うことができる以外にも、外音取り込み機能など、スポーツシーンにも使いやすい機能と性能があるのが魅力です。
音質面では、ダイナミック5.8mm径ドライバーにより、パワフルで深みがあるサウンドを実現しています。
Jaybird VST-001BKMはコンパクトかつ超軽量
Jaybird VST-001BKMは、わずか6gという超軽量な完全ワイヤレスイヤホンです。
スポーツシーンに最適な高い防水性と耐久性を備えつつ、耳にすっきりおさまるコンパクトなフォルムと軽さを実現しています。
激しいスポーツや曇り空でも安心して外で使えるIPX7の防汗&防水性能を誇っています。
3サイズから選べるイヤージェルにより、フィット感を調節できるのも魅力でしょう。
動きの多い運動での使用でも、耳から外れる不安なく使うことができます。
audio-technica ATH-CKS5TW KHは重低音再生が特徴
audio-technica ATH-CKS5TW KHは、キレのある重低音再生が可能な「SOLID BASSサウンド」が特徴です。
2層の振動板を採用した新設計大型ドライバーにより、低音の深さとクリアな中高域を実現しています。
1回の充電で15時間再生可能な大容量のバッテリー性能も魅力でしょう。
充電ケースを使用すれば、最大45時間もの再生を行うことができます。
コンセントの使えない長時間の移動でも安心して使うことが可能です。
新設計のイヤピースは、高い装着感と密閉性を実現しています。放射形状のデザインにより、音抜けが少なく、高音質をしっかり耳に届けることができます。
完全独立型イヤホンについてのまとめ
- 完全独立型イヤホンは、「トゥルーワイヤレスイヤホン」、「完全分離型イヤホン」、「完全ワイヤレスイヤホン」とも呼ばれています。
- 完全独立型イヤホンは、ケーブルでの接続が不要です。ワイヤレスでの接続となっており、スポーツをしているときにも使用されています。
- 対応している音声コーデックは、「SBC」「AAC」「aptX」です。
- 購入する際は、「バッテリー」「サイズ」「防水性能」「機能」「接続の安定性」を確認しましょう。
- 防水性能は、”IPX”で示されています。