こちらの記事は2018年8月21日の記事を2020年4月24日に加筆修正いたしました。

加筆修正箇所
・重低音イヤホンの選び方にドライバーの種類で選ぶを追記いたしました。
・下記の項目を2020年4月27日の情報に更新いたしました。
 Bluetoothに対応しているおすすめの重低音イヤホン
 Amazonで販売されているおすすめの重低音イヤホン

好きな時間、好きな場所で自分のお気に入りのミュージックを聞ける時代に私たちは生きています。なんて贅沢なことでしょうか。

ひと昔前には「ゴリラがヘッドホンをつけてしみじみと音楽を聞き入っている」というインパンクトのあるCMもありましたが、時は流れて音楽ガジェットもあの頃から進化し続けています。音楽を聞く場所は今や世界中どこだって可能です。

イヤホンやヘッドホンがあれば隣家を気にせず夜中に大音量で音楽を聞くことだってできます。時と場所をクリアしたら、後は音質です。人間の「音」に対する欲望は尽きることはありません。

今回は低音にこだわる人たちの「重低音イヤホンの選び方」について解説いたします。

重低音イヤホンの選び方

カナル型かインナーイヤー型かで選ぶ

ミュージーックプレイヤーがわりになるスマートフォンの普及により、イヤホンでの音楽鑑賞スタイルが浸透してきた昨今ですが、重低音にこだわるのであれば選ぶべきはどんな形のイヤホンが適しているのでしょうか。

装着形態で分けると イヤホンには「カナル型」と「インナーイヤー型」の大きく2つに分かれます。それぞれ使い方に応じて特徴や違いが生じてくるので、自分の音楽鑑賞スタイルにあったイヤホンを選びましょう。

まずは「カナル型」と「インナーイヤー型」の違いを大まかに解説していきます。

カナル型
カナル型は耳栓に似たイヤーピースを耳の穴に入れるタイプです。アイフォンを購入した時に付属品としてついてくるイヤホンも このカナル型です。小型で軽量、大きな特徴としては耳に押し込んで聞くので音漏れが少ないのがメリットということです。

重低音や小さな音描写も得意ですが、デメリットとしては長時間の使用により疲労感、イヤホン独特の閉塞感を感じる人も少なくないようです。

インナーイヤー型
耳介にイヤホン本体を乗せて装着します。別名はイントラコンカ型と言います。スケールと臨場感のある音質が最大のメリットです。一般的なカナル型に比べると少し大きめになります。カナル型に比べて密着性が低いため、装着感は多くの人が楽に感じるでしょう。

低音がやや若干弱いのも否めませんが アコースティック楽器の再現性の高さはピカイチです。しかしながら遮音性が低いため音漏れが多いのがデメリットと言えるでしょう。

電車内で音楽を大音量で聞く時、音が漏れてシャカシャカするため かつてその騒音から社会問題にもなりました。その「遮音性の低さ」から主流から外れてしまい、製品数も激減されているのも事実です。

以上から重低音を気兼ねなく楽しむなら、繊細な音の再現も得意で遮音性も高い「カナル型」がオススメです。「窓を開け放した夏の自室で、他人を気にせず大音量で音楽を楽しむ」なんてシーンも楽々クリアできるでしょう。

ドライバーの種類で選ぶ

ドライバーは、イヤホンの音を再生する重要なパーツです。

イヤホンのドライバーは、バランスドアーマチュア型とダイナミック型の2種類に分かれます。

バランスドアーマチュア型は中音から高音を重視した仕組みとなっており、クリアで透明感のある音が特徴的です。

細かい部分まで忠実に再現してくれるため、人気が高い種類となっています。

一方、ダイナミック型は低音に特化しており、低音域の周波数が広く、迫力のある低音を楽しめることができます。

重低音イヤホンの購入を考えている方は、ダイナミック型のイヤホンがおすすめです。

耳に合ったイヤーチップを選ぶ

もしあなたが音楽鑑賞をしているときに疲労感を感じた場合チップが合っていない可能性があります。長時間音楽を聞くのであれば 耳が疲れにくいよう装着感のよいチップを選びましょう。

イヤーチップはだいたい千円前後で買えます。イヤーチップを選ぶ際のポイントとして 自分の耳穴に対してやや大きめのものを選択しましょう。

少し大きめのものの方が 耳穴をぴったり塞ぐ事ができ、音漏れ防止を比較的最小限にすることができます。ただし音漏れを気にするあまり チップが大き過ぎるとせっかくの音がこもってしまうので、装着してフィット感を確かめてみることをおすすめします。

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Bluetoothに対応しているおすすめの重低音イヤホン

エレコム LBT-TWS05

エレコム LBT-TWS05は、Micro“ETEMDriver”と呼ばれる小型のダイナミック型ドライバーを搭載しており、全体的に鮮明で透明感のある音を流し、キレのよい迫力のある低音を実現してくれます。

高音質コーデックAACに対応しているため、スマホなどと組み合わせることでより高音質な音楽を再生可能です。

Bluetooth5.0に対応しており、約1.5時間の充電で音楽再生の場合は最大約5時間、通話で使用する場合は約4.5時間連続で使用可能です。

急速充電も行えるため、約15分の充電で約1時間音楽を再生できます。

また、マイクが内蔵されているため、スマホでの通話も行うことができ、外音取り込み機能を使用すれば、外でも周囲の音を取り込みながら安全に通話ができます。

パナソニック RZ-S30W

パナソニック RZ-S30Wは、直径6mmのダイナミック型ドライバーを搭載しているため、幅約17mm、重さ約4gと軽量でありながら、低音がはっきりとした音を再生してくれます。

イヤホンにタッチするだけで操作ができるタッチセンサーを採用しているため、装着したまま再生や停止などの基本的な操作が可能です。

Bluetoothを左右独立受信方式で受信するため、動画視聴の際の音の遅延が軽減されたり、人が多い混雑した場所でも安定した受信を行えます。

また、IPX4相当の防滴性能を備えているため、突然の雨でも故障のリスクが少ないでしょう。

約4時間の充電で最大約7.5時間連続で使用可能です。

Amazonで販売されているおすすめの重低音イヤホン

LEAR LUF-BERAL

LEAR LUF-BERALは、240°SoundClockという機能を利用することで、他の音域を邪魔することなく低音域の強弱を調節することができ、曲によって自分好みの低音を楽しめるカスタムサウンドイヤホンです。

ハイレゾ音源に対応しているため、音楽にこだわりがある方でも満足できる音質となっています。

また、耳内の圧力を軽減してくれる独自設計のバランスド・インイヤー・プレッシャーを採用しているため、耳に負担をかけることなく快適に音楽を楽しめるでしょう。

音楽鑑賞用から、プロのイヤモニとしても使用できるため、本格的な音楽使用にもおすすめです。

ヤマハ Empower Lifestyle TW-E5A

ヤマハ Empower Lifestyle TW-E5Aは、ヤマハが独自に開発したリスニングケアを採用することで、音量に合った音のバランスを自動で調節し、通常音量を小さくすると聴こえづらくなる低音をはっきりと再生することができます。

そのため、音量を大きくしなくても低音を楽しめるため、耳にも負担がかかりにくいでしょう。

アンビエントサウンド機能を搭載しているため、外出時に使用しても周囲の音を取り込みながら安全に使用できます。

また、Siriなどの音声コントロールに対応しているため、声だけで音楽の再生や停止などの基本操作を行えます。

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重低音イヤホンについてのまとめ

  • 重低音イヤホンに限らず 小型化が進みハイスペックになるといずれの商品も高値がつくものです。
    しかしメーカーによってもオススメポイント、特徴が違ってきますので 自分が最も重要視する点をよく踏まえてイヤホンを選びましょう。
  • イヤホンにはカナル型とインナーイヤー型があります。
  • 音質はドライバユニットで決まります。
  • 耳穴にあったサイズのチップで閉塞感、疲労感が抑えられます(音漏れ防止には少し大きめサイズを推奨します)
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