こちらの記事は2018年9月20日の記事を2020年4月9日に加筆修正いたしました。

加筆修正箇所
・コスパのよいヘッドホンを選ぶ方法を追記いたしました。
・以下の項目を2020年4月9日の情報に更新いたしました。
 5,000円以下でコスパのよいおすすめのヘッドホン
 20,000円以下でコスパのよいおすすめのヘッドホン
 コスパのよいおすすめの有線ヘッドホン

スマートフォンや携帯音楽プレーヤーの普及にともなって、ヘッドホンも日常生活になくてはならないアイテムのひとつになっています。

市場では、ユーザーの多様なニーズに応えたさまざまな商品が販売されるようになり、選択肢が広がると同時に、量産効果でコスパのいい商品も増えてきています。

「コスパ」とは、英語の「コストパフォーマンス(cost performance)」の略語です。日本語では「性能対価格比」「価格性能」などと訳されています。わかりやすく言えば、商品の性能や品質が値段に見合うかどうかを示す「お買い得」度のようなものです。

よい商品が安く手に入ることを、「コスパがよい」「コスパが高い」などといいます。逆に、いくら安価でも性能や品質が悪ければ、コスパがいいとはいえません。ここではヘッドホンのコスパに焦点を当てて、おすすめのモデルをご紹介します。

コスパのよいヘッドホン

ひとことで「ヘッドホン」といっても、価格はピンからキリまであります。高価なモデルを例にあげると、デノンが2018年秋に発表した純国産のヘッドホン「AH-D9200」は希望小売価格が195,000円という超高級機です。

このようなハイエンドモデルは希少素材を使ったハンドメイドが多く、価格に占める人件費や原材料費の比率はどうしても高くなります。それとは反対に、安価な売れ筋の商品は、最初から大量生産と薄利多売を前提にした設計開発を行っており、そのぶんコスパが高くなります。

安価な量産品にはハイエンドモデルの高級感や高性能は望めません。その代わり、商品の種類が豊富でそれぞれに特色があり、それが好みにマッチすれば、コスパ的には最高のヘッドホンになります。

しかも量産品はユーザーが多く、SNSやブログを通じて使用感やおすすめなどの情報を得やすいこともメリットです。ここでは売れ筋の価格帯を中心にコスパの高いヘッドホンを紹介します。

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コスパのよいヘッドホンを選ぶ方法

音質で選ぶ

ヘッドホンを選ぶ上で重要なポイントとなるのが音質でしょう。

一般的に安価なヘッドホンは音質が悪いイメージがあるかもしれませんが、機能がしっかりしていれば音質のよい音楽を楽しめます。

例えば、ハイレゾと呼ばれる高音質に対応しているヘッドフォンであれば、外でも高音質な音楽を聴けるでしょう。

ハイレゾに対応しているヘッドフォンは基本的に高額なものが多いですが、安い価格でハイレゾを楽しめるものもあるため、購入する際にチェックしてみましょう。

また、音質を向上させるために周囲の音をカットしてくれるノイズキャンセリング機能が付いているものもおすすめです。

接続方法で選ぶ

ヘッドフォンの接続方法はケーブルを音楽機器に差し込むことで使用できる有線接続と、Bluetoothなどを通して使用する無線接続の2種類に分かれます。

有線接続は機器と直接接続するため、音質の劣化がなく高音質を楽しめる傾向にあります。

有線接続の場合、ケーブルの断線の恐れなどがあるため、取り扱いに注意が必要です。

一方、無線接続はケーブルがないため、持ち運びの際に絡まる心配や断線の恐れが一切ありません。

しかし、音質の劣化や、音の遅延など有線接続に比べ、音質面に問題が出やすいでしょう。

自分が重視したいポイントに合わせて選ぶのがおすすめです。

5,000円以下でコスパのよいおすすめのヘッドホン

Jam ワイヤレスヘッドホン ALREADY THERE

Jam ワイヤレスヘッドホン ALREADY THEREは、最長約24時間連続で使用しても充電切れの心配がないBluetooth接続のヘッドホンです。

Bluetooth接続でありながら、音質の劣化が少なく、高音質な音楽を楽しめるでしょう。

耳を当てる部分に付いているボタンで、再生や停止、巻き戻しなどの基本的な操作を行えます。

また、マイクが内蔵されているため、着信があった場合もハンズフリーで通話が可能です。

他にもIPX4相当の防滴仕様など、5000円以下の商品でありながら様々な機能が充実しています。

JLab オーディオ巻き戻しワイヤレスレトロヘッドホン

JLab オーディオ巻き戻しワイヤレスレトロヘッドホンは、イコライザーが3つ内蔵されているため、本体に付いているボタンを操作するだけで自分好みの音に切り替えることができます。

Bluetooth5.0で接続しますが、最長約12時間連続で使用できるため、長時間外出する方にもおすすめです。

また、レトロ感のあるオシャレなデザインでシンプルな形をしているため、ファッションにも合わせやすいでしょう。

音楽鑑賞だけでなく通話がしたい方にも、マイクが内蔵されておりハンズフリーで通話を行えるためおすすめです。

4000円以下と安価でありながら、十分な音質も確保されておりコスパのよい商品でしょう。

20,000円以下でコスパのよいおすすめのヘッドホン

AKG Y400 WIRELESS

AKG Y400 WIRELESSには、ヘッドホンを付けたまま外出した際に電車の車内放送や車の音などを聞きやすくするアンビエントアウェア機能と、会話をする際に音を自動的に下げて会話をしやすくしてくれるトークスルー機能の2種類が搭載されています。

Bluetooth5.0で接続するワイヤレス式ですが、クリアで歪みのない音が特徴的で細部にもこだわっているため、音質にも問題ないでしょう。

最大で約20時間連続で使用でき、10分間の充電で約2時間の再生が可能な急速充電にも対応しています。

また、本体の重量が約170gとヘッドホンの中でも軽量で、小さく折りたたんで持ち運びができるため、カバンに入れて持ち歩きたい方にもおすすめです。

SOL REPUBLIC SOUND TRACK

SOL REPUBLIC SOUND TRACKは、最大で約42時間連続で再生が可能となっており、約15分のクイック充電でも約4.5時間の再生ができます。

深みのある低音と聴き心地のよい中低音を実現しているため、音楽好きの方にもおすすめの音質です。

また、SiriやGoogleアシスタントなどの音声コントロールを使用できる機能や、ハンズフリー通話などの機能も充実しています。

イヤークッションが柔らかく耳に負担がかからない仕様となっており、長時間音楽を聴きたい方でも問題なく使用できるでしょう。

コスパのよいおすすめの有線ヘッドホン

Denon AH-GC25NC

Denon AH-GC25NCは、上級モデルのみに使用されていたフリーエッジ・ドライバーを搭載しており、歪みが少なく充実した低音域を実現しています。

イヤーパッドは、耳全体を包むような形状となっており、負担のかからない装着感はもちろんのこと、気密性も高くなっています。

約2時間で充電を完了することができ、最大で約40時間連続で再生が可能です。

また、10分使用せずに放置されていた場合、自動で電源をオフにしてくれる機能も付いています。

有線ヘッドホンならではの高音質を実現しているため、音質にこだわりがある方におすすめです。

AKG K240 STUDIO-Y3

AKG K240 STUDIO-Y3は、プロのミュージシャンなどが求める音質を1万円以下で実現した非常にコスパのよいヘッドホンです。

セミオープンエアー型の構造をしているため、透明感のある自然な音を再現しており、音の奥行きも楽しめる臨場感のある音質となっています。

ヘッドバンドの部分が装着して自分で長さを調整できるセルフアジャスト機能が付いているため、自分が快適な装着感で音楽を楽しめます。

また、有線ヘッドホンでデメリットになりやすいケーブルの劣化ですが、簡単に交換が行えるため買い替えの心配もないでしょう。

プロの現場での使用はもちろんのこと、普段使いにもおすすめの商品です。

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ヘッドホンのコスパについてのまとめ

  • 「コスパ」とは「コストパフォーマンス(cost performance)」の略語で、商品の性能や品質が値段に見合うかどうかの「お買い得」度をいいます。
  • どんなに値段が安くても、品質や性能が悪ければ、コスパがいいとはいえません。
  • コスパは高価なハンドメイド品よりも売れ筋の量産品の方が高くなります。
  • コスパのよい量産品はユーザーが多いため、SNSなどでおすすめ情報を得やすいメリットもあります。
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