こちらの記事は2019年3月15日の記事を2020年3月26日に加筆修正いたしました。

加筆修正箇所
・ヘッドセットの選び方に用途で選ぶの項目を追記いたしました。
・おすすめのヘッドセットを2020年3月26日の情報に更新いたしました。

ここではヘッドセットの選び方やおすすめのモデルを解説します。

ヘッドセットは、スマートフォンで音楽を聴きながら音声認識で曲順を操作したり、ボタンひとつで電話に切り替えてハンズフリー通話もできるなど、便利な使い方が出来るのが特徴です。

この記事を読むことで、自分に合ったヘッドセット購入の検討が出来ます。

ヘッドセットとはなにか?

ヘッドセットは、頭に装着するハンズフリーマイクの総称ですが、一般にはヘッドホンやイヤホンにマイクを装着して通話を可能にしたモデルをさします。

ハンドマイクと違い、両手がふさがっていても通話ができるため、個人向けからビジネスユースまで、現在では幅広い需要があります。

ゲーミングに特化したヘッドセットもある

ヘッドセットで特にシビアな性能と高い遮音性が要求されるのが、ゲームに特化したゲーミングヘッドセットです。

例として、FPSと呼ばれるシューティングゲームの場合、死角にひそむ敵の位置を把握するには、映像だけでなく、四方八方から聞こえてくるさまざまな効果音にも意識を集中しなければなりません。

ゲーミングヘッドセットはサラウンド対応であるため敵の足音や銃声の方向がわかりやすく、音の分解能が高いため、かすかな物音も聞くことが出来ます。

付属のマイクを使い、チーム戦で仲間のプレーヤーと連絡を取り合うためにも不可欠でしょう。

ハードな使用に耐えるようにタフなものが多く、長時間プレイしても疲れづらい装着感があるのも魅力です。

ヘッドセットのタイプ

両耳ヘッドバンドタイプ

両耳ヘッドバンドタイプは、一般的なヘッドホン式のヘッドセットです。

頭にかぶるように装着し、耳全体をすっぽり覆うことで遮音性を高めるとともに、細かい音もはっきり聞き取れるように設計されています。

FPSなど音に集中したい用途に最適です。

イヤーフックタイプ

イヤーフックタイプは、フックで耳にかけるタイプのヘッドセットです。

小型軽量で、片耳タイプと両耳タイプがあります。

軽いので耳への負担が少なく、片耳の場合は周囲の音も聞こえるため、音声会議やチャットなどに最適です。

ネックバンドタイプ

ネックバンドタイプは、両耳タイプのヘッドセットを首を後ろからはさむように引っかけて装着するタイプです。

頭を抑えつけないため、ヘアスタイルが崩れる心配がないのが魅力でしょう。

イヤホンタイプ

イヤホンタイプは、普通のイヤホンのように耳の穴に挿し込むタイプです。

軽量コンパクトで、持ち運びも苦になりづらいのが魅力です。

ヘッドセットの選び方

有線タイプで選ぶ

有線タイプは、音声信号をケーブル上で送受信する、オーソドックスなヘッドセットです。

電気もケーブルで供給されるため充電がいらず、無線のように通信の途絶や電波障害がないのが魅力です。

無線タイプで選ぶ

無線タイプは、Bluetoothなどの無線システムを利用することで、わずらわしいケーブルをなくしたワイヤレスタイプのヘッドセットです。

ケーブルがないため、バッグの中でからまったり、ひっかかったりすることはありません。

ジョギングしながら音楽を聴きたいときなどは無線タイプがおすすめです。

接続端子で選ぶ

有線タイプのヘッドセットは、大きく分けると接続端子にUSB・Type-Cと、ステレオミニプラグの二つのタイプがあります。

USB・Type-C接続は最新の端子で、現在のスマホ用の主流です。

ステレオミニプラグは広く普及している端子で、マイク用とヘッドホン用に3極ステレオミニプラグ端子を2本用いるタイプと、4極ステレオミニプラグ1本だけのモデルがあります。

特殊なタイプには、電話機のハンズフリー専用受話器として、固定電話機のRJ-9コネクタに接続できるタイプもあります。

マイクの性能で選ぶ

ヘッドセットのマイクは性能の違いによって、無指向性と、単一指向性の2つに分けることができます。

  • 無指向性
    無指向性型マイクは、マイクを中心に全方向の音をまんべんなく収音できるタイプです。
    会議や合唱など大勢の声をマイクひとつで収録する場合に最適です。
  • 単一指向性
    単一指向性型マイクは、一方向の音を重点的に収音するマイクです。
    周囲がにぎやかな環境でも対話相手の声が聞き取りやすく、ハウリングが起きにくいという長所があります。一般的なヘッドセットの場合、マイクは単一指向性が主流です。

機能で選ぶ

用途が多様なヘッドセットには、さまざまな機能を備えた商品があります。

スポーツやジョギングには雨や汗に強い防水タイプがおすすめです。

ハンズフリー用には、音楽鑑賞からワンタッチで通話に切り替えたり、音楽再生を操作できるコントローラー付きのモデルが最適です。

電車や飛行機で音楽やゲームに集中したい方には、周囲の雑音を軽減するノイズキャンセラー搭載のヘッドセットがよいでしょう。

用途で選ぶ

ゲームでヘッドセットを使用する場合は、立体的な音響が出せるサラウンド対応のヘッドセットがおすすめです。

相手の位置を把握しやすいためゲームを有利にプレイしやすく、臨場感を味わうのにも役立つでしょう。

通話用で選ぶ場合は、声を拾いやすい作りのマイクが備わっているなど、送れる音声の品質がよい物がおすすめです。

マイクに「ノイズキャンセリング機能」が採用されているモデルでは、相手に雑音を省いた音声を届けられるため、移動中でも気兼ねなく使うことが出来ます。

おすすめのヘッドセット

Mad Catz F.R.E.Q. 2はライブのような空気感が出せる

Mad Catz F.R.E.Q. 2は、ライブのような空気感のあるサウンドが出せるのが魅力のヘッドセットです。

「ViviTouchアクチュエータモジュール」により、低音にサブウーファーを使ったときのような臨場感のある効果を生み出しています。

サウンドを劣化なく無く伝えるOFC(無酸素銅)グレードのケーブルを採用しているため、音質にこだわって使いたい方にもおすすめです。

PLANTRONICS M70-BWは高音質な音声を伝えられる

PLANTRONICS M70-BWは、デュアルマイクによる高音質な音声を相手に届けられるヘッドセットです。

約7.5gと軽量な上、左右どちらの耳でもフィットするデザインにより、長時間の装着でも疲れづらいのも魅力でしょう。

ソニー SBH82Dは日常生活に溶け込んだ使い方がしやすい

ソニー SBH82Dは耳をふさがないオープンイヤーヘッドセットであるため、ゲームをしながら音楽を聴くなど、日常生活に溶け込んだ使い方が可能が可能です。

独自の音導管設計が特徴で、耳を塞がない構造でありながらも、鼓膜に向けて音をダイレクトに届けられるため、周囲の音を聴きながら聴きたい音をしっかりと聞くことが出来ます。

オープンイヤータイプでありながら、音漏れを軽減する工夫がされているため、どこでも気軽に使えるのも魅力でしょう。

ソニー SBH82D-L(ブルー) オープンイヤーワイヤレスステレオヘッドセット

Razer Hammerhead Pro V2は小さいながらも確かな音質が魅力

Razer Hammerhead Pro V2は、コンパクトサイズながら特大の10mmダイナミックドライバーにより、優れた音質と強力な低音域が出せるイヤホンタイプのヘッドセットです。

マイクと便利なボタンが3つ搭載されたインラインリモコンにより、音量調整や通話などでの使用にも便利です。

Razer Hammerhead Pro V2 マイク付きゲーミングイヤホン 【日本正規代理店保証品】 RZ04-01730100-R3A1

ヘッドセットについてのまとめ

  • ヘッドホンやイヤホンにマイクを装備して通話を可能にしたものをヘッドセットといいます。
  • ヘッドセットはビジネスシーンをはじめ、ゲーミング目的でも需要があります。
  • ヘッドセットには有線、無線、片耳、両耳式などさまざまなタイプがあります。
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Razer Hammerhead Pro V2 マイク付きゲーミングイヤホン 【日本正規代理店保証品】 RZ04-01730100-R3A1