加筆修正箇所
・下記の項目を2020年4月30日の情報に更新いたしました。
ノイズキャンセリングヘッドホンのおすすめ
ノイズキャンセリングイヤホンのおすすめ
ノイズキャンセリングは、周囲の雑音を遮断して、より良い音楽を聴くことができる、イヤホンやヘッドホンに搭載された機能です。
ここでは、ノイズキャンセリングヘッドホン・イヤホンの選び方や、これぞ最強と言えるおすすめ商品を紹介していきます。
目次
ノイズキャンセリングヘッドホン・イヤホンの選び方
ここからは、ノイズキャンセリングヘッドホン・イヤホンの選び方を、項目別に紹介していきます。
用途で選ぶ
どのような状況や用途で音楽を楽しむのかを事前に把握し、それに適した商品を選ぶことが重要になります。
例えば、音質を重視するのであれば「ヘッドホン」がおすすめですし、持ち運びを重視するのなら携帯性の高い「イヤホン」がおすすめです。
ヘッドホンの特徴で選ぶ
低音の広がりが良く、室内、室外どちらにいても迫力のある音楽を楽しむことができるのが特徴です。
ヘッドホンには主に「密閉型」「開放型」の2種類がありますが、ノイズキャンセリングを重視する場合は、「密閉型」を選ぶのがおすすめです。
イヤホンの特徴で選ぶ
音質はヘッドホンよりもやや落ちますが、持ち運びや使い勝手などは携帯性の高いイヤホンの方が、ヘッドホンよりも優れています。
ヘッドホンと同様に、イヤホンにも、耳の穴にフィットする耳栓タイプの「カナル型」、耳の穴にかぶせる「インナーイヤー型」の2種類があり、ノイズキャンセリングを重視する場合は「カナル型」がおすすめです。
ノイズキャンセリングのレベル調整機能の有無で選ぶ
ノイズキャンセリングイヤホンやヘッドホンの中には、搭載されているノイズキャンセリングのレベルを調整することができるものもあります。
状況や環境によってレベルを調整することができ、それぞれの状況や環境に適した音楽を聴くことができるので、レベル調整機能が付いている商品は便利で使い勝手良いです。
20~30段階など細かくレベル調整できるものや、ノイズキャンセル事態をオン・オフできたりもするので、これら機能が搭載されている商品を選びましょう。
連続再生時間で選ぶ
ノイズキャンセリングが主に役立つのは外出時に音楽を聴いている時なので、その商品の「連続再生時間(バッテリー持続時間)」は重要なポイントです。
基本的に連続再生時間は長ければ長いほどおすすめで、目安としてはイヤホンで「4~8時間」、ヘッドホンで「20時間程」を目安にして選べばいいでしょう。
使いやすさと連続再生時間のバランスを考えた際は、Bluetoothに対応したワイヤレスタイプも便利です。
ノイズキャンセリングヘッドホン・イヤホンのおすすめメーカー
ノイズキャンセリングはいわばそのメーカーの「技術」そのものであり、ヘッドホンやイヤホンに搭載するには、高い技術力が必要となります。
よって作ることができるメーカーは限られてくるため、事前に主なメーカーを把握しておけば、ノイズキャンセリングヘッドホン・イヤホンを購入する際の選ぶポイントにもなります。
現在、ノイズキャンセリングを得意とする主なメーカーは、「BOSE」と「SONY」の2メーカーです。
BOSE製は細かい音域の遮断が可能
アメリカ合衆国に本社を置く、スピーカーを主にした音響機器メーカーです。
ワイヤレスヘッドホン・イヤホンに定評があり、ノイズキャンセリングを搭載したヘッドホン・イヤホンは、高音域まで遮断でき、微妙なレベルの調整を手動で行えるなど、高性能な製品を多く取り扱っています。
SONY製は自動でその場に適した調節
言わずと知れた世界トップレベルの技術力を誇る、日本を代表する世界的なメーカーです。
SONYの独自技術である「AIノイズキャンセリング」は、AIによってその場に応じたノイズキャンセリングを自動で設定し、発せられる音の種類、状況などに応じて、その場に適した調整を自動で行ってくれます。
ノイズキャンセリングヘッドホンのおすすめ
ここからは、おすすめのノイズキャンセリングヘッドホンをいくつか紹介していきます。
BOSE NOISE CANCELLING HEADPHONES 700
BOSE NOISE CANCELLING HEADPHONES 700は、11段階で設定できるノイズキャンセリング機能が付いており、周囲の状況に合わせて遮断レベルを設定することが可能です。
また、マイク機能の面では、4つのマイクシステムを搭載しており、自分の声と周囲の音を分離することで、周囲の音を遮断し、自分の声だけを正確に相手に伝えることができるノイズキャンセリングマイク機能を実現しています。
Bose ARに対応しているため、頭の動きや傾きを自動で検知し、その場の状況に合わせて音楽を再生してくれます。
スマホアプリのBose Musicアプリを使用すれば、曲の管理やGoogleアシスタントなどの音声コントロールの利用ができます。
BOSEならではの高音質をワイヤレスで楽しむことができるため、外出時に高音質な音楽を楽しみたい方にもおすすめです。
SONY WH-H910N
SONY WH-H910Nは、電車などの騒音や、人の話し声などをカットすることで、より静かな環境でクリアな音声を楽しめるノイズキャンセリング機能が付いています。
騒音を打ち消してくれる逆位相の音を生成することで、静かな環境を自然に作り出してくれます。
軽量なサイズ感のワイヤレス式でありながら、ハイレゾに対応しているため動画やスマホの音楽などを高音質で楽しめるでしょう。
また、ノイズキャンセリング機能使用時でも最大約35時間使用できるため、旅行などの遠出でも使用しやすいでしょう。
低反発素材をイヤーパッドに使用しており、装着時の耳への負担が軽減されています。
AKG Y600NC WIRELESS
AKG Y600NC WIRELESSは、アクティブノイズキャンセリング機能をオンにすることで周囲の音を遮断でき、周囲の音を取り入れたい場合はアンビエントアウェア機能に切り替えることで音楽を聴きながら周囲の状況を把握することができます。
AKGリファレンスサウンドを採用しているため、楽曲の細かい部分まで忠実に再現し、高音質なストリーミング再生が可能です。
ヘッドホンを外すだけで一時停止でき、再度装着すると中断した場所から音楽を再生してくれます。
1度の充電で最大約25時間連続で使用でき、10分の充電で約4時間の再生が可能な急速充電にも対応しています。
また、マイクを内蔵しているため、ハンズフリー通話も行えます。
ノイズキャンセリングイヤホンのおすすめ
SONY WI-1000XM2
SONY WI-1000XM2は、高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN1を搭載しており、低音から中高音まで幅広い音域の音を遮断してくれる機能が付いています。
気圧の変化に合わせてノイズキャンセリング機能を最適化してくれる機能も付いており、飛行中の飛行機の中など高い場所での使用にもおすすめです。
Bluetooth接続でありながら、音の劣化を軽減してくれるため、音質を低下させることなくハイレゾクラスの音楽を楽しめます。
また、ハンズフリー通話専用のマイクを内蔵しているため、雑音が入りずらく相手に鮮明に声を伝えることができます。
ネックバンドには柔らかいシリコン素材を使用しているため、首にかけても負担が少ないでしょう。
ゼンハイザー MOMENTUM True Wireless 2
ゼンハイザー MOMENTUM True Wireless 2は、アクティブノイズキャンセリング機能を搭載しているため、周りの音を自然に遮断し、ボリュームを上げることなく高音質な音楽を静かに楽しめます。
音質面では、原音を忠実に再現しながらも、迫力のある低音や自然な中高音を再生してくれます。
最新のBluetooth5.1+Class1を採用しているため、ワイヤレスイヤホンでありながら、遅延がなく音が途切れない快適な聴き心地です。
1度の充電で最大約28時間使用可能で、IPX4相当の防滴対応をしているため、少量の雨なら故障なく使用できるでしょう。
パナソニック RZ-S50W
パナソニック RZ-S50Wは、デジタル制御とアナログ制御を組み合わせたデュアルハイブリッドノイズキャンセリングを採用することで、高度なノイズキャンセリング機能を実現しています。
騒音が大きい場所でも静寂に近い環境で鑑賞しているような空間を作り出せます。
スマホの音楽でも、迫力のある低音と聴き取りやすいボーカル音を実現してくれるため、高音質な音楽を気軽に楽しめます。
専用アプリと連携することで、自分好みの音楽を作り出してくれるイコライザー機能なども使用可能です。
ノイズキャンセリングヘッドホン・イヤホンについてのまとめ
- どのような環境や状況でよく利用するかを事前に把握し、それぞれの用途に適したタイプのヘッドホンやイヤホンを選びましょう。
- 連続再生時間やレベル調整など、機能や性能のバランスを考えて、自分に適したものを選ぶのもポイントです。
- ノイズキャンセルは高等技術なので、扱えるメーカーは限られます。得意とするメーカーを事前に把握し、それらメーカーを抑えた上で商品を選びましょう。