こちらの記事は2018年12月7日の記事を2020年6月11日に加筆修正いたしました。
加筆修正箇所
・ゲーミングチェアの選び方に機能性で選ぶという項目を追記いたしました。
・おすすめのゲーミングチェアを2020年6月11日の情報に更新いたしました。
最近e-sportsというものが アジアオリンピックでメダル種目として認定され巷で話題となりました。それに伴い本格的なゲーマーがますます増加することでしょう。
ここではそんなゲーマー必須のゲーミングチェア にフォーカスしてご案内いたします。
目次
そもそもゲーミングチェアとはなにか?
ゲーミングチェアとは、エルゴノミクスという人間工学を考慮してデザインされたチェアのことです。
しかし、今やゲーミングチェアと言うカテゴリーは「ゲームをする時のゲーマーのためのチェア」と言う概念で認知されていると言った方がいいでしょう。
ゲームをするにしても普通の椅子ではだめなのか、という疑問がわくと思いますが、プロゲーマーともなると 1日10時間以上椅子に座ってパフォーマンスすることもあります。
けれどそれほどの長時間椅子に座って同じ姿勢を保つのは 体に大きな負担を強いることになります。
そのストレスから守るべく「正しい姿勢を長時間キープさせる」ことができるのが 今回おすすめ商品と共にご案内するゲーミングチェアです。
ゲーミングチェアは快適さに特徴がある
ゲーミングチェアと一般的なデスクチェアには、基本的な機能・使用法に大きな違いはありません。
安価なものは別として、いずれの椅子にもリクライニング機能・アームレスト・適度なクッション性など、快適に過ごせる基本的な工夫が施されています。
しかし、ゲーミングチェアは3万円~5万円程度の比較的買いやすい価格帯になっています。
ゲーマーのために作られたチェアと聞くと、高価なイメージを持ってしまいがちですが、この価格帯であればデスクチェアと比べてもとても手を出しやすい値段ではないでしょうか。
このコストパフォーマンスの良さから、ゲーミングチェアはゲーマーでなくとも買い求めたくなる所以なのでしょう。
ゲーミングチェアの選び方
長時間座っていても体にかかるストレスをできるだけ減らし、疲れをたまりにくくする狙いがあるゲーミングチェアですが、
ゲームの練習や、デスクワークに使用する時間が長い人にとってもゲーミングチェアはもってこいのアイテムです。
ゲーミングチェアの座面は 日常使いの椅子でもよく見かけるメッシュタイプとクッションタイプの大きく2種類に分かれています。
汗をよくかいて蒸れが気になる人ならメッシュタイプがおすすめですが、座り心地から言うとクッションタイプの方が体への負荷は分散されるでしょう。いずれにせよ実際に座って確かめることが大切です。
アームレストもあるのとないのとでは疲れの大小がかなり違ってきますので、こちらも実際に座ってみて腕の感覚を試してみることをおすすめします。
身長で選ぶ
同じゲーミングチェアでも 座る人の身長によって座り心地や体への負荷のかかり具合も違ってきますので、ゲーミングチェアを選ぶ際のポイントをご紹介します。
座面が高すぎることで足裏が床から浮いた状態になってしまい、足裏で支えていなければならないはずの足全体の重みが太ももに集中してかかってしまうことで、浮腫みや疲れに繋がってしまいます。
そのためかかとは床にしっかりつくぐらいの高さにしましょう。
座面の奥行きも浅すぎると体重がお尻だけに一点集中して疲れてしまいます。やはり座面は深い方がおすすめです。
ほとんどのゲーミングチェアには昇降機能が付いていますが、実際に座って座面の広さ・高低感覚を確かめることが大切です。
材質で選ぶ
ゲーミングチェアの材質は、主にファブリックと言われるいわゆる布地と、PUレザー(高級フェイクレザー)とに分かれます。
ここでそれぞれのメリットとデメリットを簡単にご説明致します。
ファブリック
メリット:通気性がよく蒸れにくい・PUレザーと比べると破れにくい。
デメリット:汚れやすい
PUレザー
メリット:比較的多くのゲーミングチェアの素材に使われており、高級感がある・汚れても拭くことができる
デメリット:通気性が悪い
メーカーで選ぶ
ゲーミングチェアは数多くのメーカーから販売されていますが、特に人気のメーカーが「AKRacing」と「DXRACER」です。
DXRACERは今話題沸騰中のe-sports大会においても、オンラインゲームのAVA(Alliance of Valiant Arms) 公式チェアサプライヤーとして選ばれているほど人気の高いメーカーです。
AKRacingとDXRACERはコスパに優れた比較的求めやすい低価格のものから、機能性を重視したハイスペックのものまで多彩なラインナップが取り揃えられています。
最近では1万円台のとても安価なゲーミングチェア がオンラインショップなどでも購入可能ですが、それらのほとんどはAKRacingとDXRACERに似せて作られたものが多いです。
機能性で選ぶ
ゲーミングチェアには、ゲームプレイを快適に行うことができる機能が付いた商品があります。
例えば、リクライニング機能が付いた商品であれば、背もたれの角度を変えられるため、ゲーム中の姿勢に付かれた場合や、ゲームを一旦中断し、仮眠や休憩を取る場合などにも役立ちます。
180°まで倒せる商品であれば、ベッドのようにして使用できるため、休憩時の体への負担も抑えられるでしょう。
他にも、頭と首を支えてくれるヘッドレストや、足を伸ばして座れるフットレストなど、体に負担をかけにくい様々な種類の機能があります。
購入の際に機能性をチェックして、自分に合った機能を持った商品を選ぶとよいでしょう。
おすすめのゲーミングチェア
AKRacing ゲーミングチェア Nitro V2
AKRacing ゲーミングチェア Nitro V2は、スポーツカーの座席にも使用されている柔軟な素材を使用することで、従来の製品よりも優れた座り心地を実現し、ゲームプレイによる疲労を軽減してくれます。
リクライニングレバーを引けば、最大180°まで背もたれを倒せるため、ベットに横になるような感覚での休憩もできるでしょう。
また、頭や首をサポートしてくれるヘッドレストや、腰の負担を軽減してくれるランバーサポートが付属しており、疲労を軽減しながら正しい姿勢を促してくれます。
底面に付いているキャスターには、ポリウレタン素材を使用しているため、移動時の騒音を防止し、床を傷つけることなく動かすことが可能です。
長時間のゲームプレイをしても、疲労が感じにくい、耐久性に優れた商品を購入したい方におすすめです。
DXRacer SOHO DX-11OR
DXRacer SOHO DX-11ORは、頭部、肩部、腰部、膝部の4部分をホールドしてくれる三次元立体成型のスチールフレームを採用しているため、長時間のゲームプレイも快適に行えます。
高密度・高反発ウレタンフォームを椅子の素材に使用しており、体全体が沈み込むような感覚で座ることができます。
また、座面を上下に15°まで動かすことができるゆりかごモードが付いているため、自分の楽な姿勢でゲームをプレイ可能です。
他にも、好きな高さで腕を置ける3Dアームレストや、頭を支えてくれる着脱可能なヘッドレストなど体に負担がかかりにくい要素が豊富です。
疲労を極力軽減したい方におすすめの商品です。
GTRACING GT901BLACK
GTRACING GT901BLACKは、足を快適に伸ばすことができる収納式のオットマンが付いているため、足を楽に伸ばしながらゲームができる商品です。
背もたれを約170°まで倒せるため、自分が疲労を感じにくい姿勢を保ちながら、集中してゲームプレイを行えます。
また、頭部、肩部、腰部の3点を三次元立体成型フレームが支えてくれるため、体がしっかりとホールドされた状態で座れます。
ウレタン樹脂を使用したキャスターが付属しており、椅子に座ったまま床を傷つけずに移動可能です。
黒を基調としたスタイリッシュなデザインをしているため、ゲーム専用の部屋にも馴染みやすいでしょう。
ゲーミングチェアについてのまとめ
- ゲーミングチェアの選び方は以下の通りです。
- アームレストの上下昇降機能が可動式のものがおすすめ。
- リクライニングの角度・ロッキング機能の有無を確認する。
- 通気性を求めるならメッシュ素材。
- 高級感を求めるならPUレザー。
- 購入前に 実際に座った時の感覚を確認してみる。