現代人にとってスマートフォンは生活に不可欠な通信手段ですが、最近のモデルは大きすぎて、電話するためにバッグやポケットからいちいち取り出すのをめんどうに思う人も多いのではないでしょうか。

そんなときにはスマホを持たずに通話ができるハンズフリーのイヤホンがあると便利です。そこで、ここでは人気のハンズフリーイヤホンについて解説します。

ハンズフリーイヤホンとはなにか?

ハンズフリーイヤホンとは、スマホや携帯電話に接続すると、内蔵マイクとイヤホンを通して電話の受け答えができるイヤホンのことです。

スマホや携帯電話を手に持たなくても通話ができるため、作業中でも支障はありません。

最近では通話以外に音楽再生やスマホカメラも操作できたり、iPhoneの「Siri」やAndroidの「Googleアシスタント」を利用して声で操作できるモデルも登場しています。

ハンズフリーイヤホンの種類

ハンズフリーイヤホンは形や機能、通信手段のちがいによって下記のように分類することができます。それぞれにメリットとデメリットがあるので、ご自分のニーズに合った製品を選びましょう。

種類①:片耳タイプ

最も安価でシンプルなのが、片耳だけのハンズフリーイヤホンです。軽量小型で装着感が少なく、周囲の音も別の耳で聞き取れるので、運転中でも支障がありません。

ただし両耳タイプではないため、音楽などのステレオ再生を楽しむことは残念ながらできません。電話以外ではラジオを聴くぐらいしか使い道がないのがデメリットです。

種類②:完全独立タイプ

ワイヤレスのハンズフリーイヤホンを、片耳だけではなく両耳対応にしたモデルが、左右完全独立タイプです。片耳タイプとちがって、左右の耳で臨場感たっぷりのステレオ音声を楽しむことができます。

特にカナル型(耳の穴に押し込む耳栓型)は小さく軽量なので、両耳につけていることを忘れてしまうほどですが、左右のユニットが連結されていないため片方だけ紛失しやすいことと、バッテリーが長持ちしないことには注意が必要になります。

種類③:ワイヤレスイヤホンタイプ

ワイヤレスイヤホンはBluetooth対応のスマートフォンや携帯電話で利用できます。

わずらわしいケーブルが不要なワイヤレスイヤホンは人気が高く、バリエーションも豊富です。

しかし、Bluetoothの電波はステレオ音声をひとつの信号で送信するため、完全分離型のイヤホンでは、片側のメインユニットでBluetooth信号を受信し、左右のステレオ信号に分離したうえで、もう片方のサブユニットに無線で転送することになります。

そのため使用状況によっては、メインとサブ、つまり左右間のユニットで通信障害が発生する場合があります。

また、同じBluetoothでもApple系とAndroid系で対応と非対応が分かれる場合があります。購入する際は、事前に対応機種を確認してください。

種類④:通話イヤホンタイプ

通話イヤホンタイプは、音楽観賞用のステレオイヤホンにマイクを内蔵し、ハンズフリー通話にも対応できるようにしたモデルです。

基本的に音楽鑑賞用なので遮音性が高く、音質も良好で通話の音声が聞き取りやすいというメリットがあります。音楽再生のコントロールや、ハンズフリー通話の切り替えは、ケーブルのリモコンで操作できます。

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ハンズフリーイヤホンの接続方式

最近のイヤホンの主流はBluetooth対応のワイヤレスモデルですが、昔ながらの有線タイプも根強い人気を保っています。

有線タイプはケーブルが多少じゃまですが、通話の安定度が高く音質も良好で、バッテリー残量を気にする必要がないといったメリットがあります。価格も安価でバリエーションも豊富です。

ハンズフリーイヤホンの注意点

2018年12月に、警察庁はスマートフォンや携帯電話を使用しながら車やバイクを運転する「ながら運転」に対する罰則を強化し、反則金を引き上げる方針を明らかにしています。

道路交通法では、運転中に携帯端末を手で保持することと、表示画像を注視することを違法行為と定めているので、罰則や罰金が強化されても、ハンズフリー通話が法に触れる可能性はいまのところありません。

ただし都道府県条例の多くが「安全運転に必要な交通に関する警報音または声が聞こえない状態で車両等を運転しないこと」と定めているため、両耳にイヤホンを装着して運転すると条例違反に問われる恐れがあります。

逆に言えば、片耳タイプなら問題ないとも言えますが、ひとたび交通事故を起こせば、その社会的経済的損失の大きさは、罰則や罰金の比ではありません。

バイクや車の運転は常に命に関わります。法律よりも安全を第一に考え、ハンドルを握るときは電話やよそ見はできるだけ控えて、運転に集中することを心がけましょう。

おすすめのハンズフリーイヤホン

ELECOM EHP-MC3520BK

ELECOMのモノラルヘッドホン EHP-MC3520BKは4極ミニジャックでスマートフォンに接続する有線タイプの片耳ハンズフリーイヤホンです。

有線なので受信障害やバッテリー切れの心配はありません。

イヤホンは耳栓タイプで遮音性が高く、マイクは声を拾いやすい位置にあります。着信応答と通話終了はリモコンスイッチで操作できます。

Glazata EC200

GlazataのヘッドセットEC200はBluetooth対応のワイヤレスヘッドセットです。マイクを口元に近づけたスティック型の片耳タイプで左右どちらの耳でも装着可能です。

カナル式のイヤホンに比べると大ぶりですが、マイクが口に近いため感度が良く、ボディの大きさを生かして大容量のバッテリーを搭載し、一度の充電で最長30時間の通話を可能にしています。対応デバイスの多さも魅力です。

SONY MDR-EX155AP

SONYのカナル型イヤホン MDR-EX155APはオーソドックスな有線タイプの小型ステレオイヤホンです。スマートフォンに接続してハンズフリー通話も可能です。

JBL FREE X

JBLのFREE X はBluetooth接続の完全分離型ワイヤレスイヤホンです。

人間工学に基づくスタイリッシュなデザインとJBLらしい高音質が魅力です。右側のイヤピースに搭載したマイクで、ハンズフリー通話も可能です。

SONY WF-SP900

ソニーの WF-SP900はBluetooth対応の左右完全分離型ワイヤレスイヤホンです。

本体に4GBメモリーと音楽プレーヤー機能を搭載し、本機だけで900曲以上収録再生ができます。さらに防滴・防塵設計。もちろんハンズフリー通話も可能で、スマートフォンやiPhone、携帯電話に対応しています。

バッテリーも大容量で、いかにもソニーらしい信頼性と完成度の高さをあわせもつイヤホンです。

BOSE SoundSport Free wireless headphones

SoundSport Free wireless headphonesはBOSEの完全独立型ワイヤレスイヤホンです。

連続再生時間が実に5時間というロングライフと、防滴仕様が魅力です。カナル型イヤホンとしてはサイズが大きいので、購入前に試着することをおすすめします。

ハンズフリーイヤホンについてのまとめ

  • 携帯電話やスマートフォンにハンズフリーイヤホンを接続すると、電話本体を手で持たなくても通話ができるようになります。
  • ハンズフリーイヤホンは有線か無線か、片耳用か両耳用かによって分類できます。
  • ハンズフリーイヤホンを運転中に使用することは道路交通法には抵触しませんが、条例違反に問われる可能性があります。