加筆修正箇所
・おすすめの高級トースター(オーブン)を2020年4月28日の情報に更新いたしました。
「究極のトーストを焼ける」というキャッチフレーズで、爆発的人気を博したBALMUDA The Toaster(バルミューダ ザ トースター)を皮切りに、高級トースターの人気は現在も高まっています。
数千円で買えたトースター市場に、本体価格2万円以上もする破格の高級トースターが登場した際は衝撃的でした。
高額製品であるにもかかわらず、スチーム技術とコンピューターによる高度な温度制御により究極のトーストが焼けるBALMUDA The Toasterは、トースター市場を席巻する事となります。
そして、現在ではバルミューダ以外も、温め直しから自動調理までできるハイスペックな上位機種トースターが続々登場していますよ。
この記事では、高機能かつデザイニングにも優れた高級トースターに焦点を当てて具体的に解説いたします。製品の選び方、おすすめトースターなども紹介いたしますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
高級トースターの特徴
高級トースターは、パンの表面を素早く焼き、水分を中に閉じ込めるため美味しくパンを焼き上げる事ができます。
また、トースト機能の他にも、グラタンなどの料理に焼き目を付けられるオーブン加熱調理にも対応出来る便利な調理家電となっていますよ。昨今ではトースターの上位機種の多機能化が進歩しており、様々な調理も可能なハイスペック製品が多くリリースされています。
トースターの種類を大きく分けると、以下の2種類に分類することができます。
・コンベクションオーブン:トーストとオーブン加熱以外にも、熱風調理・グリル調理・スローベーク調理が可能
コンベクションオーブンはファン付きのオーブントースターで、熱風を使った様々な調理に対応可能です。レシピの数も往来型に比べて格段に多く、冷凍ピザを美味しく焼ける機種が豊富な点も特徴の一つですよ。
これだけの機能が付いていながら、往来のトースターと同様にコンパクトなサイズの機種もあります。
高級トースターの選び方
ここからは、高級トースターの選び方「用途」「デザイン」「容量」「加熱方式」の4つに分けて紹介いたします。
ぜひ、高級トースターの購入を考えている方は参考にしてみてください。
どんな食材に使用するかなどの用途で選ぶ
どんな食材に使用するかで、オーブントースターの選び方は変わってきます。
温度調節機能の有無は、パンを焼く際に使用するのならあまり必要ありません。しかし、使い勝手を考慮した場合、温度調節できるタイプの方が便利でしょう。食材ごとに焼き上げる温度を変え、メニューによって適した焼き加減に調整が可能だからです。
ピザやグラタン、グリルドフィッシュなどの料理を作る際に便利な機能となります。焼き加減もそれぞれの好みに合わせられるため大変便利な機能です。ぜひ、温度調節機能のある製品を検討してみてください。
また、揚げ物調理や、冷めてしまった揚げ物をサクサクに復活させたい場合は、コンベクション機能付きの多機能トースターを選びましょう。冷めた料理でも美味しく食べることができます。
あらかじめ登録されたメニューボタン一つで調理可能な「オートメニュー機能」も、食卓の準備にぴったりです。必要な分量の食材を入れ、ボタンを押すだけで簡単に料理を作ることができます。
焼き上げ時間と焼き加減もワンタッチで調節してくれますよ。
さらに、スチーム調理機能付きトースターも最近のトレンドです。本体に少しの水を入れて蒸気加熱を行う「高温スチーム加熱機能」があれば、パン表面だけを軽く焼き上げ、外はカリカリ、中はふっくらとした理想的なトーストが仕上がります。
インテリや使いやすさなどのデザイン性で選ぶ
最近の高級トースターはデザインに優れているものも多く、ディンプル加工が施されている製品や 昔ながらのレトロな雰囲気のポップアップ型のお洒落なものまであります。
また、庫内が見えない仕様になっているミラー調や、スリム設計でありながら、2段式構造で同時に2種類の調理ができる製品など、そのフォルムも多種多様です。調理後のお手入れがしやすい形状であるかも注目して、製品を選びましょう。
容量を重視して選ぶ
キッチンには、電子レンジや炊飯器、湯沸しポットなど、トースター以外の家電も多く設置されています。スペース確保が難しいキッチンでは、サイズ感を考慮した製品選びが大切です。
オーブントースターの中には、庫内容量を十分確保しながらも、内部を2段構造にする事でスリム化し、その分奥行きを抑えている機種もあります。比較的小さめのトースターだと28㎝程ですが、大きなものだと35㎝程度のものもありますよ。
トースターを設置するスペースは、事前に確認しておきましょう。また、庫内の広さは「トーストを2枚か3枚同時に焼けるか?」など、一度に焼きたいパンの数で考えた製品選びをしてもよいでしょう。
スチームなどの加熱方式で選ぶ
加熱方式は焼きあがったパンの味を大きく左右させます。
電熱式ヒーターが主流ですが、食材の奥まで熱をしっかり通し、より美味しく焼きあげる場合は遠赤外線ヒーターがおすすめです。
また、一般的なオーブントースターの最大ワット数はどれもほぼ同程度ですが、高級トースターはワット数の調節までできるためおすすめですよ。
おすすめの高級トースター(オーブン)
シャープ AX-GR1
シャープ AX-GR1は、過熱水蒸気を放出させることで、パンに水分を与えながら加熱できるため、表面はカリっと、中はふわふわの焼き上がりを実現してくれます。
時間が経過してしんなりとしてしまったクロワッサンや冷凍保存していたパンも美味しい状態に焼き上げてくれます。
また、ふわふわモードを活用すれば、時間が経過してしまった生食パンでも購入したばかりのふわふわな状態で食べることが可能です。
過熱切り替えボタンを使用して、過熱水蒸気の量を調節できるため、自分好みの焼き加減を選べるでしょう。
ノンフライ調理も可能なため、ヘルシーな調理を行いたい方にもおすすめです。
バルミューダー K01E
バルミューダー K01Eは、トーストモード、チーズトーストモード、クロワッサンモードなどパンに合わせた5つのモードが用意されており、それぞれのパンに合った焼き方を実現してくれます。
本体に付いている給水口に水を入れることでスチームが発生し、庫内が満たされることで水分を含んだ美味しいトーストを完成させられます。
また、60・160・220℃の3つの温度帯を秒単位で調節することで、ちょうどよい食感と風味を生み出してくれるでしょう。
グラタンなどの調理にも使用できるため、毎日の献立にも役立ちます。
三菱電機 TO-ST1
三菱電機 TO-ST1は、食パン1枚分用の商品で、プレートを加熱することにより水分を逃さずふんわりとした食感のトーストを焼くことができます。
厚さや焼き色など細かい設定をボタンで行えるため、自分好みのこだわりの1枚を完成させることが可能です。
プレートを拭くだけでお手入れできるため、日々の掃除も楽に行えるでしょう。
また、焼き上げてから20秒間、蓋を開けないと音で知らせてくれる出し忘れお知らせ機能が付いているため、出し忘れのリスクもありません。
高級トースターのまとめ
- 高級トースターはパン表面を素早く焼いて、水分を中に閉じ込めるので美味しく焼き上げる事ができる
- コンベクションオーブンはトーストとオーブン加熱以外にも、熱風調理・グリル調理・スローベーク調理が可能
- 好みの焼き加減を変えられる、温度調節機能のある製品がオススメ
- 庫内が見えない仕様のミラー調や、スリム設計且つ2段式構造で同時に2種類の調理ができる製品など様々なフォルムがある
- 調理後のお手入れがしやすい形状の製品がオススメ
- 庫内の広さは「トーストなら2枚か3枚同時に焼けるか?」など、一度に焼きたいパンの数で考えた製品選びもオススメ
- 省スペース重視でトーストを焼くだけならポップアップトースターがおすすめ
- 高温スチーム加熱機能付きトースターは、パン表面だけを軽く焼き上げて中はふっくらした理想的なトーストが焼ける
- 複数調理も同時進行可能な製品がある