スマートフォンがWiFi環境なのに、インターネットにつながらないことありませんか。
ここではその原因について、またテストをするポイントを説明していきます。

Wifiとは

Wi-Fiが他の無線技術と異なる最大の特徴は、無線であるということです。
無線LAN規格では、有線LANや接続先のWi-Fiネットワークを利用するため、このようなことはありません。
また、Wi-Fiでは、ネットワークのさまざまな部分にワイヤレスでアクセスすることができ、そこに本当の違いがあります。
Wi-Fiは無線プロトコルであり、最大で毎秒1メガビットの速度で伝送可能な低帯域のデータパケットの集合体です。


これにより、非常に広い距離のデータを、ほとんどロスなく転送することができる。最大で毎秒150メガビット(Mbps)の速度(ルーターによる)でデータを転送することができます。これは、高精細な画像、あるいは動画を閲覧するのに十分すぎるほどです。
Wi-Fi(およびその他の無線LANプロトコル)が他のプロトコルと異なるもう1つの大きな特徴は、電波を利用しているということです。これにより、データパケットを空中で伝送することが可能になります。

wifi環境あり、なしの違いとは

WiFi環境がある場所とない場所があります。
モバイルWiFiを持っていればその範囲内はWiFi環境がある状態ですし、またさまざまな店において無料WiFiを提供している場合もあります。
いずれにしてもWiFi環境である場合は、スマートフォンやPC、タブレットなどどのモバイルでもインターネットにつながるのです。

wifi接続済、インターネット接続なしでテスト確認のポイント

wifiを接続した状態で、しっかりと接続できているかどうかのテストをする必要があります。
テストの方法は下記のようになります。

スマートフォンに問題ないか

WiFi接続されており、インターネット接続なしと表示される場合、スマートフォンの端末設定が間違えている場合があります。
Wi-Fi接続に問題があり、Wi-Fiネットワークに接続できない場合は、AndroidまたはiOSデバイスのWi-Fi設定を変更することで問題を解決することができる可能性があります。

またWiFi自体がオフになっていると、せっかくのWiFi環境でもWiFiに接続されずキャリアのデータ量がどんどん増えてしまいます。
知らず知らずのうちに残りデータ量が減ってしまうこともあるので注意が必要です。

他のデバイスでも試してみる

上記の設定が間違えていない場合、他のスマートフォンやタブレットなど他のデバイスでも接続をしてみてください。
他の端末でもし接続ができたら、WiFi自体に問題はなくスマートフォン端末側の問題となります。

Wi-Fiルーターに問題ないか

WiFiルーターに、Wi-Fi接続が不安定になっている可能性があります。
まず考えられるのが、ネット障害です。
たいていWiFiルーターを提供している会社がネット障害状況をホームページなどで提供しているため、確認をするようにしてください。
またWiFiルーターのランプが正常通りついているか確認することも大切です。
他のデバイスを使って確認することが最も簡単で、もし他のデバイスで接続されているようであればWiFiルーターには問題はないことになります。

同時接続可能数を超えていないか

WiFiルーターによって、同時接続可能数が決まっています。
この台数を超えていると、WiFi環境があってもインターネット接続できません。
この場合同時接続台数を減らす必要があります。
同時接続可能数は8~10台が多いのでこの現象が少ないのですが可能性はあります。

端末、ルーターの再起動

端末、ルーターともに、再起動をすることにより修正されることがあります。
まず接続でできない表示が出た時点で設定をチェックして、問題なければ端末などの再起動をすることをおすすめします。
意外と再起動で修正されることが多いです。
再起動で修正される場合は、一時的なエラーであることが多いです。

それでも解消しない場合

ここまで接続がされない場合の解消方法を説明してきましたが、これらの方法で解消しない場合があります。

上記の確認ポイントを試しても解消しなければ回線事業者、機器に何らかの問題あり

上記の確認ポイントを試しても解消されない場合は、回線事業者もしくは機器に問題がある可能性があります。
回線事業者に問題がる場合は、情報がホームページなどに載ることがほとんどです。
また機器が問題の場合は修理を依頼しなければいけないケースもあります。

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まとめ

スマートフォンなどがWiFi環境なのに、「インターネットに接続されていません」といった表示になることがあります。
この場合は、端末の問題、スマートフォンの設定などさまざまな可能性があります。
これらのチェックポイントで治らなければ機器に問題がある可能性が高くなります。