こちらの記事は2018年10月19日の記事を2020年4月28日に加筆修正いたしました。
加筆修正箇所
・おすすめのコーヒーメーカーを2020年4月28日の情報に加筆修正いたしました。
ここでは、コーヒーメーカーとはなにかや、製品の種類と特徴、おすすめのモデルを解説します。
コーヒーメーカーによって味が異なったり、香りが変わってきたりするため、コーヒーメーカーをしっかり選ぶことで、より美味しいコーヒーを楽しむことができます。
この記事を読むことで、自分に合ったコーヒーメーカー購入の検討ができます。
目次
そもそもコーヒーメーカーってなに?
コーヒーメーカーとは、コーヒー豆や豆を挽いた粉を利用してコーヒーを抽出する機器で、「コーヒーマシン」とも呼ばれています。
自動的にコーヒーを淹れられるため、自分で抽出するよりも簡単で美味しいコーヒーを飲むことができます。
コーヒーメーカーの種類
ドリップ式はコーヒーをろ過するタイプ
ドリップ式は、最も一般的なタイプで、紙や金属などのフィルターでコーヒーをろ過する仕組みが特徴です。
挽いたコーヒー豆などをセットするだけの簡単な方法で、手軽にコーヒーを楽しむことができます。
豆によって香りや味も異なりますが、ドリップ式だとその違いが分かりやすいでしょう。
ドリップ式でさらに分類すると、コーヒー豆を手回しで挽いて粉にできるミルが付いているものとミルがついていないものもあります。
挽きたてを飲みたいと考えている場合、価格は高くなりますがミルつきがおすすめです。
カプセル式は手軽に深い味わいを楽しめる
カプセル式は、挽きたてのコーヒー豆を1杯分ずつパッケージしているカプセルを使用するコーヒーメーカーです。
カプセルをセットするだけで、豆を挽かなくても新鮮なコーヒーを手軽に楽しむことができます。
また、カプセル式は味の種類が豊富なことも特徴です。
抹茶ラテ、カプチーノなどコーヒー以外のドリンクも飲むことができます。
世代問わず使えるのが魅力ですが、本体価格は少しドリップ式より高いことが少なくありません。
エスプレッソマシンは濃厚なコーヒーを作れる
エスプレッソマシンは、コーヒー豆に圧力をかけることで抽出されるエスプレッソを味わえるコーヒーメーカーです。
旨みやコクにこだわる人や、濃厚なコーヒーを楽しみたい人におすすめです。
サイズ自体は、カプセル式・ドリップ式より大きめであるため、置き場所の確保が必要になることもあります。
ミルクタンク付きのエスプレッソマシンであれば、カプチーノなども楽しめるためおすすめです。
コーヒーメーカーの選び方
容量で選ぶ
コーヒーメーカーを選ぶ際は、一回で入れられる量をきちんと確認する必要があります。
ドリップ式だとコーヒーカップ1~5杯分のタイプ、カプセル式は1杯、エスプレッソマシンの場合1~2杯が主流です。
一人暮らしか、家族がいるかによって適切な容量を決める必要があります。
保温性にこだわって選ぶ
コーヒーメーカーに保温性を求める場合は、ステンレス製の容器がおすすめです。
ガラス容器であれば、ヒーターで保温することができるタイプもあります。
フィルタータイプで選ぶ
フィルターによってコーヒーの後味やランニングコストなどが変わるため、フィルタータイプで選ぶのもコーヒーメーカー選びのポイントです。
基本的に紙フィルター、メッシュフィルターが主流です。
お手入れで選ぶ
コーヒーメーカーを日常的に使う場合は、お手入れの簡単さで選ぶのも重要です。
パーツやタンクの取り外しができるかどうかや、ミルクタンクの仕様などをしっかり確認しておくとよでしょう。
フィルタータイプの種類とメリット
紙フィルターは雑味が少なくまろやかな味になる
紙フィルターでコーヒーを淹れると、全体的にすっきりとした味わいのコーヒーが楽しむことができます。
雑味が少ない、まろやかなコーヒーが好きな人は紙フィルターがおすすめです。
デメリットとしては、フィルターの取替えがあるため、1枚あたりのコストが他のフィルターよりかかることがあげられます。
メッシュフィルターだと濃厚さと深みのある味になる
メッシュフィルターはコーヒーの粉を入れて使用するフィルターであるため、濃厚で深みのある味が好きな人におすすめのフィルターです。
繰り返し洗って使えるため、紙フィルターよりもお手入れの手間はありますがコストが安い事が特徴です。
フィルターによって味やコストなどが変わるため、選ぶ際はチェックしておく必要があります。
容器タイプの種類とそれぞれの特徴
ガラス容器は残量が分かりやすいが冷めやすい
ガラス容器は透明であるため、コーヒーの残量が分かりやすい事や、サイズが豊富であるなどのメリットがあります。
お手入れもしやすいため、長く使い続けられるのも魅力でしょう。
デメリットとしては、ステンレス容器よりコーヒーが冷めやすいことがあげられます。
ステンレス容器は保温性が高くお洒落
ステンレス容器は、見た目がおしゃれで保温性に優れているというメリットがあります。
デメリットは、残量が見えにくい事や、ガラス容器よりお手入れに手間がかかることがあげられます。
おすすめのコーヒーメーカー
デロンギ マグニフィカ ESAM03110Wはコーヒーの香りを逃さない
デロンギ マグニフィカ ESAM03110Wは、摩擦熱が発生しにくい低速回転のグラインダーにより、コーヒーの香りを逃さずに豆を挽くことができます。
コントロールパネルのつまみを回す簡単操作で、コーヒーの抽出量や豆量(濃さ)を無段階から選ぶことができる上、抽出温度も4段階から設定する事ができます。
内蔵された「二重構造高性能ミルクフロッサー」を使う事で、キメ細かいフォームミルクを作ることができ、カフェのようなカプチーノやカフェラテを気軽に味わうことが可能です。
自動内部洗浄つきであるため、日々のお手入れが簡単なことも魅力でしょう。
和平フレイズ MJ-0634はシンプルな機能で使いやすい
和平フレイズ MJ-0634は、シンプルな機能で使いやすいコーヒーメーカーです。
タンクに水を入れて、フィルターへコーヒー粉を入れ、スイッチを押せば簡単にドリップコーヒーを楽しむことができます。
一度に最大5杯まで作ることができ、備え付けのフィルターは洗って繰り返し使えるため、ペーパーフィルターを購入する必要もありません。
アイリスオーヤマ WLIAC-A600は全自動で簡単に作れる
アイリスオーヤマ WLIAC-A600は、豆挽きからドリップまで全自動で行ってくれるため、ご自宅で簡単に挽きたてのコーヒーを楽しむことができます。
コーヒーや挽き方は種類別で3つのモードから選択できるため、自分好みのコーヒーを作る事が可能です。
ランニングコストがかからない「メッシュフィルター」の採用により、紙フィルターを使わずそのままコーヒー豆やコーヒーの粉を入れて作る事ができます。
水タンクは取り外しが簡単なため、給水やお手入れを簡単に行えるのが便利でしょう。
ツインバード CM-D465Bは量に合わせたろ過層を形成できる
ツインバード CM-D465Bは、1~3杯と4~6杯用の2種類のそれぞれに最適なろ過層を形成できる2つの専用ドリッパーを装備したコーヒーメーカーです。
湯温が外気温に左右されないようにサーモセンサーで環境温度を測定し、注がれるお湯を適温にするなどの工夫がされています。
出来上がったコーヒーは、抽出後30分間淹れたての温度を保つことができるため、おいしい状態を好きなタイミングで楽しむことができます。
コーヒーメーカーについてのまとめ
- コーヒーメーカーには大きく分けて「ドリップ式」「カプセル式」「エスプレッソマシン」があります。
- 自宅で手軽に楽しめるなど、コーヒーメーカーには様々なメリットもあるため一台あると便利です。
- 選び方のポイントは、「容量」「保温性」「フィルタータイプ」「手入れのしやすさ」となります。
- フィルタータイプ(紙フィルターとメッシュフィルター)と容器タイプ(ガラス容器とステンレス容器)は、それぞれのメリットがあるため購入する前にしっかりチェックすることが大切です。