こちらの記事は2018年10月3日の記事を2020年4月28日に加筆修正いたしました。
加筆修正箇所
・以下の項目を2020年4月27日の情報に加筆修正いたしました。
おすすめのプリンター
おすすめの複合機
この記事では、プリンターの選び方や種類、おすすめのモデルを解説します。
写真や文書などを印刷するために、プリンターは欠かせない存在です。
最近では、スマホ連動機能などの便利な機能が搭載されているモデルも多く販売されています。
しかし、様々なプリンターが販売されているため、購入の際に迷ってしまうという人は少なくありません。
この記事を読むことで、自分に合ったプリンターを購入する検討ができます。
目次
プリンターの選び方のコツ
印刷のみの利用で選ぶ
印刷のみの利用であれば、単機能プリンターがおすすめです。
機能が印刷だけに限定されている分、本体価格もほかのプリンターに比べて安価な上、コンパクトサイズなモデルが少なくありません。
シンプルで使いやすいため、老若男女問わず扱うことができるのも魅力でしょう。
機能が限定されているといっても、写真・年賀状・パソコンで作成された文書・Web画面の印刷などの、基本的な印刷が可能です。
写真印刷に特化して選ぶ
写真のみに利用する場合は、フォトプリンターがおすすめです。
パソコンを持っていなくても、デジタルカメラやスマホから直接印刷できるものが多く、使い方も簡単です。
また、コンパクトなフォトプリンターもあるので持ち運びも手軽にでき、出先でも写真の印刷が可能です。
しかし、写真サイズに限定されているため、A4サイズやB5サイズの印刷は不可能である事に注意が必要です。
幅広い使い方ができるもので選ぶ
複合機は、印刷機能に限らず、コピー・スキャナー・FAXもできるプリンターです。
1つのプリンターで様々な使い方が可能であるため、スキャナー・コピー・FAXを頻繁に使用している人におすすめです。
サイズ自体は他のプリンターよりも大きいですが、FAXやスキャナーをそれぞれ購入する場合に比べれば、安価なうえにスペースもとりません。
配線や消費電力も1台で済むため、ランニングコストも低く収めることができます。
カートリッジのタイプで選ぶ
一体型型はインクの交換が簡単
一体型カートリッジは、交換が簡単ですが、カラーカートリッジの中の1色を使い切った場合は、ほかの色が残っていても取り替える必要があるのがデメリットです。
メンテナンスは楽ですが、インク代がかかるためランニングコストはよいといえません。
分割型はインク交換のコスパがよい
分割型はカートリッジが一色ずつ分かれているため、使えなくなった色だけ交換すれば何度でも使うことができます。
印刷量が多い人は、コスパがよい分割型がおすすめです。
トナー型は使用頻度が高い人におすすめ
トナー型は、価格自体は一体型や分割型よりも高めです。
しかし、1つのトナーで大量の印刷ができるため、長期的に見るとランニングコストがお得になる場合も少なくありません。
メーカーによってカートリッジの値段は異なるため、しっかりチェックしておくとよいでしょう。
印刷方式で選ぶ
プリンターの印刷方式には、インクジェットプリンターとレーザープリンターの2種類の印刷方式があります。
それぞれの印刷方式の特徴は以下の通りです。
インクジェットプリンターは家庭向き
インクジェットプリンターは、小型で汎用性が高いため家庭用のプリンターにおすすめです。
インクを紙に直接吹き付ける方式で、色の違いなども細かく再現することができます。
手頃な価格で購入できる本体価格も魅力です。
しかし、インクのカートリッジ代がかかる場合が多いため、交換用のカートリッジ代を事前に確認して検討するのが大切です。
レーザープリンターは業務用
大量印刷を得意としているレーザープリンターは、主に業務用として使用されています。
業務用でも本体価格が安いモデルも多いため、家庭向けで使う人も少なくありません。
トナーを熱で紙に付着させ印刷する方式で、印刷物の耐水性に優れておりランニングコストも安いという特徴があります。
しかし、解像度自体は、インクジェットプリンターに劣るため注意が必要です。
美しいカラー印刷にこだわる人は、インクジェットプリンターも一緒に購入するとよいでしょう。
プリンターの人気メーカー
キャノン
キャノンは世界最大の市場シェアを誇っています。
キャノンのプリンターは機能面で見るとバランスがよく、文書や写真を綺麗に印刷できる工夫がされているモデルが少なくありません。
エプソン
エプソンは、オフィス用と家庭用で企業で推奨しているプリンターが異なるなど、ラインナップが豊富に用意されています。
印刷速度が早いモデルが多く、安定した人気を獲得しています。
ブラザー
ブラザーは、FAX機で有名になったメーカーで、FAX機をベースにしたプリンターは、個人事業主や小さなオフィスに人気があります。
A3用紙が印刷可能な大型のプリンターも多く販売されています。
おすすめのプリンター
Canon GM4030はプリントコストの低減を実現
Canon GM4030は、プリントコストを低減する工夫がされており、A4モノクロの印刷は約0.4円、A4カラーは約0.9円と、優れたコストパフォーマンスを実現しています。
インクタンクは大容量であるため、モノクロは約6,000枚(エコノミーモードでは約8,300枚)、カラーは約7,700枚と大量にプリントできます。
カートリッジ式のインクと比べると、交換頻度が少なく済み、現場でのプリント作業を滞りなく行うことができます。
前面カセット給紙は250枚、背面給紙トレイは100枚という大容量給紙により、大量印刷も快適に行うことが可能です。
PIXUS TR703はコンパクトで置きやすい
PIXUS TR703は、コンパクトなボディにより、デスクや棚などの小さなスペースに置けるモデルです。
給紙方式には、前面と背面から給紙可能な「2WAY給紙」を採用しており、一度に最大350枚も給紙可能です。
特殊な「5色ハイブリッドインク」で文書はくっきり、写真も美しく印刷できるのも魅力でしょう。
スマホアプリを使う事で、スマホやタブレットの写真や文書、WEBページをワイヤレスでプリントすることができます、
エプソン PX-S06Wは手軽に持ち歩ける
エプソン PX-S06Wは、手軽にバッグに入れて持ち運べるA4インクジェットモバイルプリンターです。
標準で内蔵バッテリーを搭載しているほか、外付けバッテリーの装着もできるため、コンセントの無いアウトドアでの使用が可能です。
USB接続や無線LAN接続で利用でき、お手持ちの端末と接続すれば簡単に印刷することができます。
おすすめの複合機
エプソン EW-M752T1はランニングコストが安い
エプソン EW-M752T1は、色別で補充用のボトルを挿せば、インクを満タンにできる「エコタンク方式」により、ランニングコストを安く抑えてくれます。
また、搭載した4.3型のタッチパネル液晶で操作も簡単に行うことが可能です。
A4カラー1枚約2.7円(税別)の価格で印刷することができます。
顔料と染料の2種類のブラックインクと5色のカラーにより、写真をきれいに表現し、文字をくっきりプリントする事ができます。
Canon PIXUS TS3330はコンパクト
Canon PIXUS TS3330は、コンパクトボディを実現しており、狭い場所にもスペースを取らずに配置することができます。
文字の印刷に強い顔料ブラックインクと、写真印刷に強い4色の染料カラーインクを搭載する事ができます。
カートリッジは一体型であるため、インク交換をワンタッチで行えるのは便利でしょう。
カートリッジは標準容量タイプに加えて、大容量タイプが販売されており、プリントの量や頻度で選ぶことができます。
スマホンと接続できるため、手元から手軽に撮った写真を印刷することができます。
ブラザー DCP-J982Nはスマホとの連帯が特徴
ブラザー DCP-J982Nは、有線&無線LANを搭載しており、スマホと連帯する事で幅広い操作が行えるインクジェットプリンターです。
印刷枚数などのメンテナンス情報を確認したり、操作ボタンの音量や、操作パネルの明るさもスマホから変更したりすることができます。
専用のスマホアプリでは、年賀状や喪中はがきなどの一般的なはがき印刷用テンプレートが用意されており、パソコンを起動しなくてもその場に合った印刷が可能です。
プリンターについてのまとめ
- プリンターを選ぶ場合は、「印刷方式」「用途」「ランニングコスト」を重視するとよいでしょう。
- インクジェットプリンターは、主に家庭用で安価・色鮮やかな写真を印刷できます。レーザープリンターは、業務用として多く使用され大量印刷が得意です。
- 複合機は、コピー・スキャナー・FAXを多く利用する人に適しています。
- プリンターで人気のメーカーは、キャノン・エプソン・ブラザーです。