加筆修正箇所
・下記の項目を2020年4月8日の情報に更新いたしました。
おすすめのA4対応モバイルプリンター
おすすめのモバイルプリンター
こちらの記事は2020年4月8日に更新した記事を2020年8月11日に加筆修正いたしました。
加筆修正箇所
・おすすめのモバイルプリンターをを2020年8月11日の情報に更新いたしました。
スマホやタブレットの普及とともに、モバイルプリンターの需要が高まっています。
若年層には、スマホ用のフォトプリンターが大人気ですが、ビジネス用途では、A4サイズに対応できるポータブルプリンターの販売が好調です。
そこで、ここではビジネス向けのモバイルプリンターを中心に解説していきます。
モバイルプリンターとは、好きな場所に移動して印刷できる軽量コンパクトなプリンターのことをいいます。
対応用紙や本体サイズの決まりはありませんが、用紙は最大A4サイズまで、重量はプリントヘッドやインクを含めて2kg以下のモデルが中心です。
モバイルプリンターは小型軽量で耐振動性が高く、バッテリー駆動も可能で、無線LANやモバイル専用アプリに対応していて、スマートフォンやタブレットとワイヤレス接続でプリントできる、といったメリットがあります。
一方で、本体を軽量小型化するために給紙トレイを省略したり、両面印刷にも対応できない仕様だったり、印刷速度が遅いなど、機能性では据え置き型に及ばないことも特徴のひとつです。
目次
モバイルプリンターの選び方
コンパクトで持ち運びに適したモバイルプリンターは、デスクに置いても場所を取らないというメリットもあります。購入する際は、以下の選択ポイントを参考にして、皆さんの用途に合ったモデルを選びましょう。
用途で選ぶ
業務用のモバイルプリンターは、おもにレストランや小売店のレシートをその場で客に発行したり、保守点検サービスや営業などでクライアントを訪問した際に、見積書や伝票をその場でプリントアウトするために用いられます。
また、ふだんはプリンターを持ち歩かない人でも、職場で複合プリンターを共有している環境で、たまにプライベートなプリンターが必要になる場合は、コンパクトなモバイルプリンタを購入して、使わないときは引き出しに入れておけば、必要なときに役立ちますし、机のスペースが無駄になりません。
このように、モバイルプリンタは手軽に持ち運びができることと、サイズがコンパクトで場所を取らないという2つのメリットを備えています。
その特徴を生かして、さまざまな用途で利用することが可能です。
印刷方式
ビジネス向けのモバイルプリンターはインクジェット式と感熱式に大別できます。
インクジェット式
インクジェット式はカラープリンターでは最も一般的なタイプで、液体インクをノズルから紙に吹き付けて印刷します。
高品質のカラー印刷が可能で、本体価格も安く、種類も豊富です。
ただし純正の交換インクは価格が高いモデルが多く、安価な互換インクは動作保証ができません。
そのためランニングコストは比較的高い傾向にあります。
購入の際は本体価格だけでなく、純正インクの価格もチェックすることをおすすめします。
感熱式
感熱式は熱で黒く発色する感熱紙を使って、ヒーターで印刷するプリンターで、サーマル式とも呼ばれます。
インクが不要で構造が簡単なため、インクジェットプリンターよりもコンパクトで、ランニングコストも低く抑えることができます。
デメリットはZINK方式のプリンター以外はカラー印刷できないことと、感熱紙が色あせしやすい点があげられます。
「カラー印刷は必要ないので、なるべく小さなプリンタがほしい」という方は、感熱式のモバイルプリンターがおすすめです。
電源方法
ビジネス用のA4対応プリンターはACアダプタを使用するAC100V電源のモデルが多く、バッテリー駆動に対応した製品もありますが、バッテリーは高価で重いため、オプション扱いの場合もあります。
AC電源のプリンターはコンセントから電源を供給すれば、バッテリーの残量を気にせずにプリントを継続できるので、印刷量が比較的多い方におすすめです。
AC電源タイプのデメリットは、使用したい場所にコンセントがなければ使えないことです。
屋外でプリントする機会が多い方や、出先でコンセントを借りることに抵抗がある方は、バッテリーを搭載したモデルを選びましょう。
接続方法
モバイルプリンターをスマホやタブレットと接続して使用する場合、有線接続はできません。したがってWi-Fi接続に対応したプリンターは必須です。
スマホとプリンターをワイヤレスで接続できれば、専用アプリを使って印刷のレイアウトを変更したり、インク残量を確認したりすることができます。
ワイヤレス接続のデメリットとしては、通信速度が遅く、印刷に時間がかかることがあげられます。
したがってプリンターをノートパソコンに接続する場合は、ワイヤレス接続が可能だとしても、USBケーブルで有線接続したほうが早く印刷できます。
おすすめのA4対応モバイルプリンター
Canon TR153
Canon TR153は、A4サイズのモノクロ・カラー印刷に対応しており、小さな文字でも滲むことなく印刷でき、写真の色彩も質を落とすことなく忠実に印刷してくれる商品です。
スマホやPCなどとあらかじめ接続しておけば、本体の電源を入れなくてもスマホなどの機器から印刷の指示を行うだけで電源が起動します。
また、本体に仕事で必要な文書のデータを記憶させておくことができるため、外出時に文書が突然必要になった場合でもその場ですぐに印刷可能です。
USBや電源アダプターで2時間20分~5時間充電するだけで使用でき、長時間の外出時も外付けバッテリーが付いているため、充電切れの心配が少ないでしょう。
コンパクトなサイズなため、置き場所にも困らず、持ち運びも楽です。
エプソン PX-S06
エプソン PX-S06は、約1.7kgとプリンターの中でも軽量で、使用しない時はデスクなどにも収納できるほどのサイズ感です。
Wi-Fiの5GHz帯に対応しているため、外出時に利用しても2.4GHz帯の影響を受けず、快適な速度を保ったまま使用が可能となっています。
使用したいWi-Fiに1度設定をしておくことで、2回目以降は設定をする必要がなく、電源をオンにすれば接続された状態で使用できます。
また、バッテリーが内蔵されていますが、付属の外付けバッテリーを装着することで、印刷可能枚数を50枚から410枚にまで増やすことが可能です。
消費電力も少ないため、頻繁に使用する方でも安心でしょう。
ブラザー工業 PJ-763
ブラザー工業 PJ-763は、リチウムイオン電池を搭載しており、多くの枚数を一気に印刷することが可能です。
従来の製品よりも1分間に印刷できる枚数が増え、1分間に約8枚印刷できるようになりました。
A4に対応していながらも約610gと非常に軽く、持ち運びもしやすいでしょう。
カット紙はもちろんのこと、ロール紙にも対応しているためサイズの決まっていない印刷物にも対応可能です。
おすすめのモバイルプリンター
ブラザー MPrint MW-270
ブラザー MPrint MW-270は、約520gと非常に軽量で、コンパクトなサイズ感をしており、バックの中にも収納しやすく取引先などで使用したい場合でも安心して持ち運び可能なA6用紙専用の商品です。
PCやスマホなどの機器とBluetoothを通して簡単に接続できるため、機器の中にあるデータも印刷したい時にすぐに印刷することができます。
また、充電方法はACアダプターを接続して、コンセントから充電する方法と、Type-CのUSBケーブルを使用したUSB充電の2種類があります。
1枚の印刷物を約17秒で印刷することができ、従来の製品よりも効率が向上しました。
バーコードや二次元コードの印刷もできるため、業務用としての使用におすすめです。
HP OfficeJet 200 Mobile CZ993A#ABJ
HP OfficeJet 200 Mobile CZ993A#ABJは、モバイルプリンターでありながら、通常のA4プリンターとほぼ同等のスピードで印刷が可能です。
背面がスッキリとしたデザインで、仕事で出先に行く場合でも持ち運びがしやすく便利でしょう。
また、Wi-Fi環境がない場所でもスマホと直接Wi-Fi接続できるため、問題なく印刷できます。
最大5台同時に接続できるため、会社内はもちろんのこと、家庭内で使う場合でも家族一緒に使うことが可能です。
KODAK PD460BK
KODAK PD460BKは、スマホに特化したモバイルプリンターでスマホ内の写真をハガキサイズで印刷することが可能です。
Bluetoothで簡単に接続できるため、外出先でスマホ内の写真を印刷しなければならない場面でも、簡単に印刷できます。
4PASSテクノロジーという転写技術を採用しており、モバイルプリンターでありながら高品質な写真を楽しめるでしょう。
専用のスマホアプリを使用すれば、手軽に加工もできます。
モバイルプリンターのまとめ
モバイルプリンターとは小型軽量で持ち運びが可能なプリンターのことを言います。
ビジネス用途ではA4用紙に印刷できるモバイルプリンターが人気です。
A4サイズ対応のモバイルプリンターは、インクジェット式と感熱式の2つに大別できます。