こちらの記事は2019年5月10日の記事を2020年1月29日に加筆修正いたしました。
加筆修正箇所
・掃除機には紙パック式とサイクロン式があるに情報を追記いたしました。
・紙パック式掃除機のおすすめの内容を2020年1月29日の情報に更新いたしました。
・紙パック式の掃除機を選ぶ際のポイントに、以下の項目を追記いたしました。
アタッチメントの豊富さで選ぶ
こちらの記事は2020年1月29日に更新した記事を2020年7月9日に加筆修正いたしました。
加筆修正箇所
・紙パック式の掃除機を選ぶ際のポイントに下記の項目を追記いたしました。
重さで選ぶ
機能性で選ぶ
・おすすめの紙パック式掃除機を2020年7月9日の情報に更新いたしました。
この記事では、紙パック掃除機の魅力や選び方、おすすめの品について解説します。
この記事を読むことで、紙パック式掃除機の良さを知ることができ、自分に合った掃除機を選ぶことができます。
目次
掃除機には紙パック式とサイクロン式がある
掃除機は、ゴミの集め方によって2つの方式に分かれています。
サイクロン式の掃除機は、吸い込んだゴミを回転させて、空気とゴミに分け、ゴミだけをダストカップに集める方式の掃除機です。
ダストカップは溜まったゴミ以外を捨てる以外にも、定期的なお手入れが必要であるため手間がかかりますが、紙パック式と比べて消耗品が必要ないためランニングコストがかかりません。
清潔さを重視する人はダストカップの丸洗い可否かどうか確認しておくとよいでしょう。
紙パック式掃除機は、吸い込んだゴミを本体にセットされている紙パックに集める方式の掃除機です。
使い捨てパックに集塵するため、ごみが溜まれば丸ごと捨ることが出来るお手軽さが魅力です。
ゴミを集めたパックがいっぱいになれば、そのまま捨てることができるためチリが舞いません。
紙パックは消耗品であるため、補充する必要がありますが、排気の際にフィルターの役割も果たすため、細かいお手入れが不要です。
紙パック式のメリット
ゴミに触れなくてよい
紙パック式では、ゴミがたまった紙パックごと捨てればよいため、ゴミに触れる必要がないのが魅力です。
サイクロン式では、ゴミがたまったダストカップを取り外してゴミを捨てるため、どうしてもゴミに触らなければなりません。
埃や髪の毛などの塊に触ることには、抵抗がある人もいるでしょう。ダストカップは使い捨てではないため掃除も必要です。
紙パック式はゴミ捨てが楽で、衛生的な点がメリットです。
フィルターを掃除する必要がない
サイクロン式では、排気フィルターを定期的に掃除する必要があります。
フィルターの手入れを怠ってしまうと、吸引力が落ちてしまいます。
紙パック式での掃除機にはフィルターがついてないため、煩わしい掃除をする必要がありません。
ゴミを捨てる回数が少ない
サイクロン式ではダストカップのゴミがすぐ一杯になってしまうため、こまめに捨てる必要があります。
紙パック式では、紙パックにゴミが満帆になるまで捨てる必要がなく、一般的なゴミ捨ての頻度は1~2ヶ月に1回程度で済みます。
紙パック式のデメリット
紙パックの購入代がかかる
紙パックは使い捨てであるため、パックの予備が減る度に購入しなければなりません。
高いものではありませんが、その分コストがかかるのがデメリットです。
ゴミが溜まると吸引力が落ちる
紙パック式では、紙パックにゴミが溜まってくると、吸引力が落ちてしまいます。
一方サイクロン式では、吸引力が落ちにくく、強いパワーで使うことができます。
紙パック式の掃除機を選ぶ際のポイント
掃除機にあった純正の紙パックがよい
消耗品の紙パックは、純正のものを使うのがおすすめです。
いろいろなメーカーで互換性のある紙パックは、純正のものよりも安価なものが多いですが、つけにくかったり、気づかないうちにゴミが漏れてしまったりすることがあります。
結果的に吸引力が落ちたり、排気臭が臭うようになるというトラブルが起きてしまうこともありえます。
安心して使用するためには、純正の紙パックを選ぶとよいでしょう。
キャニスター型かスティック型か
キャニスター型は、本体とグリップ部分がホースで接続されているため力強い吸引力が特徴です。
コンセントから電源を確保するものが多く、運転時間を気にすることなく使用することができます。
スティック型は本体と吸口が一体になっているものであるため、コンパクトに収納することができ、置場所に困らないというメリットもあります。
コードレスのものが多く、可動域を気にすることなく使用することができます。
価格で選ぶ
紙パック式掃除機は、サイクロン式に比べると比較的安い価格帯で販売されています。
安いものだと5000円程度からあり、高いものだと4万円にもなります。
キャニスター型よりスティック型の方が値段が高く、更にコードレスのものが高い傾向にあります。
自分の掃除機の使い方を考えて、機能性と価格のバランスが自分に合ったものを選ぶとよいでしょう。
付属品の豊富さで選ぶ
サイクロン掃除機を選ぶ際には、付属品の多さにも注目するとよいでしょう。
狭い場所を掃除しやすい細めのノズルや、ゴミや髪の毛がくっつきやすい布製品やふとんにも効果的なヘッドがあります。
用途に応じた付属品が付いているかを確認して選ぶのがおすすめです。
重さで選ぶ
掃除機を選ぶ際で重要なポイントとなるのが本体の重さです。
性能が優れていても、重さが重いと階段などの掃除をする際に体に負担がかかってしまうことがあります。
そのため、部屋の移動が多い場合や、高い場所を掃除する機会が多い方は本体の重さが軽いものを選ぶとよいでしょう。
体にも負担がかからず、快適に掃除を行えます。
機能性で選ぶ
掃除機には様々な種類がありますが、掃除をする上で便利な機能が付いている商品も数多くあります。
例えば、ゴミやハウスダストを検知し、ライトの色でその場所にどの程度の量があるかを知らせてくれる機能が付いているものなら、ゴミをほとんど残すことなく掃除が可能です。
また、ソファの下など暗くて見えにくい場所には、LEDライト機能が役立つでしょう。
見えない場所を照らせるため、普段掃除がしにくい場所でも楽に掃除を行えます。
購入する際にどんな機能があるのかをあらかじめチェックしておくのがおすすめです。
おすすめの紙パック式掃除機
パナソニック Jコンセプト MC-JP830K
パナソニック Jコンセプト MC-JP830Kは、電源コードを含む重さが約2.0kgと非常に軽量なため、階段など上り下りをしなければならない場所の掃除や、棚の上など高い場所の掃除におすすめの商品です。
ブラシ部分に円錐の形状をしたダブルブラシを採用しており、髪の毛やペットの毛など、通常のブラシでは絡まりやすいゴミも99.9%ブラシに絡むことなく快適に吸引できます。
また、目には見えない約20μmのハウスダストを検知し、ライトで知らせてくれるクリーンセンサー機能が付いているため、細かいゴミも残すことなく綺麗に掃除できるでしょう。
ホースを曲げることなく立てた状態で綺麗に収納できるため、使用しない時も場所を取ることなくコンパクトに収納可能です。
日立 CV-KP300H
日立 CV-KP300Hは、日立が独自に開発を行った高性能ファンモーターを搭載しており、650Wと非常に強力なパワーを発揮できる商品です。
電源コードを引くと、パックチリ落とし機構と呼ばれる部分が振動し、吸引した際に内側に付着したチリやゴミを落としてくれるため、紙パックの目詰まりを抑制してくれます。
また、機密性に優れたスマートヘッドを採用しているため、床に張り付きにくく、スムーズな動きでヘッド部分を動かすことができます。
ecoこれっきり運転機能を使用すれば、床の材質などに合わせてブラシの回転数や吸引パワーを自動で調節し、消費電力を最大75%削減可能です。
三菱電機 Be-K TC-FJ2X
三菱電機 Be-K TC-FJ2Xは、ふき植毛とふきブラシを組み合わせたブラシを採用しており、床を拭き掃除したかのような仕上がりを実現しながらゴミを吸引できます。
0.5μm以上のゴミを99.9%逃すことなく吸引できるクリーン排気システムが搭載されているため、花粉やダニなどアレルゲン物質も吸引可能です。
また、グリップ部分は軽い力で操作できるため、ヘッドを上げたり、方向転換を行いたい場合でも腕に負担がかかることなく行えます。
ヘッド部分がフラットヘッド構造をしており、高さ約10cmまでならソファー下などの狭い場所でも楽に掃除できるでしょう。
アイリスオーヤマ KIC-SLDCP9
アイリスオーヤマ KIC-SLDCP9は、従来の製品よりも約5倍の吸引力を実現した商品で、吸込仕事率も210Wと非常に優れています。
ヘッド部分には自走式のパワーヘッドを採用しており、軽い力でヘッドを強く進めながらゴミを掻き出すことが可能です。
また、ほこり感知センサーが搭載されているため、ほこりが多い場所では赤いライトが点灯し、お知らせしてくれます。
約5時間の充電で、最大約70分使用できるため、長時間使用したい方にもおすすめです。
SHARP EC-MP310
SHARP EC-MP310は、フローリングやカーペットなど床の種類を自動で判断し、運転を制御することで消費電力を抑制してくれる自動エコモード機能が搭載された商品です。
2.4kgと掃除機の中でも軽量なため、部屋の移動が多い方でも体に負担をかけることなく楽に移動を行えます。
また、から拭きパワーブラシを採用しており、フローリングの床の表面に付着したゴミを拭き取ることが可能です。
フローリングの床掃除に便利な機能が豊富で、常に綺麗な状態にできるでしょう。
紙パック掃除機についてのまとめ
- 掃除機には紙パック式とサイクロン式があり、更にキャニスター型とスティック型があります。紙パック式は、吸い込んだゴミを本体にセットされている紙パックに集める方式です。
- サイクロン式は吸い込んだゴミを回転させて、空気とゴミに分け、ゴミだけをダストカップに集める方式です。キャニスター型は本体とグリップ部分がホースで接続されているもの、スティック型は本体と吸口が一体になっているものです。
- 紙パック式の掃除機は、溜まったゴミを捨てる際に紙パックごと捨てればいいので、ゴミに触る必要がなく、衛生的で楽です。
- また、サイクロン式のものと比べるとゴミ捨ての頻度が少なくて済みます。他にも、サイクロン式掃除機に必要なフィルター掃除をしなくて良いというメリットもあります。