こちらの記事は2020年12月8日に加筆修正いたしました。
加筆修正箇所
・アクティブスピーカーを選ぶ際のポイント
・アクティブスピーカーのおすすめ(PC用)
・アクティブスピーカーのおすすめ(持ち運び用)
・アクティブスピーカーのおすすめ
この記事では、アクティブスピーカー、実際の使い道や商品を選ぶポイントの解説をします。
記事の最後には具体的なおすすめの商品の紹介もするため、この記事を読むことで製品購入の際の検討が出来ます。
目次
アクティブスピーカーとはそもそもなにか?
世に出回っているスピーカーは大きく2つの種類に分けることができます。
1つはスピーカーの筐体内部にアンプが内蔵されている「アクティブスピーカー」、もう1つはアンプが内蔵されていない「パッシブスピーカー」です。
一般的に「PCスピーカー」と言うと、アクティブスピーカーのことをさします。
通常、オーディオプレイヤーやパソコンなどの機器の音声信号はとても小さく、そのままではスピーカーから大きな音を出すほどのパワーがありません。
スピーカーから音を聞くために「増幅器」とも呼ばれる「アンプ」を介して音声信号を増幅してスピーカーから音を出しています。
増幅器としてのアンプの機能を、スピーカー筐体内部に最初から内蔵しているのが、「アクティブスピーカー」の最大の特徴です。
これに対し「パッシブスピーカー」は、アンプが内蔵されておらず、そのままでは音が出せないため、アンプを別途用意する必要があります。
アクティブスピーカーは、パッシブスピーカーと比較すると、「安価」「お手軽」「配線が簡単」「省スペースで設置可能」といったメリットの反面、「音質が劣る」「音の出力が小さい」といった傾向があります。
アクティブスピーカーは設置が簡単なものが多い
アンプが不要で、接続もシンプルなアクティブスピーカーは、オーディオ機器の知識にそれほど明るくない方でも簡単に導入することができるため、とりあえず手軽にパソコンやスマホで迫力のある音楽・映画を楽しみたい、といった方に特におすすめです。
また、サイズの小さい製品も多く発売されているため、省スペースで設置でき、自宅のデスク周りなどあまり場所が取れない場合に導入する際にもおすすめです。
さらに、Bluetoothに対応したコンパクトなアクティブスピーカーであれば、持ち運びもしやすく、外出先でも迫力のあるサウンドを楽しむことができるでしょう。
アクティブスピーカーを選ぶ際のポイント
アクティブスピーカーを選ぶ際のポイント | |
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目的に合ったch数を選ぶ | 2.0Chは、スピーカーを2つ設置して使用する基本的なタイプで、小型な製品に多い種類。 2.1chは、100Hz以下の低音域のみを再生するサーブウーファーが2.0Chに追加されている種類。 立体的で迫力のある音声を求める場合、5.1chのスピーカーの導入を検討 |
接続方法で選ぶ | アナログ接続 USB接続 Bluetooth接続 |
目的に合ったch数を選ぶ
Ch数はスピーカーの数を表しているもので、数値によってそれぞれ特徴が異なります。
2.0Chは、スピーカーを2つ設置して使用する基本的なタイプで、小型な製品に多い種類となっています。
比較的安価で購入できる商品が多いため、価格を抑えたい方や狭い場所で使用したい方におすすめです。
2.1chは、100Hz以下の低音域のみを再生するサーブウーファーが2.0Chに追加されている種類です。
設置には少々広い空間が必要となりますが、低音に特化した迫力のある音を楽しめるため、音にこだわりがある方にもおすすめとなっています。
他にも、立体的で迫力のある音声を求める場合、5.1chのスピーカーの導入を検討するなど、目的にあったスピーカーを選ぶことが重要です。
接続方法で選ぶ
アクティブスピーカーの接続には主にアナログ接続、USB接続、Bluetooth接続の3種類があります。
アナログ接続はイヤホン端子がある機器であれば、基本的にどの機器でも接続可能です。
比較的安価なスピーカーに多い接続方式ですが、ノイズが発生することもあるため、注意が必要です。
USB接続はUSBケーブルを使用して機器と接続します。
USB接続のスピーカーは出力が小さい種類が多いため、大音量で音楽を流したい場合には向いていないでしょう。
ハイレゾに対応した商品も出ているため、高音質で音楽やゲームを楽しみたい方におすすめの接続方法です。
最後に、Bluetooth接続ですが、Bluetoothを介して接続するため、ワイヤレスでスピーカーを使用できます。
線が必要ないため、どこでも気軽に使用することが可能です。
しかし、音質が劣化する可能性が高いため、購入の際には十分注意しましょう。
アクティブスピーカーのおすすめ(PC用)
Creative Pebble ブラック USB電源採用アクティブ スピーカー
家電批評で大好評のPebble V2の標準モデル。
コスパなら負けないスピーカー AMAZON PCスピーカーカテゴリー2020売れ筋ランキング常駐
【パソコンで!】 ノートパソコンやデスクトップPCのUSBポートに接続してUSBバスパワーでの動作が可能、電源アダプターが不要でコンセント要らずのUSB電源を採用したアクティブ スピーカー!
【別途USBタイプのACアダプタご利用でテレビやスマホ・タブレットでも!】
USBケーブルで繋ぐだけなので接続も簡単で、購入しやすい価格です。
機能や音質が優れていながら、安価で購入できるため、非常にコストパフォーマンスが高いでしょう。
エレコム MS-P09UBK
エレコム MS-P09UBKは、最大出力5.0Wのアンプを内蔵している2.0Chのスピーカーです。
USBで簡単に接続できるため、PCとの難しい設定も必要ありません。
本体にボリュームを調整するボタンが付いているため、PCではなく直接本体で調整が可能となっています。
バランスのよい重低音を再生し、設置する場所に関係なく安定した音を聴くことができます。
バッファロー BSSP300UBK
バッファロー BSSP300UBKは、コンパクトサイズでありながら最大出力3.5Wで、低音域を重視したスピーカーです。
ボリュームコントローラーが付いているため、手元で気軽に音量を調節することができます。
また、ボリュームコントローラーにはヘッドホンジャックも付いており、プラグを差し替えなくてもヘッドフォンの使用が可能です。
USB接続で使用できるため、コンセントのない場所でも音楽をスピーカーから流せます。
アクティブスピーカーのおすすめ(持ち運び用)
エレコム SP-PCBS01UWH
エレコム SP-PCBS01UWHは、PCはもちろんのこと、スマホやテレビにも接続できるサンドバーのような見た目をした商品です。
有線接続とBluetooth接続の両方に対応しているため、機器に適した接続方法で使用できるでしょう。
また、コンパクトサイズで縦置き・横置きどちらも出来るため、持ち運びや設置場所にも困りません。
音の出る方向を自分で調整できるため、重低音を快適に自分好みの方向から楽しむことができます。
Bose SoundLink Mini Bluetooth speaker II
Bose SoundLink Mini Bluetooth speaker IIは、スタイリッシュでコンパクトなデザインでありながら、迫力ある音を楽しめるスピーカーです。
ワイヤレス対応なため、外出時に持ち歩くことも可能となっています。
1回の充電で最大12時間連続で再生することができ、USB-C端子で充電が可能です。
また、スピーカーフォンが搭載されており、電話対応も可能な優れものです。
JBL CLIP3 Bluetoothスピーカー IPX7防水/パッシブラジエーター搭載/ポータブル/カラビナ付 ブラック JBLCLIP3BLK
JBLCLIP3BLKは、アウトドアシーンやお風呂などでも使用できる商品です。
持ち運び可能な コンパクト設計ながら、JBL の高音質。
Bluetooth搭載で、最大約10時間の連続ワイヤレス再生が可能。
もしもの水没にも対応した防水性能(IPX7)搭載で、ビルトインカラビナでどこでもセッティング可能。
ハンズフリー通話にも対応。
アクティブスピーカーのおすすめ
ロジクール PCスピーカー
ロジクール PCスピーカーは、3.5mmオーディオ出力がある機器に対応しているスピーカーです。
ベース音を重視したスピーカーとなっており、本体に付属したトーンコントロールでベース音を調整することもできます。
4000円台と安価ながら、様々な機器で比較的高音質を楽しめるため、安価でアクティブスピーカーを購入したい方におすすめです。
JBL PROFESSIONAL 305P MkII
JBL PROFESSIONAL 305P MkIIは、従来のスピーカーのドライバーに改良を施した高音質なスピーカーです。
低音域から高音域まで鮮明に原音に忠実な音を再現してくれます。
光沢のある見た目は高級感を感じられるデザインとなっており、インテリアにも馴染むでしょう。
高音質な音楽を楽しみたい方におすすめです。
Edifier R1700BT ブックシェルフ型スピーカー Bluetooth アクティブニアフィールド スタジオモニター パワードスピーカー
Edifier R1700BTは、デスクトップにも置きやすいスピーカーです。
2 x AUX入力。3.5mmヘッドホン出力またはデュアルRCA出力を備えた任意のデバイスへ便利に接続。
細かい音まで鮮明に再生してくれるため、聴き心地がよいでしょう。
アクティブスピーカーについてのまとめ
- アクティブスピーカーとはアンプが内蔵されているスピーカーのことで、「安価」「お手軽」「配線が簡単」「省スペースで設置可能」といった特徴があります。
- 現在ではお手頃価格で導入できる製品から、音質にこだわったハイクラスなアクティブスピーカーまで多くの種類が発売しているため、用途や目的にあった幅広い商品選びができることが魅力です。