この記事では、ヘアワックスの役割や種類、おすすめのヘアワックスなどを解説します。
ヘアワックスは種類も豊富で、価格帯も比較的低価格なプチプラ系から、憧れのデパコス系までバリエーション様々です。
この記事を読むことで、自分の髪質や予算に応じたヘアワックス選びの検討が出来ます。
ヘアワックスの役割とはなにか?
ヘアワックスの役割は整髪です。
朝起きて寝癖がついた状態や、ぼさぼさの状態で外出するわけにもいきません。
ヘアワックスを使わずにある程度は髪の毛を整えることは可能ですが、ヘアワックスを使えば更に細かいアレンジをすることができます。
ヘアワックスは、毛束を作って動きを作ることも、髪の毛にツヤやボリュームをつけることも可能です。
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ヘアワックスの種類と特徴
ヘアワックスの種類によって特徴が異なるため、自分の髪質や実現したいスタイリングなどによって適したヘアワックスを選ぶことが大切です。
ドライタイプは髪に動きをつけたい時におすすめ
ドライタイプのヘアワックスは、「マットワックス」や「クレイワックス」と呼ばれています。
油分が少なく、髪に動きをつけたい時におすすめで、柔らかい髪質や髪が細い方に使いやすいタイプです。
ジェルタイプは髪型のキープ力が高い
ジェルタイプのヘアワックスは、髪型のキープ力がとても高いことが特徴です。
油分が多く、髪の毛にツヤ感やウェット感を与えやすいことも特徴のひとつです。
ファイバータイプは伸びがあり手直ししやすい
ファイバータイプのヘアワックスは、伸びのある性質が特徴のワックスです。
髪の毛に塗布した際に繊維のように伸びることで整髪力に優れ、ヘアセットの後にも手櫛で簡単にアレンジし直すことも可能です。
グリースタイプは髪にツヤ感を出しやすい
グリースタイプのヘアワックスは、キープ力は少ないですが、髪にツヤ感を出せるのが特徴のワックスです。
スプレータイプはつけた後にスタイリングしやすい
スプレータイプのヘアワックスは、髪にワックスを吹き付けて使用することのできるタイプで、利便性の高いワックスです。
ヘアスプレーのようにすぐに固まってしまうことはないため、スプレー後に自分の好きなようにスタイリングをすることができます。
ムースタイプはパーマやロングヘアに使いやすい
ムースタイプのヘアワックスは、水分量が多く含まれた泡状のワックスです。
パーマなどのスタイルやミディアム以上の髪の長さに使いやすい事が特徴です。
ウォータータイプは馴染ませやすく洗いやすい
ウォータータイプのヘアワックスは、液体状になったワックスで簡単に髪に馴染ませることができるワックスです。
液体状のため簡単に洗い流せることも特徴のひとつです。
パウダータイプはボリューム感を持たせやすい
パウダータイプのヘアワックスは、ジェル状のヘアワックスにパウダー樹脂が含まれたワックスです。
パウダータイプは、ジェルタイプのように髪の毛を固める特徴ではなく、髪にボリューム感をもたせふんわりとした仕上がりを実現することができます。
ヘアワックスのつけ方の注意点
ヘアワックスはつければつけるほど効果が出るというわけではありません。
油分の多いヘアワックスを使いすぎるとギトギトし、ベタッとした汚らしい見た目になってしまいます。
つけすぎたヘアワックスは、乾燥することで粉となり、フケのように髪の毛や肩に落ちることもあるため、不潔に見えてしまいます。
ヘアワックスのつけすぎにより、髪や頭皮にダメージを与えてしまう可能性もあるため、適度な量を使うことが大事です。
ヘアワックスの選び方とおすすめの品
自分に適したヘアワックスを選ぶ際には、まず自分の髪の特徴を知り、適したヘアワックスを探すことが大切です。
具体的なヘアワックスの選び方とおすすめ品は以下の通りです。
自分の髪質に応じたヘアワックスの選び方
柔らかい髪質の場合の選び方
柔らかい髪質は髪の毛が細く、量が少ないことが特徴です。
柔らかい髪質の軽さを活かして、ふわっと仕上げたい場合には油分の少ないドライタイプがおすすめです。
スタイリングをキープしたい場合には、ジェルタイプのようなハードタイプを使うとよいでしょう。
硬い髪質の場合の選び方
硬い髪質はごわついたり、髪の毛にしなやかさがなかったりすることが特徴です。
油分の多いファイバータイプなどのヘアワックスを使うことで、ごわつきをヘアワックスの重さで抑えることができます。
髪質が固い場合には、ボリュームを抑えツヤを出せるヘアワックスを選ぶとよいでしょう。
くせ毛の場合の選び方
くせ毛の場合は、硬い髪質と同じようにファイバータイプやジェルタイプなどの油分が多く、重みのあるヘアワックスを使うことがおすすめです。
くせ毛で髪の毛がペタッとしてしまう場合には、ドライタイプのヘアワックスを使うことでボリューム感を出すとよいでしょう。
なりたい髪の質感で選ぶ
ヘアワックスを活用することで、自分の成りたい髪の質感を表現することができます。
ツヤ感を出したい場合の選び方
髪の毛にツヤ感を出したい場合は、油分の多いジェルタイプや、ファイバータイプのヘアワックスが一般的ですが、グリースタイプもツヤ感を出すのにおすすめのヘアワックスです。
ウェット感を出したい場合の選び方
ウェット感を出したい場合には、ジェルタイプやウォータータイプのヘアワックスがおすすめです。
ドライ感を出したい場合の選び方
ドライ感を出したい場合には、ドライタイプのクレイ系ヘアワックスや、パウダー系のヘアワックスがおすすめです。
理想のスタイリングに応じたおすすめのヘアワックス
ふんわりしたマット感を出したい場合のおすすめ品
ふんわりマット感を出したい場合におすすめのプチプラ系ヘアワックスは、ウェーボのデザインキューブ(ドライワックス)です。
セット力やキープ力に優れており、クレイパウダーが配合されていてマットな仕上がりを実現できます。
ふんわりマット感を出したい場合におすすめのデパコス系ヘアワックスは、キールズのSSクリエイティブクリームワックスです。
クリームタイプのヘアワックスですが、あまりベタつかずマット感を出しながらも、自然な形でヘアスタイルをアレンジすることができます。
ナチュラルな印象を出したい場合のおすすめ品
ナチュラルな印象を出したい場合におすすめなプチプラ系ヘアワックスは、ロレッタのメイクアップワックスです。
柔らかい質感のナチュラルな印象を演出でき、ベタつきも少なく、ヘアワックス自体の伸びがよく、髪にもよく馴染ませることが出来ます。
ナチュラルな印象を出したい場合におすすめなデパコス系ヘアワックスは、ジョンマスターオーガニックのヘアワックスです。
オーガニックミツロウやエッセンシャルオイル、マンゴー果汁エキスなどを配合しており、ハンドパームにもなるヘアワックスです。
ボリューム感を出したい場合のおすすめ品
ボリューム感を出したい場合におすすめのプチプラ系ヘアワックスは、ザ・プロダクトのヘアワックスです。
原料は植物由来の成分のみで環境にも優しく、少し髪に馴染ませるだけでボリューム感を作り出すことが出来ます。
ボリューム感を出したい場合におすすめのデパコス系ヘアワックスは、ラ・カスタのスタイリングボリュームアップです。
柔らかな髪質やぺたっとした髪質に、自然にボリューム感を作ることのできるヘアワックスです。トリートメント効果もあり、髪の健康にも配慮されています。
動きを作りたい場合のおすすめ品
動きを作りたい時におすすめのプチプラ系ヘアワックスは、ミルボンのプレジュームミルクです。
伸びがよく、髪に動きをつけたい場合に適しています。
動きを作りたい時におすすめなデコパス系ヘアワックスは、ジョヴァンニのウィキッドワックスです。
髪の毛にツヤを与えながら動きをつけることのできるヘアワックスです。
オーガニック植物保湿成分を配合しており、スタイリングをしながら髪の毛をケアすることができます。
しっかりと固めたい場合のおすすめ品
しっかりと固めたい場合におすすめのプチプラ系ヘアワックスは、アリミノのフリーズキープワックスです。
適度なマット感があり、立ち上がりがよく、しっかりと固めてくれるうえ、伸びもよく扱いやすい製品です。
しっかりと固めたい場合におすすめのデパコス系ヘアワックスは、オブ・コスメティックスのスタイルコントロールワックスでしょう。
ファイバーワックスで伸びもよく、少ない量でもスタイリングすることができます。グレープフルーツのみずみずしい香りも魅力のヘアワックスです。
ヘアワックスについてのまとめ
- ヘアワックスの役割は整髪です。
- ヘアワックスには様々な種類があり、特徴も異なるため、自分の髪質にあったヘアワックスを選ぶことが大切です。
- ヘアワックスの選び方は、自分の髪質に応じた選び方のほか、実現したい質感や、理想のスタイリングに応じても様々なヘアワックスがあります。