この記事では、ハトムギ化粧水とはなにか、使い方や、おすすめの品を解説します。
ハトムギの歴史は古く、美容成分や薬用成分は数千年前から注目されているといわれており、ハトムギ化粧水には、ハトムギから抽出した美容、保湿成分が配合され美肌効果も期待できます。
この記事を読むことで、自分に合ったハトムギ化粧水購入の検討が出来ます。
ハトムギ化粧水ってなに?
ハトムギ化粧水は、ハトムギから抽出された「ハトムギエキス」という天然の美容成分を含んだ、肌に優しい化粧水です。
肌代謝のリズムを整え、保湿や美白、肌荒れなどを防ぐことができます。
ハトムギはイネ科に属す穀物で栄養が豊富
ハトムギはイネ科に属す穀物で、代謝を促すコイクセノリドという成分やアミノ酸を含んでいます。
肌の水分を適度に調整する働きがあり、化粧水にピッタリの天然成分です。ビタミンB群も豊富であることが特徴です。
ハトムギ化粧水の歴史は約2000年前から
中国では約2000年前から食用として栽培されており、薬膳や漢方として用いられ、当時から美肌効果も認識されていました。
世界三大美女の楊貴妃もハトムギの美容成分に注目し、愛用していたといわれています。
日本では、江戸時代にイボや肌荒れの治療薬として使われ始め、抗炎症作用などの薬として使用されていました。
化粧水の役割って何?選び方 コスパ・メーカー・年代別のおすすめ品
ハッカ油の効果と使用方法 選び方と使用上の注意点 おすすめ品
あんず油ってなに?特徴や効果 使い方とおすすめ品5選を解説
ホホバオイルってなに?特徴と使い方 おすすめ品9選を解説
パックの種類ごとの特徴や使用方法 おすすめの品14選を解説
保湿クリームって何?選ぶ際のポイントと肌質別のおすすめ商品12選
ハトムギ化粧水の魅力と使い道
ハトムギ化粧水は、保湿などをはじめ、様々な美肌効果があります。
漢方としてのハトムギは、別名ヨクイニンと呼ばれ、肌荒れを防ぎ、潤いを与えることが出来ます。
ハトムギの成分であるコイクセノリドは、角質の代謝に効果があるため、くすみの改善に効果が期待できます。
顔はもちろん、全身や髪にも使え、さっぱりとした使い心地であるため、全身に塗ってもベタつかないのが魅力です。
髪にも使いやすく、毛髪をしなやかにし、うるおいを与えることが出来ます。
ハトムギ化粧水は比較的リーズナブルで、大容量のポンプタイプなどもあるため、たっぷりと使うことができるのも魅力です。
ハトムギ化粧水の使い方と効果
ハトムギ化粧水の使い方と効果①:7skin法
「7skin法」とは、韓国発の美容法で、化粧水を7回重ね付けすることで、肌に潤いを与えることができます。
コットンや手で、叩き込むのではなく、肌にしみ込ませるようにつけてきます。
回数は必ず7回でなくてもよく、化粧水を塗る手に肌が吸い付いてくるような、もっちりとした肌になるのが理想です。
7回に分けて化粧水をつけることで、肌にしっかりと吸収させることができます。
たくさんの量が必要ですが、プチプラコスメのハトムギ化粧水であれば、惜しむことなくたっぷりと使うことができるでしょう。
ハトムギ化粧水の使い方と効果②:スプレーに詰め替えて使うのもよい
ハトムギ化粧水を、スプレータイプの化粧水として、顔や髪にたっぷりと振りかけることもできます。
化粧水の蓋をスプレーヘッドに付け替えれば、簡単にスプレータイプとして使えるためおすすめです。
ハトムギ化粧水の使い方と効果③:コットンパック
ハトムギ化粧水をコットンにたっぷりとしみ込ませ、肌にのせて3~5分ほど放置することで、効果的に保湿することが出来ます。
パックすることで角質にしっかりと浸透し、手でのばすよりも効果的に保湿効果が得られます。
化粧水を含ませるとフェイスマスクになる、コットンシートなどもおすすめです。
ハトムギ化粧水の使い方と効果④:ニベア缶との併用
ハトムギ化粧水には、油分を補う成分はありません。油分がたっぷり入ったニベア缶と併用することで、水分と油分を効率的に補うことが出来ます。
ニベアクリームは伸びが悪く塗りにくいという方は、ハトムギ化粧水と混ぜてから塗るという方法もあります。
乾燥がひどい時は、ハトムギ化粧水とニベア缶を交互に塗り重ねることで、より保湿効果を高めることもできます。
ハトムギ化粧水のおすすめ品
ナチュリエ スキンコンディショナーは天然由来でべた付かない
ナチュリエ スキンコンディショナーは、天然植物由来のハトムギエキスが配合されており、保湿成分が高く、なめらかな肌を作る化粧水です。
肌になじみやすく、べたつかないサラッとした使い心地であるため、コットンに含ませたり重ね付けなど、たっぷり使うのがおすすめです。
日焼けあとの皮膚を保護することも出来ます。
肌を整えるプレ化粧水として使用すれば、乳液など次に付けるスキンケア用品の効果を上げることもできます。
プラチナレーベル ハトムギ化粧水は大容量でコスパも良い
プラチナレーベル ハトムギ化粧水は、保湿成分であるハトムギエキスが配合され、天然植物成分を使用した無香料で、アルコールフリーの化粧水です。
大容量でコスパも良く、顔はもちろん全身にもたっぷりと使うことができます。
肌ラボ 極水はミネラル成分の種類が豊富
肌ラボ 極水は、天然成分のハトムギエキスと6種類のミネラル、2種類のアミノ酸をプラスしたハトムギ化粧水です。
たっぷり使っても気にならない大容量で、顔や髪、ボディーケアにもおすすめです。男性も使いやすく、家族みんなで使うことができます。
マジアボタニカ スキンコンディショナーは香りもよい
マジアボタニカ スキンコンディショナーは、ハトムギエキスとハーブの植物成分を配合したボタニカルスキンケアです。
花や茎から抽出した6種類のハーブエキスは、すべて保湿効果があり、ほんのりとハーブのいい香りがします。
肌の乾燥からお肌を守り、ベタつきた抑えるさっぱりとした使い心地が特徴です。
大容量でコスパも良く、ボディー用やパック用、プレ化粧水としてもたっぷり使うことが出来ます。
アロヴィヴィ ハトムギとろとろローションはとろみがあり肌に優しい
アロヴィヴィ ハトムギとろとろローションは、10種類の植物エキスと、天然精油されたアロマオイル配合されています。
適度なとろみが特徴で、保湿効果も高く、伸びが良いため、洗顔後やお風呂上りにも使いやすく、ベタベタしない製品です。
弱酸性・無着色であるため、敏感肌のかたも使いやすい化粧水です。
アルビオン エクサージュは敏感肌におすすめでさっぱりしている
アルビオン エクサージュは、うるおい成分であるハトムギエキス配合の「ALBION」薬用化粧水です。
敏感肌のかたにもおすすめで、使い心地はさっぱりとしており、使用後はしっとりと肌の水分を保つことが出来ます。
洗顔、乳液のあとに、コットンにとりパッティングしながら肌全体になじませて使うのがおすすめです。
パエンナ ハトムギ美容水 inダイズイソフラボンは成分の配合量が多い
パエンナ ハトムギ美容水 inダイズイソフラボンは、ハトムギ種子エキスと大豆イソフラボンを配合した植物由来の美容水です。
無香料・無着色・アルコールフリーで低刺激と、お肌にやさしい成分でできています。
保湿効果のあるハトムギエキスと、肌に張りを与える大豆イソフラボンを使い、従来品よりハトムギエキスの配合量が8倍になっています。
ニキビや吹き出物など肌荒れに効果的で、カット綿パックでの使用がおすすめです。
ハトムギ化粧水についてのまとめ
- ハトムギ化粧水とは、ハトムギから抽出したハトムギエキス配合の化粧水のことです。植物由来で肌に優しく、保湿や肌荒れなど美容効果もあります。
- ハトムギの歴史は古く、楊貴妃も愛用していたといわれています。薬膳や漢方として使われ、日本では江戸時代から皮膚の治療薬として用いられていました。
- ハトムギ化粧水は肌の代謝を整え、ニキビなどの改善や保湿など、さまざまな肌トラブルに効果があります。顔だけでなく全身や髪にも使え、潤いをあたえてくれます。
- リーズナブルなハトムギ化粧水はたっぷりと使うのがコツです。7回重ね付けする「7skin法」やスプレータイプにして振りかける、コットンパックなどがあげられます。保湿効果を上げるためニベア缶と併用する方法などもあります。