この記事では、急須の魅力や種類、素材などについて紹介いたします。急須は非常にたくさんの製品が販売されていますが、この記事を読むことでリラックスした時間をより一層楽しむことができる、一品の購入を検討できるでしょう。

急須とは

まず、ノウハウ・初心者向けの情報をご紹介いたします。商品の紹介を先に知りたい方はこちらをクリックしてください。

おすすめの横手型急須

急須は深蒸し茶の普及とともに関心が高まった煎茶器のひとつです。

深蒸し煎茶は通常の煎茶よりも2倍ほど長い時間をかけて蒸してつくった煎茶のことで、茶葉が細かく茶濾しの目詰まりが生じることから、急須が用いられるようになりました。

当初は三重・四日市の万古焼の急須の影響を受けながら常滑焼の急須が発展し、その後も茶葉の変化とともに茶漉しの改良が進められ、現在では素材や種類、そして大きさも様々なものがあります。

急須でお茶を淹れる魅力

急須でお茶を淹れる最大の魅力は、お湯の温度を変えることよって様々な味のお茶を楽しめることです。

これは、お茶の渋みのもととなるポリフェノールの一種であるタンニンが高温で溶け出しやすい性質を持っていることによります。そ

のため、茶葉を多めにして80℃程度の高い温度でお茶を淹れると濃厚なお茶となり、料理の後の口直しにぴったりなお茶を淹れることができます。

一方で60℃程の低い温度のお湯を使えば、さっぱりとして喉が渇いているときに最適です。

また、近年手軽に飲めるペットボトル入りのお茶が数多く販売されていますが、こうしたお茶は短時間で変色することがありません。

これは酸化防止の加工がされ、人工的なビタミンCが添加されているため、賞味期限や見た目の観点から様々な栄養素を含む粉末状の細かな茶葉も取り除いてしまいます。

その点、急須を使ってお茶を淹れれば茶葉から自然に抽出されるビタミンCや、茶漉しで漉しきれなかった細かな粉末状の茶葉に含まれる栄養素も同時に摂取することができます。

急須で使われる素材の解説

陶器

陶器製の急須は吸水性が高く、土のぬくもりや素朴さを感じられるのが特徴です。渋みのもととなるカテキンを吸着することで渋みや旨味をバランスよく引き出し、お茶がまろやかになります。益子焼や美濃焼などが代表的です。

磁器

陶器と比較して吸水性は劣るものの、茶葉やお湯といったお茶本来の味や香りを楽しむことができます。石粉を1300℃以上で焼成するため白色なのが特徴です。代表的な物には有田焼などがあります。

炻器

陶器と磁器の中間的なもので、常滑焼や萬古焼などに多いのが炻器製の急須です。炻器製もお茶がまろやかになり、使い込むごとに艶が出るので表面の変化を楽しみながら長く愛用できます。

鉄製

重厚なデザインと耐久性の高さが特徴の鉄製の急須は、南部鉄器がよく知られています。お湯を沸かすための鉄瓶とは異なり、急須は内部にホーロー加工が施されているため鉄分の補給はできませんが、その分お手入れがしやすいです。

耐熱ガラス

茶葉が開いていく様子や色の変化など目でも楽しめるのがガラス製の急須の特徴です。高温にも耐えられるよう特殊加工された耐熱ガラス製なら電子レンジ対応で、お茶が冷めても温めなおすことができます。

樹脂製

樹脂製の急須は主にアクリルやポリカーボネートといった透明な素材が用いられます。ガラス製同様中身が見えやすいだけでなく割れにくいので、子供のいる家庭や握力が弱い人が使っても安心です。

急須を選ぶ際のポイント

サイズで選ぶ

急須はお茶を淹れる人数に合わせたものを選ぶことが大切です。適量に対して大きすぎるとお茶に渋みが出てしまい、小さすぎると何度も注がなければならずお茶を淹れる相手を待たせてしまうことになります。

そこで、適量は湯飲み一杯よりもやや多めで、かつ何人分のお茶を淹れるのかを考えるとよいでしょう。湯飲み一杯は一般的に60~100ml程度です。

すり合わせをチェックする

急須の良し悪しの判断基準のひとつがすり合わせです。すり合わせとは本体とフタが重なる部分のことで、ここに隙間があると注ぐときに漏れてしまったり、お茶の蒸らしに影響がでます。特に安価な急須はすり合わせが甘い製品があるためチェックが必要です。

形状で選ぶ

急須は細長いよりも平たいほうがお湯が効率よく対流し、お茶の成分を抽出することができます。ただし、観賞用として楽しむのであればデザイン性に富んだ縦長のものなどでもよいでしょう。

お手入れのしやすさで選ぶ

急須は網状でステンレス製などの茶漉しが付属しているものや、注ぎ口の内側に細かな穴がいくつも空いていてお茶を漉しているタイプがあります。

穴が開いているタイプはお茶の風味を引き出せる反面、お茶が詰まる恐れもあります。そのため、茶漉しが付属しているタイプなら茶漉しだけを取り出して洗うことができ、お手入れも簡単です。

急須の種類で選ぶ

急須には様々な種類がありそれぞれ趣が違います。ご自身にあった種類を選べば毎日のお茶が楽しくなるでしょう。

下記は主な急須の種類です。

  • 横手型急須
  • 後手型急須
  • 上手型急須
  • 宝瓶

次の項目でそれぞれの特徴、おすすめ商品を解説いたします。

おすすめの横手型急須

日本の伝統的な急須で形やデザインなどの種類が豊富です。

片手で柄を持ち親指でふたをおさえて注げるため、使い勝手がよく日常用に適しています。

常滑焼 20号袋形無地深蒸急須 AM-T098

「日本六古窯」のひとつで、急須の代名詞でもある常滑焼の急須です。美しい茶色で、使い込むほど艶が出るのを楽しめます。本体の内側にステンレス製の細密なメッシュの茶漉しがついているので、お茶を注ぐ際に茶葉が出にくいのもメリットです。

常滑焼3-195間宮 20号袋形無地深蒸急須 AM-T098
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常滑焼(Tokonameyaki)
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山下工芸 常滑焼 盛正黒太線段ラインエムアミ急須

高級感があり贈り物にも最適な炻器製の常滑焼です。茶漉しの網は柔らかいのでお手入れが簡単なほか、340mlとやや小ぶりのため、1~2人で使うのに最適なサイズとなっています。

山下工芸 常滑焼 盛正黒太線段ラインエムアミ急須 340cc 13038780
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山下工芸(Yamasita Craft)
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おすすめの後手型急須

注ぎ口とは反対側に持ち手があるポット型の急須です。

主に中国茶や紅茶を入れる際に用いられ、テーブルでお茶を淹れるのに適しているほか、ティーパーティーなどでも活躍します。

東屋 平急須 後手 鳥泥 並細

手づくりならではの風合いのある後手型の急須です。手に馴染んで持ちやすく開口部が大きいので洗いやすくなっています。茶漉しは本体と同じ陶器製です。

東屋 平急須 後手 鳥泥 並細(なみざさ)
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東屋
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九谷焼 陶器 急須ポット 花詰(茶こし付き)

金彩・銀彩・五彩といった絵付けによって、牡丹や菊の花など全面が花で埋め尽くされた絢爛豪華なデザインの急須です。

美術的完成度が高く輸出品として海外でも人気が高いので、贈答品としても重宝されています。

おすすめの上手型急須

本体の上部に持ち手が付いたタイプの急須です。

持ち手は竹など熱の伝わりにくい素材が多く、ほうじ茶や番茶といった熱いお湯で入れるお茶に適しています。

西海陶器 波佐見焼急須 土瓶 蓋付 湯呑セット 625ml 洸琳山水 木箱入 10668

木箱入りで湯呑もセットなので、贈り物だけでなく初めて茶器を揃える場合にもおすすめです。

山水柄は普段使いだけでなくおもてなしの席にも使える定番柄でもあります。

波佐見焼 急須 土瓶 蓋付 湯呑 セット 625 ml 洸琳山水 木箱入 10668
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壱鋳堂 南部鉄器急須 ティーポット胡桃 Kurumi 0.5L プレミアムアイボリー

900年の歴史を誇る岩手の伝統工芸品、南部鉄器の鉄器ティーポットです。素材の持つ高い蓄熱性により保温力に優れ、内面は丁寧なホーロー引きでお手入れがしやすくなっています。

おすすめの宝瓶

持ち手のない急須を総称して宝瓶(ほうかん)といいます。

玉露や上級煎茶といった低温で入れるお茶に適していて、お茶の旨味を最後の一滴まで注ぎきることができるのが特徴です。「絞り出し」とも呼ばれます。

やまに 茶白 宝瓶急須 玉露淡緑 35171424

お茶を最後の一滴までおいしく味わえる美濃焼の宝瓶です。蓋はお茶の芽の葉をモチーフにした独自の技法・釉薬銅版絵付で縞模様に仕上げた軽やかな絵柄となっています。和紙貼箱入りなのでギフトにも最適です。

やまに 茶白 宝瓶急須 玉露淡緑 35171424
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やまに
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万古焼 万古宝瓶 急須 474-04-713

四日市万古焼のシンボルともいえる紫泥の急須です。姿が愉しくハーブティーや中国茶にも適した雰囲気となっています。同じく三重特産の伊勢茶を楽しむのにも最適です。

萬古焼 万古宝瓶 急須(茶こし付/平アミ) 474-04-713
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急須についてのまとめ

  • 急須は深蒸茶の普及とともに用いられることになった煎茶器のひとつです。
  • 急須を使えばお湯の温度を変えることで口直しやのどが渇いたときなど状況に応じてさまざまなお茶を淹れることができ、ビタミンCなどの栄養素も摂取できます。
  • 急須の種類は主に横手型、後手型、上手型、宝瓶の4種類です。
  • 急須はサイズやすり合わせ形状のほか、お手入れのしやすさや素材で選ぶとよいでしょう。
商品一覧
ご紹介している商品一覧
常滑焼3-195間宮 20号袋形無地深蒸急須 AM-T098
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