こちらの記事は2019年9月4日の記事を2020年6月23日に加筆修正いたしました。

加筆修正箇所
・おすすめの湯たんぽを2020年6月23日の情報に更新いたしました。

この記事では、湯たんぽの解説をいたします。

湯たんぽは、寒い冬のシーズンにおいて、就寝時の体の冷えを解消してくれる画期的なアイテムです。

湯たんぽには種類や素材、機能やサイズなど選ぶポイントがいくつかあり、購入の際にはそれらを踏まえて自分に合ったものを選ぶことが大事です。

ここでは、湯たんぽを使うメリットや選び方の解説、湯たんぽのおすすめ商品などを紹介していくため、湯たんぽを探されている方や、湯たんぽの購入を検討されている方などはぜひ参考にしてみてください。

湯たんぽを使うメリットと注意点

湯たんぽのメリット

湯たんぽは、発電やお湯などを使って直接熱することができるため、即座に体を暖めることができるのが一番のメリットと言えるでしょう。

また、持ち運びがしやすく耐久性の高いものであれば、アウトドアグッズ、防災グッズとしても使用することができます。

簡易的かつ効果的に暖をとることができるため、暖房などとは異なり空気乾燥することもありません。

そのため、体の冷え性改善などにも効果的で、経済的、環境的にもメリットがあるでしょう。

使用する際の注意点

湯たんぽは、直接熱することができる分、温度が上昇し過ぎてしまう傾向にあります。

そのためお湯を入れた直後などは、低温火傷に注意をする必要があるでしょう。

また、耐久性が高い分、お湯を入れた際は重量が重くなり誤って落とした際の怪我や、蓋をゆるく締めてしまうと水漏れを起こす可能性など、取扱いには注意が必要です。

湯たんぽの種類

湯たんぽを購入する際は、まずは種類を知ることが大事です。

湯たんぽは種類によって特徴やメリット・デメリットが異なるので、それぞれの特徴をしっかりと踏まえて自分に合ったものを選びましょう。

ここでは、湯たんぽの種類について解説いたします。

お湯入れタイプ

お湯入れタイプは、昔から多くの方に愛用されており、湯たんぽをイメージした時に真っ先に思い浮かぶタイプです。

金属素材を使っているものであれば直火も可能で、中にはIHにも対応しているものもあります。

近年のものは機能性や性能が高いですが、低温火傷のリスクや重量が重くなる、金属製は錆びやすくお手入れが必要などといったデメリットもあります。

充電タイプ

充電タイプは、充電して電力を供給することで、湯たんぽに熱を与えるタイプです。

お湯を入れ替える手間を省ける、使いやすくて電気料金も安いなど、メリットも豊富で、またお湯を使わなくていい分アウトドアや、防災グッズとしても使いやすいです。

コンパクトで経済的な充電タイプですが、コードの断裂による破損や、それによる事故の発生など、使用する際には十分な注意が必要と言えます。

電子レンジタイプ

電子レンジタイプは、湯たんぽ内部の保温材を電子レンジで温めて使うタイプです。

内部にある保冷材によって湯たんぽ自体の性能が左右されます。

基本的にはお湯を入れて使うタイプと構造は同じですが、レンジを使って湯たんぽを加熱する分、お湯を沸かす手間を省くことができます。

比較的手間が少ないレンジタイプですが、保温時間は他のタイプに比べると短く容量も少ないため、その場しのぎで暖をとる場合は有効的ですが、就寝時などの長時間使用にはあまり向いていないでしょう。

湯たんぽの選び方

素材で選ぶ

湯たんぽに使われている素材は大きく分けて、金属・プラスチック・ゴム・銅・陶器に分類されます。

素材によって特徴が異なるため、それぞれの特徴をしっかりと把握し、自分に合った素材の湯たんぽを選びましょう。

ここでは、それぞれの素材について詳しく解説いたします。

金属

金属は、昔から使われており湯たんぽの中では最もポピュラーな素材です。

上記でもありましたが、直火による過熱が可能で中にはIHに対応したタイプもあります。

しかし、金属なだけあって錆が発生することもあるため、まめなお手入れは必要になります。

プラスチック

プラスチックは、軽くて価格帯が安く、またサイズの幅が広いため、幅広い商品の中から選ぶことができるでしょう。

金属製に比べ錆びる心配はなく、お手入れの手間もあまりかかりませんが、熱伝導が鉄に比べ弱いため、長時間保温には適していないというデメリットがあります。

ゴム

ゴムは、柔らかく体にフィットしやすいタイプで、お腹や背中を暖める際に適した素材です。

お湯を入れていない状態であれば折りたたんでコンパクトに収納することができ、持ち運びにも便利です。

しかし、物によっては耐熱温度が異なるため、使用する際はあらかじめ耐熱温度をしっかりと把握しておく必要があります。

銅は熱伝導率に優れ、すばやく暖められるタイプで、腐食にも強く耐久性も優れています。

メリットの多い素材ですが、他の素材に比べ価格帯が高いこと、熱伝導率に優れ過ぎているため低温火傷の注意が必要などのデメリットもあるでしょう。

陶器

陶器ならではの保温力がこの素材の最大の特徴で、就寝時など長時間保温におすすめの素材です。

レトロチックなものなどザイン性が高いものも多く、機能も優れていますが、耐久性が弱く壊れやすいというデメリットがあります。

自分に合ったサイズをチェックする

湯たんぽは就寝時や寒い時期のデスクワークなど、長時間を想定して使うことが多いため、自分の体にフィットしやすいサイズのものを選ぶことが大事です。

小さい湯たんぽになればその分暖める箇所の面積は狭くなりますが、収納や持ち運びがしやすくなり、逆に湯たんぽが大きければその分暖める面積は広くなりますが、収納や持ち運びは不便になります。

自分の体の大きさや使用用途、使いやすさなどを踏まえて、それに合ったサイズの湯たんぽを選びましょう。

保温時間で選ぶ

湯たんぽの保温時間は、湯たんぽの種類や素材、容量などによって異なります。

上記で紹介した湯たんぽの種類や素材などの特徴を知り、購入の際には保温時間がどのくらいあるのかを必ずチェックして、自分の目的に応じた保温時間の湯たんぽを選択しましょう。

就寝目的であれば7~8時間を目安に選ぶと問題ないでしょう。

おすすめの湯たんぽ

ANKIPO 充電式 湯たんぽ

ANKIPO 充電式 湯たんぽは、専用の充電器で15分充電するだけで、最大12時間、熱が持続する商品です。

コードレス仕様となっており、どこでも気軽に持ち運んで使用することができます。

温度表示が付いているため、温度をこまめに確認でき、体を温めすぎてしまう心配もないでしょう。

タンゲ化学工業 呼吸する湯たんぽ 1.8L

タンゲ化学工業 呼吸する湯たんぽ 1.8Lは、湯たんぽ内部の圧力を一定に保つことができるキャップが付属しているため、お湯が冷えてしまっても形が変形してしまうリスクが少ないでしょう。

お湯漏れがしにくい一体成型を採用しており、湯たんぽを立てた状態でお湯を入れたり、捨てることが可能です。

また、立てて収納できるため、狭い場所でも場所を取らずコンパクトに収納できます。

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CAVN 注水式湯たんぽ 2L

CAVN 注水式湯たんぽ 2Lは、丈夫でゴムのような気になる臭いもしないポリ塩化ビニルを素材に使用している商品です。

1度お湯を入れれば、6時間温かさが持続するため、寒い日でも快適に眠れるでしょう。

洗濯可能なニット製のカバーが付属しており、見た目もオシャレな状態で使用できます。

TONGMO 湯たんぽ

TONGMO 湯たんぽは、密封性に優れたキャップが付属しているため、お湯が漏れる心配がなく、安全に使用することができます。

使用後は水気を切り、乾燥させるだけでお手入れすることができ、繰り返し使用可能です。

肌触りのよいベロア生地を使用した可愛らしいデザインのカバーが付属しているため、火傷の心配もないでしょう。

マルカ 湯たんぽ CF-22

マルカ 湯たんぽ CF-22は、ガス火や直火での加熱を行えるため、お湯が冷めてしまっても再度加熱することで水を入れ替えることなく繰り返し使用できます。

水だけでなく、氷を入れて使用できるため、氷たんぽとしても使用可能です。

純正の銅を使用しており、長期間使用しているとサビが出る可能性があるため、注意が必要です。

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トタン湯たんぽ miniまる

トタン湯たんぽ miniまるは、丸い形状をしたトタン製の湯たんぽで、厚手のタオルなどに包んで使用します。

較的コンパクトなサイズをしているため、足元などピンポイントで暖めやすいでしょう。

急激に温度が上昇せず、やさしい暖かさを体感できます。

スリーアップ 蓄熱式湯たんぽ EWT-1544AP

スリーアップ 蓄熱式湯たんぽ EWT-1544APは、充電式の商品で、約20分の充電で最大8時間暖かい状態が持続します。

付属のスイッチで、弱・強モードを切り替えられるため、周囲の温度に合わせて調節可能です。

動物をモチーフにした可愛らしいデザインの保温カバーが付属しており、ふわふわとした触り心地で使用しやすいでしょう。

湯たんぽについてのまとめ

  • 湯たんぽはいくつかの種類によって分類され、特徴やメリット・デメリットはそれぞれ異なります。
  • 湯たんぽは使われている素材によって、保温時間や熱伝導率が異なり、また重量や使いやすさなども異なるので、自身の使用目的やスタイルに応じた素材から選びましょう。
  • 湯たんぽを使用する際は、低温火傷や破損による怪我などに注意をし、使用上の注意を必ず確認して、正しい使い方で使用しましょう。
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