この記事では、メディシンボールボールの種類や選び方について解説いたします。
メディシンボールは、トレーニングやリハビリに使用することで、飛躍的に効果を高められるでしょう。
昨今ではプロスポーツ選手だけでなく、学生のトレーニングに取り入れられるほど、認知度も上がり、使用人口は増えています。
しかし、メディシンボールは種類が豊富なため、どれを選べばよいか分からないという方も多いでしょう。
この記事では、メディシンボールの種類や選び方、おすすめ商品も紹介しているためぜひ購入を検討してみてください。
目次
そもそもメディシンボールとは
ハードタイプのメディシンボールのおすすめ
メディシンボールとは、バスケットボールやドッチボールのような形状をした体幹および筋力トレーニングに使うボールです。
リハビリにも使われていることから「メディシン」という名前が付いています。
メディシンボールは屋内でトレーニングをするのに最適の道具で、効率良く各部位に負荷をかけることができるため、高いトレーニング効果が期待できるでしょう。
メディシンボールの種類
ハードタイプ
ハードタイプは、ボールの表面がゴムや革製のものをさします。
メディシンボールの中でも最もオーソドックスな種類で価格も比較的安価です。
表面の素材が滑りにくくなっているため、汗をかいても滑りにくく、そのホールド感のよさから個人トレーニングでの使用に使いやすくなっています。
また、凹凸があるものなら、よりハンドリングがしやすいでしょう。
ソフトタイプ
ソフトタイプは布やPVC素材といった、柔らかい素材でできていているものになります。
ハードタイプと違い、体に当たっても痛くない上、弾力もそこまで無いことから安全に使うことが可能です。
グループでメディシンボールを投げあったり、屋内での使用に最適でしょう。
ハンドルやロープ付きタイプ
メディシンボールには、ハンドルやロープ付きのタイプも存在します。
通常のボールの形状と少し異なるため、体の負荷のかけ方に変化をつけることが可能です。
ハンドル付きなら、ダンベルの代用として使えるほか、投げつけてトレーニングするのに適しています。
また、ロープ付きは、遠心力を利用したトレーニングができ、より筋肉に負荷をかけることができるでしょう。
ロープ付きは、ロープを取り外せるものを使えば、通常のメディシンボールとしても使用できるため汎用性が高いです。
メディシンボールの選び方
トレーニングに合ったものを選ぶ
メディシンボールは、自分のやりたいトレーニングに合ったものを選ぶとよいでしょう。
例えば、ボールを掴んだ状態のまま体を動かすトレーニングに使用する場合、ホールドしやすいハードタイプがおすすめです。
また、ボールを投げるトレーニングに使用する場合は、人に当たってしまってもケガをしにくいソフトタイプがよいでしょう。
遠心力を利用したトレーニングには、ロープ付きタイプを選ぶことで効果的に鍛えることができます。
自分の鍛えたい部位を考え、その部位を鍛えるにはどういうトレーニングが必要か、あらかじめリサーチをしてから、メディシンボールを選ぶようにしましょう。
重量で選ぶ
メディシンボールの重量は、初めて扱う人であれば無理のない重さのものを選びましょう。
メディシンボールにはおよそ1kg~10kgのものが多く取り扱われていますが、簡単な筋トレや、女性が使用する場合は2kg~3kgのものがおすすめです。
もっと負荷をかけたいという方は、4kg~5kgのものを選ぶとよいでしょう。
それ以上重いボールを慣れていない人が扱うと、逆に体を痛めてしまうケースがあるため注意が必要です。
大きさで選ぶ
メディシンボールは大きさで使い道が少々変わります。
直径が20cm以下のものなら片手でのトレーニングに適しており、それよりも大きいサイズは、両手で持ち体全体を使うトレーニングに最適です。
メディシンボールの大きさは、主にハードタイプが小さめ、ソフトタイプは大きめのものが多い傾向にあります。
ハードタイプのメディシンボールのおすすめ
ボディメーカー(BODYMAKER) メディシンボール MBG
直径約17cmのハードタイプのメディシンボールで、重量は3kgと5kgから選べます。
女性でも扱いやすい重量で、サイズも取り回しがしやすいことから、初心者に適しているでしょう。
また、表面の素材はゴム製になっており、掴みやすく、ある程度のクッション性もあることから、腹部にボールを打ち当てるトレーニングにも使用可能です。
PURE RISE(ピュアライズ) メディシンボール
直径約23cmのハードタイプのメディシンボールです。
重量は1kg・2kg・3kg・4kg・5kgと5種類から選べます。
重量ごとにカラーが違うため、複数の重さを使い分ける際に判別しやすいことが特徴です。
素材がゴム製なだけでなく、デコボコとした表面のためホールドしやすい点もメリットといえるでしょう。
ソフトタイプのメディシンボールのおすすめ
LINDSPORTS ソフトメディシンボール
直径約35cm、重量は2kg・3kgから選べるソフトタイプのメディシンボールです。
クッション性のよさとサイズが大きめなことから、全身を使って投げるトレーニングに適しており、体で受け止めてもほとんど痛さはありません。
ソフトメディシンボール ウォールボール
直径約35cmのソフトタイプのメディシンボールです。
重量は3kg・5kgの2種類があり、それぞれカラーも異なります。
投げるためのトレーニング用に作られており、2人組で投げあったり、丈夫な壁に向かって投げるトレーニングに最適です。
トレーニングメニューが記載されたマニュアルが付いているため、初めてメディシンボールを使う人でも安心でしょう。
ハンドルやロープ付タイプのメディシンボールのおすすめ
マーシャルワールド メディシンボール ダブルグリップタイプ
直径約23cm、重量は3kgのハンドル付きメディシンボールです。
2か所のハンドルがあるため、握りやすく、手のひらで持つよりも、グリップを握った状態でトレーニングしたい方に適した形状です。
ハンドルを使わずとも使用できるため、通常のハードタイプメディシンボールとして扱うこともできます。
汎用性の高いトレーニングを可能とした商品です。
ナガセケンコー ケンコーメディシンボールネット
ボールは付属しておらず、ネットのみの商品となりますが、別途メディシンボールを所持していればネットに入れるだけでロープ付きタイプになる優れものです。
ロープ付きは遠心力を利用したトレーニングをすることで、さらに体に負荷がかかり、体幹も鍛えることができます。
ロープ付きタイプは基本的に高価なものが多いですが、この商品を使うことで安価に抑えることができるでしょう。
メディシンボールについてのまとめ
- メディシンボールとは、バスケットボールのような形状をした、体幹および筋力トレーニング用のボールのことを言います。
- メディシンボールには種類がいくつかあり、ハードタイプ、ソフトタイプ、ハンドル付きタイプ、ロープ付きタイプがあります。
- ハードタイプは材質がゴム・革製でホールドしやすく、ソフトタイプはクッション性に優れているのでボールを投げあうトレーニングに最適。ハンドル付きはボールを持つよりも握ることに特化しており、ロープ付きは遠心力を利用して負荷を高めることができます。
- メディシンボールは、自分のやりたいトレーニングに合った種類を選ぶようにしましょう。また、重量については、あまり負担のかかり過ぎない2kg~3kg程度の物を選ぶと初心者や女性でも扱いやすいです。
- メディシンボールの大きさは、20cm以下のものだと片手で取り回しやすく、それ以上の大きさのものだと、両手で持ってトレーニングにするのに扱いやすい傾向にあります。