この記事では、マツエクの基礎知識や種類、選び方、マツエクしていても使えるおすすめのアイテムを解説します。
マツエクについてよく知り、飾り付けすることで、より効果的なメイクアップ効果を生むことができます。
この記事を読むことで、自分に合ったマツエク購入の検討が出来ます。
目次
そもそもマツエクとはなにか?
マツエクとは、もともと「まつ毛エクステーション」を略した用語です。
まつ毛を美しく彩るための専門技術として、マツエクの他にはエクステなどとも呼ばれています。
化学繊維などから作られた人工のまつ毛(化学繊維や天然毛)を、専用のグルーなどの接着材を使って自分のまつ毛に装着する技術であり、まつ毛を濃く長く見せる効果があります。
マツエクのメリット
マツエクは、まつ毛1本1本に丁寧に人工まつ毛を装着する必要があるため、時間と手間が必要ですが、その分以下のメリットがあります。
・手間最初だけアイメイクの時短になる
・ビューラーダメージを軽減できる
・目元印象がガラリと変わる
・コーディネートを幅広く楽しめる
マツエクの装着には時間と手間が必要ですが、一度つけてしまえば3週間~4週間は持続するため、日々行うアイメイクの時間を短縮することができます。
人工まつ毛が付いている状態であるため、ビューラーを使っても自まつ毛にかかる負担を軽減でき、カラーリングや技法によって幅広いコーディネートを楽しむことが出来ます。
つけまつげとの違い
つけまつ毛とよく比較されることの多いマツエクですが、マツエクは、施術によってまつ毛1本1本に対して人工のまつ毛を1本ずつ装着していきます。
一方つけまつ毛では、瞼を沿うような曲線状に並べられた人工まつ毛を瞼に直接装着します。
装着の手間だけを考えると、つけまつ毛の方が遥かに時間も手間も必要ありませんが、マツエクの場合は、つけまつ毛に比べてより自然な状態をキープすることができます。
マツエク素材の種類
マツエクの毛質は「セーブル」「シルク」「ミンク」と大きく3種類に分類されます。
マツエクを行う際は、それぞれの毛質によって、仕上がりや付け心地に以下の様な違いがあることに注意が必要です。
セーブルは最も自然で持続性が高い
マツエク素材の中でも最高品質で、持続性も高いのがセーブル素材です。
仕上がり具合も自然なまつ毛に近く、毛質も柔らかくごわつきが少ないため、付け心地も良好な事が特徴です。
マツエクでよくある光沢感もないため、お肌やまつ毛にも馴染みやすく、マツエクをしているのがわからないくらいに自然なまつ毛を作ることができます。
シルクはごわつくが安価な素材
シルクは最もポピュラーなタイプの素材で、値段も安めでメンテナンスにも通いやすいという特徴があります。
人工毛で硬い毛質であるため、付け心地にごわつきを感じる方が多く、向き不向きがはっきりとするタイプでもあります。
しかし、硬い分カールの持ちがよくボリュームが出やすいため、まつ毛を強調したり、メイク自体を派手めに仕上げたい方には使いやすく、安価ででたりすることもメリットの素材です。
ミンクは自然で安価な素材
ミンクは自まつ毛に馴染みやすいのが特徴の素材です。
シルクよりも柔らかく、セーブルよりも安価であるため、初心者にもおすすめの素材です。
仕事場や学校などの普段使いや、ナチュラルなデザインを好まれる方におすすめですが、カールの持続性が少ない事に注意が必要でしょう。
マツエクの選び方
マツエクは、選び方によって目元の印象が大きく変わるため、選び方を事前に知っておくことでまつ毛の仕上がりをイメージしやすくなります。
太さで選ぶ
まつ毛の太さは0.1mm~0.2mmのものが多く、太くなるにつれてインパクトが増していきます。
逆に細くなればなるほど持ちが良くなるため、太いものと細いものそれぞれの特徴をしっかりと押さえて選ぶとよいでしょう。
目元にインパクトを求める方は0.2mmを基準に、持ちを重視される方は0.1mmを基準に選んでいくのがおすすめです。
長さで選ぶ
まつ毛の長さは9mm~14mmのものが多く、太さと同じで、長ければ長いほどインパクトが強く、逆に短い方が持ちが良くなります。
長くなると目元のインパクトは増しますが、その分持ちが悪く取れやすくなるため、こまめなお手入れが必要です。
カールで選ぶ
まつ毛のカールは、付ける瞼やメイクの種類によっておすすめが異なります。
マツエクのカールは弱い順から「Jカール→Cカール→CCカール→Dカール」とカールの強さが異なり、カールが強いほど目を大きくみせてくれますが、とれやすい傾向にあります。
ナチュラルで持ちを重視する場合はJカールやCカールを、パッチリ目元を作りたい方はDカールなど、メイクや好みに応じてカールの強さを選ぶとよいでしょう。
上記の4種類以外にも、Lカールと呼ばれるカールがあります。
まつ毛の毛先だけをカールしたタイプで、上記のカールとの組み合わせで使うことも可能です。
Lカールは一重瞼や奥二重瞼の方などにおすすめで、瞼とカーブが被らず、持ちも良いことが魅力です。
マツエクをしていても使えるおすすめの品
まつ毛をよりきらびやかにするために効果的なのがマスカラですが、マツエクに対応していないものを使うと、メンテナンスが大変になってしまいます。
以下では、マツエクをしていても使えるおすすめのマツエクを解説します。
ヒルコス Ajnジェクレは濡れた手でもお風呂でも使える
ヒルコス Ajnジェクレは、マツエクは人工まつ毛をグルーと呼ばれる専用の接着剤を使って装着するため、マツエクに対応したクレンジングを使う必要があります。
濡れた手でもお風呂でも使えるジェルクレンジングであるため、オイルフリーのためにマツエクで使っているグルーを溶かさず使うことができます。
シンデレラタイム ブースターセラムは高い洗浄力を誇る品
シンデレラタイム ブースターセラムは、ノンオイル・アルコールフリーのナノクレンジングゲルで、マツエクに対応したクレンジングです。
ナノクレンジング粒子で、高い洗浄力を誇ることも特徴です。
MAGICLASH MAX2は成分が魅力の品
MAGICLASH MAX2はマツエク専用のマスカラで、ノンオイル仕様に加えまつ毛にツヤやハリを与える漢方エキスや、ロイヤルゼリーなどが成分に使われています。
B:treat まつエク専用マスカラはまつ毛を集中ケアしてくれる
B:treat まつエク専用マスカラは、三角ブラシを使い、8種の美容成分がマツエクや乾燥でダメージを受けたまつ毛を集中ケアしてくれる品です。
オルビス スクリューブラシは取れにくく長持ちする品
オルビス スクリューブラシは、スクリューブラシを使うことでマツエクの絡まりを防止し、取れにくく長持ちさせることができます。
オルビスから発売されているスクリューブラシは適度なコシが特徴としてあるため、自まつ毛とマツエクどちらにも相性が良くて使いやすい事が魅力です。
マツエクについてのまとめ
- マツエクとは、自まつ毛1本1本に天然毛や化学繊維で作られた人工まつ毛を装着していく美容施術です。
- マツエクはつけまつ毛とは異なり、まつ毛1本ずつに装着していくため、つけまつ毛よりも自然にまつ毛のボリュームを上げることができます。
- マツエクは素材によって特徴が異なるため、自分のスタイルやお肌に合ったものを選ぶとよいでしょう。
- マツエクは、グルーと呼ばれる専用の接着剤を使っているため、クレンジングやマスカラはマツエクに対応したものを使用するとよいでしょう。