この記事では、ナチュラルメイクについて解説いたします。
ナチュラルメイクが自然でいい、という言葉は聞きます。
しかし、薄いとすっぴんのようで、ナチュラルメイクは意外に奥が深いのではないか、と思う方も多いでしょう。
ポイントを押さえてメイクをしないと、上手なナチュラルメイクは作れません。
この記事では、ナチュラルメイクの定義やポイント、ナチュラルメイクにおすすめの化粧品も紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。
目次
ナチュラルメイクの定義
まず、ノウハウ・初心者向けの情報をご紹介いたします。商品の紹介を先に知りたい方はこちらをクリックしてください。
ナチュラルメイクとは「すっぴんのような自然な雰囲気でありながら、実はきちんと気を配ってされているメイク」のことです。
ナチュラルという言葉の意味が「自然に」であるため、ファンデーションを使わず、ポイントメイクだけをして、すっぴんにできるだけ近いものがナチュラルメイクだと思っている方も多いでしょう。
薄いメイクやシンプルなメイクがナチュラルメイクなのではなく、光や影をうまく使って、肌のきれいさや目鼻立ちのよさを強調するのがナチュラルメイクです。
ベースメイクはシミやくすみなどの肌トラブルをカバーした上で厚塗りにならないようにする必要があります。
また、ナチュラルメイクを定義通り仕上げるには、テクニックと時間が必要です。
薄化粧とナチュラルメイクの違い
ナチュラルメイクとは、化粧を薄くすることと思っている方も多いかもしれません。
しかし、薄化粧とナチュラルメイクは大きく異なります。
ナチュラルメイクはコンプレックスをしっかりとカバーしながらも、チャームポイントは大いに引き出せる優れものメイクです。
しかし、その分、丁寧に行うため時間がかかります。
ナチュラルメイクは全体的に自然に見えるように、派手な色は使いませんが、陰影をつけたり、あえて濃さを出したりするため、テクニックが必要です。
一方、薄化粧は単に色が薄いもので、顔全体にメリハリもなく、ぼやけた印象になりがちです。
家で過ごす時などは薄化粧の方が肌への刺激は少ないため、おすすめですが、ナチュラルメイクとは異なるということを理解しておきましょう。
ナチュラルメイクにおけるベースメイクのポイント
ナチュラルメイクをする上で、一番重要なのは肌のきれいさです。
自然な肌を見せるのがナチュラルメイクではなく、自然に見えるのに、非常にきれいな肌を作り出すのがナチュラルメイクのポイントです。
肌トラブルはメイクで全て隠れるものではないため、普段からきちんとしたお手入れが必要となります。
また、クレンジングを使用し、保湿をしっかりすることも心がけましょう。
ここでは、ナチュラルメイクにおけるベースメイクのポイントを解説いたします。
素肌の保湿
洗顔後、化粧水や美容液、乳液などで、メイクをする前に肌を水分で潤しておきます。
乾燥していると、メイクもうまくのらないため、この過程は重要です。
化粧下地を使用しファンデーションの厚塗りを防ぐ
ファンデーションを塗る前に下地で肌のアラを消しましょう。
ファンデーションで隠そうとすると厚塗りになりやすいため、下地を使うとナチュラルな仕上がりになります。
肌全体をトーンアップするためにも下地は必須です。
透明感を高めるものやテカリ防止効果などが期待できる下地がおすすめです。
コントロールカラーで肌色を調整
コントロールカラーで肌の自然さを際立たせます。
下地と一緒になっているものもあるため、その場合は特に使う必要はありません。
ファンデーションを顔全体に伸ばす
リキットタイプのファンデーションを使っている方はこの順番で使いましょう。
少量のリキッドファンデーションを素早く伸ばすのがポイントです。
手ではなく、ブラシやパフなどを使って顔全体に伸ばすことを意識するとよいでしょう。
コンシーラーで気になる部分やムラを調整
コンシーラーで気になる部分やムラを調節しましょう。
健康的な素肌に見えるように色のトーンも調整する必要があります。
ファンデーションがパウダーの場合、コンシーラーを先に塗ってからファンデーションをするのがおすすめです。
仕上げはフェイスパウダー
最後の仕上げはフェイスパウダーです。
ファンデーションのてかりを抑えます。
また、顔全体にカバーを作ってくれるため、化粧もちもよくしてくれます。
ナチュラルメイクにおけるアイメイクのポイント
ナチュラルメイクでキーポイントとなるアイメイクです。
ナチュラルメイクでは、グラデーションはなしでベタ塗りが効果的でしょう。
グラデーションは大人っぽくゴージャスに仕上がるため、ナチュラルメイクのようなヌケ感は出にくいです。
また、肌に近い優しい色を使うのがおすすめです。
ピンクは可愛らしい色ですが、隠し味的に使ってほんのり色づく程度がよいでしょう。
ベージュや茶系は肌になじみやすいため、おすすめです。
ナチュラルメイクにおけるリップメイクのポイント
リップの色もナチュラルテイストにするなら、おとなしめの色がおすすめです。
ベージュはヌーディーなのに血色感も持ち合わせているため、唇の色に馴染んでナチュラルに仕上がります。
肌の色が白めの人は少し明るめのベージュリップを使うことで、アクセントをつけられるでしょう。
ベージュが地味と感じた方には、オレンジ系ベージュもおすすめです。
重ねて塗ることで、しっかりと色がつき、メリハリがつきます。
ナチュラルメイクにおける眉のポイント
ナチュラルメイクにおける眉は、陰影でメリハリをつけることが重要です。
メイクをしていないように見えるのに、くっきりとした顔立ちになるため、きれいなナチュラルメイクに感じます。
眉全体は自然に生えているようなふわっとした見た目がよいため、パウダーアイブローを使うとよいでしょう。
そのあと、パウダーより濃いめのアイブロウペンシルを使って眉の中央を濃く塗りつぶします。
そうすることで濃い部分と薄い部分のメリハリがつくでしょう。
ナチュラルメイクにおすすめの化粧下地とファンデーション
マジョリカ マジョルカ ヌードメークジェル 明るい素肌色 (SPF30・PA+++)
サラサラ美肌と崩れにくさを考えた化粧下地です。
明るい素肌色で透明感のある健康的な色に仕上がります。
セザンヌ スキンカラ- ベース 02
お手頃価格で化粧下地を手に入れたいならセザンヌがおすすめです。
ほんのり色づく乳液タイプの下地で、石鹸で簡単に落とせるのも嬉しいポイントの一つでしょう。
クリニーク(CLINIQUE) イーブン ベター メークアップ 15
ツヤ肌に仕上げてくれるのがクリニークのファンデーションです。
塗り心地は軽いですが、持続力、カバー力はしっかりしています。
ケイト リキッドファンデーション シークレットスキンメイカーゼロ 02 標準的な肌
プチプラでもそう感じさせないファンデーションがケイトのリキッドファンデーションです。
リキッドなのに、塗った瞬間、肌でパウダー状へと変化します。
ナチュラルメイクにおすすめのアイブロウ
KATE デザイニングアイブロウ3D
プロの美容関係者も愛用のアイブロウです。
ふんわりと自然で立体的な眉を描けるアイテムの一つで、色も茶系3色が用意されているため使いやすいです。
ヴィセ リシェ カラーリング アイブロウパウダー オリーブブラウン BR-3
眉に個性を出したい時は、茶系以外の色を使うのもおすすめです。
カラーバリエーションが多く、ピンク系もあります。
数色を混ぜて使うことで茶系にはないカラー眉を演出できるでしょう。
ナチュラルメイクにおすすめのリップ
マキアージュ ドラマティックルージュ BE322 ハニーベージュ
マキアージュの口紅はツヤがよく出るのが特長です。
ハニーベージュなら自然の唇の色になじみやすく、ナチュラルメイクにぴったりでしょう。
オルビス(ORBIS) ピュアルージュリッチ アンティークベージュ
ナチュラルメイクの中に少しかわいらしさを取り入れたいときはオルビスのアンティークベージュがおすすめです。
明るめのベージュで口元がはっきりと上品に映ります。
ナチュラルメイクにおすすめのアイシャドウ
ヴィセ リシェ マイヌーディ アイズ BE-2 ピンクベージュ系
アイメイクはラメ入りのベージュ系がおすすめです。
ヴィセのこのシリーズはピンク系も含んでいるので、大人っぽく、ナチュラルメイクにも合う色です。
キャンメイク ジューシーピュアアイズ 01 クラシックピンクブラウン
茶系で目元をナチュラルに演出するなら、キャンメイクのクラシックピンクブラウンがおすすめです。
プチプラなのに、目元にしっかりとついて、上品に輝かせてくれます。
ナチュラルメイクについてのまとめ
- ナチュラルメイクとは「すっぴんのような自然な雰囲気なのに、実はきちんと気を配ってされているメイク」のこと
- 薄化粧は単に色が薄いもので、顔全体にメリハリもなく、ぼやけた印象になりがち
- ベースメイクでは、肌の手入れと化粧下地が重要である