この記事では、毛穴の黒ずみや角栓が目立つ原因や、毛穴クレンジングの選び方やおすすめのクレンジングを紹介します。
肌悩みで多いのが毛穴の汚れです。毛穴の黒ずみや、角栓が目立って困っている人は少なくありません。
毛穴の汚れに有効なのが毛穴クレンジングです。この記事を読むことで、自分に合った毛穴クレンジング品購入の検討が出来ます。
目次
毛穴クレンジングとは?
まず、ノウハウ・初心者向けの情報をご紹介いたします。商品の紹介を先に知りたい方はこちらをクリックしてください。
毛穴クレンジングとは、毛穴の汚れを目立たなくする方法の1つです。毛穴の黒ずみや角栓、毛穴開きといった悩みを解消してくれます。
毛穴クレンジングの効果は以下の3つです。
・毛穴の角栓を落とす
・メイクを落とす
・お肌の古い角質、黒ずみ汚れを除去する
クレンジングとは主に、油性の汚れや、毛穴のつまりを解消するのが役目です。
化粧品や日焼け止めは油性であるため、毛穴クレンジングは、メイクや日焼け止めを落とす効果もあります。
また、毛穴クレンジングは汚れを除去するだけでなく、美容成分も配合されているので効果的に毛穴のケアが出来ます。
汚れを落とし、毛穴のケアも出来る毛穴クレンジングアは、毛穴の黒ずみなどに悩んでいる人におすすめです。
毛穴の黒ずみや角栓が目立つ理由
毛穴の黒ずみや角栓が目立つのは、毛穴につまった角栓が黒ずんだり、うぶ毛が黒ずみに見えてしまったり、メラニン色素によって黒く見えてしまうためです。
上記の原因は、毛穴クレンジングで効果的に解消できます。以下では原因別に対処法を解説します。
毛穴につまった角栓の黒ずみ
皮脂や古い角質、落としきれなかったメイク汚れなどが原因で出来るのが角栓です。
過剰な皮脂が長時間空気にさらされると黒ずんでしまうため、角栓が黒く見えてしまいます。
毛穴クレンジングは油性の汚れを落としてくれるため、角栓の黒ずみに効果的です。
しかし、過剰な皮脂が出てしまう原因は、肌の乾燥なので効果の強すぎる毛穴クレンジングを行うと逆効果になる可能性があります。
自分の肌の状態に合った毛穴クレンジングを使用する事が重要です。
うぶ毛が黒ずみに見えてしまう
黒ずみに見えるのがうぶ毛であれば、抜いてしまおうと考える人もいるでしょう。
しかし、うぶ毛を抜くのは、肌を傷つけ逆に黒ずみを悪化させるためおすすめできません。
どうしても処理したい人は、サロンなどで処理してもらうのがおすすめです。
黒ずみに見えるうぶ毛の中には、抜け落ちるはずのうぶ毛が角栓により残ってしまう場合もあります。
角栓が原因でうぶ毛が残る場合は、毛穴クレンジングで角栓を除去すれば黒ずみは解消されます。
メラニン色素により黒く見えてしまう
毛穴をケアしていてもなかなか黒ずみが治らない場合は、多くの場合、メラニン色素が原因です。
紫外線を浴びてターンオーバーが正常に行われないと、シミと同じ原因で毛穴が黒ずんでしまいます。
対策はメラニンを増やさないために、シミ対策のスキンケアをしっかりする事です。
出来てしまったメラニンは、皮膚のターンオーバーで改善されるため、美白効果のスキンケアが効果的です。
毛穴クレンジングの選び方
形状のタイプで選ぶ
クレンジングには、オイルとジェル、バームとクリームタイプがあります。洗浄力や肌への負担が異なるため、自分の肌に合うクレンジングを使うとよいでしょう。
オイルタイプ
オイルタイプは油分を多く配合しています。濃い化粧もすっきり落とせるため、しっかりメイクの人におすすめです。
しかし界面活性剤の量が多く、肌に負担をかけるものもあるため注意が必要です。
毛穴クレンジングには、油脂系オイルがよいでしょう。
ジェルタイプ
油分が少なくみずみずしい使い心地が特徴のジェルタイプは、配合される成分の種類が多数あります。
洗浄力や刺激さが大きいため、自分の肌に合ったものを選ぶのが大切です。
ジェルタイプには温感タイプのものがあるため、お肌を温めながら優しく洗浄する事も可能です。
乾燥肌や敏感肌にも対応している商品では、多数の肌悩みにも対応できます。
バームタイプ
半固形状のバームタイプは、独自のテクスチャーが特徴です。体温に触れると溶けて、ふわっと軽いオイル状に変化します。
バームのほどよい重さと弾力性がクッションの役割を果たし、クレンジングの摩擦力を軽減してくれるので肌への負担が軽くなります。
洗浄力もあるので、ほとんどのものがダブル洗顔が不要です。洗いすぎによる肌の乾燥防止にも効果的です。
クリームタイプ
クリームタイプは洗浄力は低いですが、余計な水分や油分を落とさないので、肌を優しく保湿してくれます。
摩擦力が少ないクリームタイプは並行して行えます。肌のリンパを流しつつ、毛穴つまりも解消してくれるのがうれしいポイントでしょう。
保湿性も優れているので、乾燥肌の人におすすめです。
肌質で選ぶ
クレンジングは肌質に合っていないと、肌トラブルの原因になります。
自分の肌質を理解して、肌にピッタリなクレンジングタイプを選ぶ事が重要です。
以下では、脂性肌、乾燥肌、混合肌のそれぞれに合うクレンジングタイプを紹介します。
脂性肌
顔の油分が多くテカりやすい脂性肌には、オイルタイプやバームタイプがおすすめです。洗浄力が高く、メイクもがっつり落としてくれます。
脂性肌は過剰な皮脂分泌により毛穴に皮脂がたまったり、崩れたメイクと混ざる事でトラブルが発生します。
つまりきちんと油分を落とさないとトラブルの原因になるので、洗浄力の高いものが合うでしょう。
ただし肌の油分を余計に落としてしまうと、皮脂分泌が活発になる可能性があります。油分の落としすぎには注意が必要です。
乾燥肌
肌の潤いが不足し、肌が敏感になりやすい乾燥肌にはクリームタイプがおすすめです。洗浄力が強すぎるものは、余計な油分を奪うので使用を避ける必要もあります。
乾燥肌には保湿に優れたクレンジングが合いますが、洗浄力が低い為しっかりメイクを落とせない可能性があります。
しかし、油脂系オイルのクレンジングであれば、アルガンオイルなどの成分が配合されているので乾燥肌の皮脂を守ってくれます。ミネラルオイルより保湿力が高いため乾燥肌におすすめです。
混合肌
乾燥する部分と油分の多い部分を同時に持ち合わせる混合肌には、ジェルタイプがおすすめです。洗浄力も保湿力も程よく、バランスがいいので混合肌に合います。
鼻はテカテカするのに、頬はカサカサなど肌悩みが混合する混合肌は、化粧品や洗顔選びに苦労します。そんな混合肌に合うのは、洗浄力と保湿力のバランスが良いものです。
また、混合肌には部分使用も効果的です。
顔全体は肌に優しいクリームタイプで洗浄し、油分の多いTゾーンや鼻はオイルタイプでクレンジングするなど、部位によって使い分けるとよいでしょう。
機能性で選ぶ
クレンジングには色々な機能がついたものがあります。まつエクにも使用できるものやダブル洗顔が不要なもの、温感タイプなど機能も様々です。
自分に必要な機能があれば、使用してみるのもおすすめです。
例えば洗顔とクレンジングでは、落とす汚れの種類が異なります。その為クレンジングを行った後に、改めて洗顔が必要です。
しかしダブル洗顔不要のクレンジングを使用すると、洗顔とクレンジングが1度に行えるため時間も有効活用できます。
毛穴の状態で選ぶ
毛穴クレンジングは毛穴の状態を知る事で、原因や対処方法がわかります。
自分の毛穴の状態を知り、最適な対処方法を行うとよいでしょう。
開き毛穴
過剰な皮脂によって毛穴が開いた状態の開き毛穴は、油性肌の人に多く顔全体に起こります。
開き毛穴はクレンジングと洗顔をしっかり行い、肌の清潔を保つことが重要です。スキンケアをきちんと行う事で改善されます。
つまり毛穴
余分な皮脂と古くなった角質が混ざり合い、角栓になって毛穴が詰まった状態を詰まり毛穴と言います。Tゾーンや鼻周辺に多い毛穴トラブルです。
皮脂分泌が多い事や、化粧汚れが原因のつまり毛穴は、毎日のクレンジングで改善されます。またホットタオルなどで、毛穴を開かせてからのクレンジングが有効です。
毛穴の黒ずみ
毛穴につまった角栓が空気や紫外線に触れて酸化し、黒っぽく変化したのが黒ずみです。毛穴につまった角質が除去されないのが原因になります。
角栓ケアに有効なスクラブの入ったクレンジングを使用するのが有効です。
抗酸作化作用のあるクレンジングでケアを行うと、早く改善されます。
たるみ毛穴・帯状毛穴
帯状毛穴とは、肌のたるみにより毛穴が帯状に広がってしまう状態です。
年齢を重ねると皮膚の中のコラーゲンやセラミドが減少し、肌の張りが低下して毛穴を支えきれず、たるみが起きてしまうのが原因です。
たるみ毛穴や帯状毛穴は30代に多く、それまでのスキンケアや紫外線・食生活も影響します。
対策は日焼け対策や健康な生活習慣を心がける事です。ヒアルロン酸やコラーゲンが配合されているクレンジングも効果があります。
おすすめのクレンジング
Cure エクストラオイルクレンジングキュアは酵素成分が特徴の品
Cure エクストラオイルクレンジングキュアは、酵素が毛穴や古い角栓に入り込んだメイクを浮かせるため、落ちにくいメイクもすっきり簡単に落とせる品です。
保湿成分が配合されているため、肌の油分を取りすぎず、使用後の乾燥を防ぐことが出来ます。
ソフティモ ラチェスカ するりんジェルクレンジングはオフしやすい
ソフティモ ラチェスカ するりんジェルクレンジングは、落ちにくいメイクも、なでるだけでするりと落とすジェルクレンジングです。
とろけるようなジェルで、落としきれていなかった毛穴汚れまですっきり落とします。
DUO ザ クレンジングバームは変化するテクスチャーが特徴
DUO ザ クレンジングバームは、固形のバームを肌になじませると、とろとろのテクスチャーに変化するのが特徴の品です。
液だれせず肌に密着するため、目元にも使用可能です。
資生堂 ドルクッス クレンジングクリームNはジャスミンの香りが魅力
資生堂 ドルクッス クレンジングクリームNは、すっきりとした使用感と、ほのかなジャスミンの優雅な香りが特徴のクレンジングです。
ソフトな感触で滑らかにのび、肌の汚れを落とすことが出来ます。
リ・ダーマラボ モイストゲルクレンジング
リ・ダーマラボ モイストゲルクレンジングダブルは、洗顔不要で、数種類の保湿成分が肌を優しく保護しながら洗い上げる品です。
クレンジング後の肌は、つっぱることなく、しっとりとした感覚なのが魅力です。
この記事のまとめ
- 毛穴クレンジングは、毛穴の汚れを目立たなくするため、毛穴の黒ずみや角栓、毛穴開きなどに有効です。
- 毛穴の黒ずみや角栓が目立つのには、以下の3つの理由があります。
・毛穴につまった角栓が黒ずむ。
・うぶ毛が黒ずみに見える。
・メラニン色素によって黒く見える。 - 以上の理由は、毛穴クレンジングで効果的に解消できます。
- 毛穴クレンジングの選び方は、形状タイプや自分の肌質、毛穴の状態を考慮して選ぶのが良いでしょう。付加機能に注目すると、効率的な毛穴クレンジングが見つかる場合もあります。