この記事では、メイクキープスプレーの特徴や効果とともに、実際に購入する際の選ぶポイントについて解説します。
朝、綺麗にメイクをしても時間が経つと、化粧崩れが気になる人も少なくないでしょう。
この記事を通して、自分に合ったメイクキープスプレー購入の検討が出来ます。
メイクキープスプレーはメイク崩れを防ぐ品
まず、ノウハウ・初心者向けの情報をご紹介いたします。商品の紹介を先に知りたい方はこちらをクリックしてください。
メイクキープスプレーは、メイク後の顔全体に2〜3秒程度スプレーするだけの取扱いの簡単な化粧品です。
メイクキープスプレーは、メイク崩れの原因となる汗や皮脂への対策タイプと、乾燥から守る保湿成分が多いタイプに大別できます。
汗や皮脂への対策タイプは毛穴を引き締める成分やパウダー配合等によりメイク崩れを防ぎ、保湿成分の多いタイプはヒアルロン酸等でメイク後の肌に潤いを与えることでメイク崩れを防ぎます。
メイクキープスプレーの選び方
原因で選ぶ
ウオータープルーフ 原因「汗」
汗が原因でメイク崩れが起きやすい人は、ファンデーションが浮くだけではなく、汗でファンデーションが落ちやすくなります。
メイクキープスプレーは、汗に強く密着度が高いウォータープルーフ仕様を選ぶとよいでしょう。ミストタイプよりもガス噴霧式のスプレータイプがおすすめです。
細かな粒子で顔全体にムラなく噴射できます。
シリコンオイルや合成ポリマー等の保護剤、ポリシリコーン-14やトリメチルシロキシケン酸等の皮質形成剤が顔にピタッと密着することでメイク崩れを防ぎます。
保湿剤 原因「乾燥」
乾燥が原因でメイク崩れしやすい人は、乾燥によって過剰に皮脂が分泌されてしまうことで皮脂崩れになったり、インナードライ肌のために口周りや目元がカサついたりします。
メイクキープスプレーは、保湿剤成分を含んだタイプを選ぶとよいでしょう。保湿剤としてヒアルロン酸Naや植物エキス、リピジュア(R)が配合されることで、肌に潤いを与えて肌乾燥を防ぐことが可能です。
ガス噴射スプレーよりもミストタイプを選び、化粧直後よりも日常こまめに吹きかけるのがよいでしょう。
皮脂吸着パウダー「皮脂」
肌質がオイリー肌の人は、ファンデーションが浮いたり、ヨレたり、毛穴落ちしたりしやすいです。
メイクキープスプレーは、皮脂吸収パウダー配合がおすすめです。皮脂吸収パウダーが表面に浮いてくる皮脂をサッと吸収することでメイク崩れが起きにくく、肌のサラサラ感が長続きします。
仕上がり感で選ぶ
メイクキープスプレーは、メイクの仕上がりタイプで選ぶこともできます。
肌がつやつやとした印象のしっとりとした潤いのあるツヤ肌、逆にサラサラとマットな印象となるさらさら肌、メイクキープスプレーの効果をあまり感じさせない自然な仕上がりに見せるものまであります。
メイクの仕上がりイメージに合わせて選ぶとよいでしょう。
紫外線対策で選ぶ
1年を通して紫外線は肌に影響を与えています。
特に、4月の春先から9月末の夏の終わり頃までは最も紫外線が強くなるため、紫外線カット成分が含まれているメイクキープスプレーがおすすめです。
メイク崩れを防ぐと共に肌を紫外線から守ってくれるでしょう。
香りで選ぶ
メイク崩れを気にしていると気持ちが沈みがちになります。
メイクキープスプレーをサッと噴射するだけで、好きな香りがすると心地よく気分がリフレッシュすることが出来ます。
メイクキープスプレーおすすめ
ときわ商会 ビューティーヴェール汗や皮脂による崩れを防ぐ
ときわ商会 ビューティーヴェールは、ウォータープルーフ仕様のため、汗や皮脂によるメイク崩れが気になる人に向いています。
ファンデーション以外に眉毛、アイメイク、チークを崩れから防いでくれる品です。
仕上がりは自然なツヤ肌となるため、ナチュラルメイクに仕上げたい人にもピッタリでしょう。無香料でUVカット成分は含まれていません。
ティーアンドワイ・プリマメイクは乾燥が気になる人に良い
ティーアンドワイ・プリマメイクは、乾燥が気になる人に向いています。
リピジュアやローズマリー葉エキス等の植物エキスを含む保湿成分を含んでいるため、肌に潤いを与えて乾燥を防いでくれます。
メイクキープ成分が、メイクされた肌の表面にヴェールを作ることで、汗や皮脂によるメイク崩れを防ぎます。
また、マスクや襟元にメイクが付きにくくなるため、毎日の通勤だけではなくスポーツやアウトドア、レジャーなどいろいろなシーンで使えるでしょう。
スプレー時のきめ細かいミストがふわっとした付け心地で、アルコールフリー、オイルフリーで無香料ですが、UVカット成分は含まれていない事に注意が必要です。
shushupa!メイクキープスプレーは皮脂崩れと乾燥崩れを防ぐ
shushupa!メイクキープスプレーは、皮脂崩れと乾燥崩れのいずれの人にも向いている品です。
メイクキープ成分が潤いを閉じ込めることで乾燥を防ぎ、潤い成分が皮脂によるテカリを防ぎます。
微粒子ミストがしっかり肌に密着してメイク崩れを防ぎつつ、肌にも優しいエタノールフリー、パラベンフリー、鉱物油フリーの品です。
クラブコスメチックス エアリータッチミストはこまめにかけるのに良い
クラブコスメチックス エアリータッチミストは、乾燥崩れが起きやすい人に向いているミストタイプです。
可愛いデザインと小さめなサイズのため、オフィスや外出先など、日常こまめに吹きかけて保湿することができるでしょう。
仕上がりはマシュマロのようなモチっとした印象で、UVカット成分は含まれていません。
ラ・フランスの香りがする品です。
石澤研究所・紫外線予報は汗や皮脂崩れが気になる人向け
石澤研究所・紫外線予報は、ウォータープルーフ仕様で汗や皮脂崩れが気になる人向けの品です。
最も大きな特徴として、SPF50+・PA++++のUVカット成分が含まれている点があります。
UVカット成分は100%シルクカプセルに包まれているため、アルコールフリーと共に敏感肌な人も安心して使えるでしょう。
メイク崩れ防止パウダーによってファンデーションの皮脂によるテカリやヨレを防ぎ、サラサラとした仕上がりの肌になります。
人工香料ではなくオレンジ精油のフルーティな香りも魅力です。
ディーアール・ビューティープロテクターは汗と乾燥に強い
汗や皮脂による崩れと乾燥による崩れの両方のタイプに対応しています。
ウォータープルーフ仕様で夏場のレジャーから冬場の乾燥まで年間を通して使うことが出来ます。
UVカット成分は含まれていません。リピジュア等の潤いをもたらす成分、フラボステロン等の皮脂を抑える成分、ヒアルロン酸やコラーゲン、セラミド等の保湿成分が配合され、1本で3つの働きを持っている品です。
無香料で仕上がりはツヤ肌です。3秒スプレーするだけでファンデーションの崩れを防ぐだけでなく、メイクが衣服に付きにくくなるでしょう。
ジーアール・メイクカバーうるおいミストはうるおい成分が魅力
ジーアール・メイクカバーうるおいミストは、汗や皮脂崩れと乾燥崩れが気になる人におすすめです。
ウォータープルーフ仕様と皮脂抑制成分の配合でテカリを抑えてメイクを保つと共に、ヒアルロン酸Naを含む29種類の潤い成分が乾燥を防いでくれます。
無香料、無着色料で、鉱物油フリー、パラベンフリーで肌にも優しいですが、UVカット成分は含まれていない事に注意が必要です。
資生堂・マキアージュ ビューティーロックミストは香りも魅力
資生堂・マキアージュ ビューティーロックミストは、きめ細かいミストが肌に密着することで汗や皮脂崩れに強く、スーパーヒアルロン酸や水溶性コラーゲン等の保湿成分配合で乾燥を防いで、潤ったツヤ肌に仕上がります。
ファンデーションだけではなく、眉やチークが擦れて取れるのも防ぎます。シトラスフローラルの香りが爽やかなのも魅力でしょう。
UVカット成分は含まれていません。
クラランス・フィックス メイクアップも香りが魅力
クラランス・フィックス メイクアップは、乾燥崩れが気になる人に向いています。
メイク後に吹きかけることで保湿成分が細かなミストでメイクに密着し、肌に潤いを与えて乾燥を防ぎます。
摘みたてのダマスクローズの香りが特徴で、気分がリフレッシュされるでしょう。
しかし、香りの好みは人それぞれ違うため、店頭で確認することがお勧めです。
資生堂・dプログラム アレルバリアは皮脂と乾燥崩れに対応する品
資生堂・dプログラム アレルバリアは、皮脂崩れ防止成分配合で皮脂と乾燥崩れの両方に対応している品です。
肌を守るオイル層と潤いを与える化粧水層の2層タイプにより、低刺激設計で、パラベンフリー、アルコールフリー鉱物油フリー、無香料、無着色料のため敏感肌の人におすすめです。
アレルバリアテクノロジー搭載で花粉やホコリで肌荒れしてしまう人にも良いでしょう。UVカット成分は含まれていません。
メイクキープスプレーについてのまとめ
- メイクキープスプレーは2、3秒スプレーするだけでメイク崩れを防ぐ効果の期待できる使い勝手の良い化粧品です。
- メイクキープスプレーはメイク崩れの原因となる汗、皮脂、乾燥などの肌の状態や季節に合わせて選ぶとよいでしょう。
- メイクの仕上がりとしてメイクキープスプレーを使うことでツヤ肌やさらさら肌に仕上げることもできます。
- 乾燥によるメイク崩れが気になる人は、乾燥肌向けのメイクキープスプレーをメイク直後よりも日中こまめに複数回使うと乾燥を防ぐ効果が高いです。
- 紫外線の強い季節にはUVカット成分を含んだキープスプレーを使い分けるのがおすすめです。