この記事でお伝えするのは手軽に楽しむことができるインスタントコーヒーです。とはいえ、インスタントコーヒーはさまざまなメーカーから数多くの商品が販売されているため、どんな商品を選んだよいか迷ってしまうことも少なくありません。
そこでここからは、インスタントコーヒーの魅力や選び方をはじめとして、おすすめのインスタントコーヒーもご紹介します。
目次
インスタントコーヒーとドリップコーヒーの違い
ドリップコーヒーは焙煎したコーヒー豆を挽いて粉状にしたものですが、インスタントコーヒーは焙煎したコーヒー豆の抽出液を乾燥し、粉末や顆粒状に加工したものです。
このため、インスタントコーヒーはドリップコーヒーのようにドリップやサイフォン、エスプレッソマシンといった抽出器具を使って濾す必要がなく、お湯で溶かすだけで楽しむことができます。
インスタントコーヒーの魅力やメリット
インスタントコーヒーの魅力は何といってもその手軽さです。
粉末や顆粒状なので、お湯を注ぐだけで簡単につくれます。さらに濃さの調整も容易で、ドリップコーヒーのようにコーヒーかすが残らないのでごみにならず後片付けも簡単です。
また、インスタントコーヒーは味や香りがドリップコーヒーに劣るとされますが、長年の改良によってドリップコーヒーに匹敵する商品も登場しています。
インスタントコーヒーの選び方
パッケージのタイプで選ぶ
インスタントコーヒーは大きく瓶タイプとスティックタイプに分かれます。
このうち瓶タイプは量や濃さを調節しやすいのが魅力で、商品によっては詰め替え用も販売されているので経済的です。ただし、しっかりと密閉しておかないと味や風味が劣化しやすいので注意しなければなりません。
一方スティックタイプは1回分が個包装になっているので持ち運びが簡単で、自宅だけではなくオフィスでも重宝します。
またその都度使いきるため、封を切って長時間空気に触れたままになることもなく、劣化の心配がないことから、特にコーヒーを頻繁に飲まない方にもおすすめです。しかしながら瓶タイプに比べると割高で量や濃さは調節できません。
香りや味の種類で選ぶ
インスタントコーヒーは商品によって香りや味が異なります。とはいえ香りについては実際に試してみないとわからないため、さまざまな種類が楽しめるスティックタイプのセットを購入したり、通販サイトの口コミを参考に好みのものをみつけるのもよいでしょう。
また、インスタントコーヒーは大半の商品がブレンドされていることから、味を決めるのは豆の産地ではなく焙煎の深さです。
一般的に焙煎は浅煎りから深煎りまで8段階あり、浅煎りほど酸味が強く苦味が弱く、深煎りほど酸味が弱く苦味が強くなります。そこで、自分の好みに合わせて焙煎の種類を選ぶのがポイントです。
飲み方で選ぶ
コーヒーはホットだけでなくアイスやミルクを入れたカフェオレなど飲み方もさまざまです。
このためインスタントコーヒーにはアイスコーヒー用やカフェオレ用といった淹れ方に適した商品もあります。
そこでこうした商品の特性に合わせて選ぶのもひとつの方法です。特にアイスコーヒーであれば水で溶かせるタイプもあり、お湯を沸かす手間も省けます。
メーカーで選ぶ
かつては画一的な味で無個性だったインスタントコーヒーも現在では各メーカーの努力によって製造技術が向上し、ドリップコーヒーのように個性を主張する商品も少なくありません。
また、メーカー各社が独自のノウハウでさまざまな味を生み出しています。そこで各メーカーのインスタントコーヒーを飲み比べて好みの味を探すのもよいでしょう。
カフェインの有無で選ぶ
カフェインが気になる方には「デカフェ」とも呼ばれるカフェインレスタイプのインスタントコーヒーもあります。
ただし、カフェイン含有量は商品によって異なるのであらかじめチェックしておきましょう。また数は多くないもののノンカフェインタイプのインスタントコーヒーもあります。
インスタントコーヒーはプレゼントにもおすすめ
抽出器具などを持っていなくても、お湯に溶かすだけで簡単に楽しめるインスタントコーヒーはプレゼントにもおすすめです。
特に1杯ずつ個別包装されたスティックタイプなら、数種類のセットになっていて、贈った相手にそれぞれ違った味を楽しんでもらうこともできます。
また、スティックタイプのインスタントコーヒーは料理の隠し味やお菓子づくりなどにも使うことができるため、料理好きな方へのプレゼントにもおすすめです。
インスタントコーヒーのおすすめ7選
インスタントコーヒーの定番 ネスカフェ ゴールドブレンド
国内外問わず世界中で長年愛されているインスタントコーヒーです。
微粉砕した焙煎コーヒー豆の粒を包み込むことによりコーヒー本来の味わいと雑味のない澄みきった後味を実現し、淹れたての上品な香りとコーヒー本来の味わいが楽しめます。飲み終わった後にカップの底に現れるクレッセント（三日月）がおいしさの証です。
アイスコーヒーやアイスカフェオレが簡単につくれる AGF ブレンディ
冷たい水や牛乳にも溶けやすくアイスコーヒーやアイスカフェオレが簡単につくれるインスタントコーヒーです。
味の素AGF独自の「T2ACMI焙煎」技術によってコーヒー豆の焙煎時間や温度をコントロールし、まろやかで豊かなコクと香りを楽しめます。ボトル入りコーヒーとしてもおなじみです。
希少な厳選豆をブレンドした ネスカフェ 香味焙煎 濃厚クンディナマルカ ブレンド
黒糖のような味わいをもつ希少な厳選豆をブレンドしネスカフェ独自の「挽き豆包み製法」によって、いつでも淹れたての味と香りが楽しめるインスタントコーヒーです。
濃厚で重厚感あるボディとともに、切れのよい苦みと、すっきりした後味を楽しむことができます。
ブラジル産最上級グレード豆を使用した AGF ちょっと贅沢な珈琲店 スペシャルブレンド
ブラジル産最上級グレード豆の特徴を活かし、深いコクと澄んだ後味を実現したインスタントコーヒーです。-40℃で真空乾燥させるフリーズドライ製法によってコーヒー本来の風味を逃さず淹れたての味わいが楽しめます。
日本人の味覚に合わせて開発され、焙煎から充填まで全て国内の工場で生産されている製品です。
コーヒー好きも満足できる UCC お・い・し・いカフェインレスコーヒー
アラビカ豆100%使用し、コーヒー好きでも満足できるおいしいカフェインレスコーヒーです。
液体二酸化炭素抽出法によりカフェインを安全にカットしながら、上品な酸味と余韻の残るおいしい味わいを実現しています。カフェインを気にする方に最適なインスタントコーヒーです。
飽きのこない味わいの UCC インスタントコーヒースティック
ロングセラー「UCCカップコーヒー」のスティックタイプです。
飽きのこない味わいでアウトドアやオフィスなどで携帯用として活用できます。どこでも簡単に毎日手軽においしいコーヒーが飲みたい方にぴったりです。
4つの味が楽しめる AGF マキシム ブラックインボックス アソート
厳選したコーヒー豆を丁寧に焙煎したインスタントコーヒーです。
「コロンビア・ブレンド」「ブラジル・ブレンド」「モカ・ブレンド」「キリマンジャロ・ブレンド」の4つの味が楽しめるアソートボックスとなっています。オフィスや家庭で楽しむのはもちろん、コーヒー好きの方へのプチギフトとしてもおすすめです。
インスタントコーヒーについてのまとめ
- インスタントコーヒーとドリップコーヒーの違いはコーヒー豆の抽出液を粉末や顆粒状に加工したものか、豆を挽いて粉状にしたものかといった点です。
- インスタントコーヒーの最大の魅力はその手軽さで、後片付けも簡単です。
- インスタントコーヒーはパッケージのタイプをはじめや香りや味、飲み方、メーカー、カフェインの有無などで選びます。
- 手軽なインスタントコーヒーはプレゼントにもおすすめです。