この記事では、自分に合った枕選びのポイントと、寝心地のよいおすすめな枕を紹介します。
特に就寝中の頭を支える枕は重要です。
朝目覚めた際に、肩や首の痛みや、ぐっすり眠れていないと感じる方は、寝具に原因がある場合が少なくありません。
この記事を読むことで、自分に合った枕購入の検討が出来ます。
目次
自分に合った枕を選ぶ重要性
人は一日のおよそ3分の1の時間を、睡眠により横になった状態で過ごします。枕選びが重要な理由は、睡眠中の頭には負荷がかかるためです。
合わない枕を使用していると、肩こりや首の痛み、いびきなどが酷くなってしまいます。
枕を変えることで痛みやいびきを軽減し、睡眠の質を上げることが出来ます。
枕選びのポイント
自分に合った種類で選ぶ
枕の種類は、高さやサイズ、素材、就寝時のスタイルなどを考慮し、自分に合ったものを選ぶとよいでしょう。
高さで選ぶ
身長や体格、性別などで、適した枕の高さは違ってきます。高すぎても低すぎても良くありません。
それぞれの好みもありますが、一般的には体格の良い方や男性は高め、細見の方や女性、子供は低めが良いといわれています。
仰向けになったときに首の後ろに隙間ができないものは、首への負担が軽くなります。
いびきの酷い方は特に高さに注意し、自然に楽な呼吸ができるものにするとよいでしょう。
就寝時のスタイルで選ぶ
仰向けで寝る場合は、首が不自然に反っていたり丸まっていたりせず、自然なカーブを描くものがおすすめです。
横向きの場合は肩幅と同じ高さで、頭から背骨がまっすぐになる高さを選ぶとよいでしょう。
サイズで選ぶ
サイズは一般的に多く販売されている基本サイズか、少し小さめのものや、ホテルなどでよく使用されている少し大きめのタイプがあります。
基本サイズは、一般的な日本人に合わせて作られています。どれが良いか迷う場合は基本サイズを選ぶとよいでしょう。
大きめサイズは寝返りをよくする方や、ふんわりと包み込まれるような寝心地が好みの方におすすめです。
腰当てやクッション代わりに使われる方にもおすすめです。
自分に合った素材を選ぶ
枕の中に使用される素材は、綿やポリエステル、羽毛、パイプ、低反発など様々なものがあります。
どの素材が適しているということはなく、自分に合った素材を選ぶとよいでしょう。
柔らかいものからしっかりと頭を支えてくれる少し硬めのもの、高さ、寝心地などが素材によって違います。
お手入れの方法も考慮しておくとよいでしょう。
- 綿・ポリエステル
綿やポリエステルは、比較的安価で一般的によく販売されています。
長く使い続けるとへたってくるため、長期間の使用はできません。
ほとんどの商品で水洗いができるため、清潔に保つことが出来ます。 - 羽毛
羽毛はふんわりと柔らかく、頭を包み込むような感触があります。吸湿や保温性が高い素材で、夏は涼しく、冬は暖かい事が特徴です。
羽毛にはダウンとフェザーがあり、ダウンは高級で値段も高くなりますが、ふんわりとしているのが魅力です。
フェザーはダウンよりもお求めやすくなっていますが、羽毛の骨の部分が残った状態であるため、ダウンよりも硬さを感じるでしょう。 - パイプ
パイプはプラスチック素材であるため、ダニなどの心配がありません。
通気性が良く洗濯もしやすいため、清潔に使うことができます。
少し硬めでしっかりと頭を支えてくれる素材です。
パイプのみの販売もあり、量を調節することで高さを変えることができます。 - 低反発ウレタン
低反発ウレタンは、頭の形や姿勢に沿って沈み込むため体の形にフィットし、肩や首に負担がかかりにくい人気の素材です。
しかし、蒸れやすく洗濯など水洗いができないものが多く、お手入れが難しいというデメリットがあります。
寝具に合わせたデザインやサイズで選ぶ
寝具の上に枕を置いた際の違和感をなくすため、寝具との色合いをあわせるデザインを選ぶとよいでしょう。
どうしても合わせる枕が無い場合は、枕カバーを寝具と合わせるという方法もあります。
寝具の幅いっぱいに置けるロング枕も人気です。羽毛や低反発素材のロング枕は寝返りを打つのも楽で、抱き枕としても使うことが出来ます。
寝具に合わせたサイズ感も重要です。
ベッドの場合は幅いっぱいに枕を並べたり、ホテルのように大きさの違う枕や、クッションをたくさん置くと高級感が生まれます。
枕のおすすめ品(日本製)
羽毛布団のこだわり安眠館 パイプ枕は硬めのパイプが魅力
羽毛布団のこだわり安眠館 パイプ枕は、バージンパイプと呼ばれる、再生品ではない新品のパイプを使用した日本製のパイプ枕です。
新品であるため臭いもなく、しっかりとした硬めのパイプを使用しています。
パイプを出し入れできるファスナーがあり、高さ調節も可能です。洗濯で素材まで洗うことができ乾燥も早い事が魅力でしょう。
ottostyle.jp 高反発ロングピローは寝返りをよくうつ人におすすめ
ottostyle.jp 高反発ロングピローは、幅100㎝のロングピローで二人使いはもちろん、寝返りをよくうつ人にもおすすめです。
高反発で、頭部の沈み込みが少なく寝返りを楽に行うことが出来ます。
カバーは気軽に洗濯でき、清潔に保つことができる上、素材であるウレタンの劣化を防ぐインナーカバーもついています。
枕のおすすめ品(日本製以外)
Maywind 低反発まくらは人体工学を踏まえた形が魅力
Maywind 低反発まくらは、人体工学から生まれた形状で頭部から首までしっかりとサポートしてくれる低反発枕です。
蛍光剤や漂白剤などが使われておらず、抗ダニや抗菌加工されており、通気性も高いため安心して使うことができます。
Agedate 高反発枕は高品質のポリエステルが魅力
Agedate 高反発枕は、羽毛のような柔らかさのある、高品質のポリエステルを使用した枕です。
綿の出し入れが可能であるため、好みの高さに調節可能です。
抗菌、除臭、防ダニ加工で虫がつきにくく、洗濯機で丸洗いができるため清潔に保つことが出来ます。
型崩れもしにくく、朝までふんわり感が続く品です。
Liwehor Japgorは首や肩にフィットする形が魅力
Liwehor Japgorは、寝ている姿勢がどんな状態でも首や肩にフィットするオリジナルの形をした枕です。
弾力と復元力があり、変形しにくい低反発の素材は通気性も良く、カバーは洗濯可能で清潔に使うことが出来ます。
枕のおすすめ品についてのまとめ
- 睡眠時間は1日の3分の1ほどあり、睡眠中は頭や首、肩に負担がかかります。肩こりや首の痛み、また睡眠の質を上げるためにも自分に合った枕を使うことが重要です。
- 自分の体格に合わせた高さで首の痛みやいびきを抑制し、仰向けや横向きなどの睡眠姿勢に合わせた形やサイズを選びましょう。
- 枕の素材にはさまざまなものがあり、それぞれの好みで選ぶことが大切です。羽毛や綿、ポリエステルなどはふんわりとした使い心地で、低反発は首や頭の形にあわせて変形し、パイプは洗濯しやすく清潔に使うことができます。
- 寝具の雰囲気に合わせたデザインや色の枕を選び、枕カバーを合わせるとよいでしょう。ベッドの幅いっぱいのロング枕は寝返りをしやすくすることができます。